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「よくぞ引き受けた」「一生忘れない」トップ清純派女優が挑んだ“大胆な体当たりシーン”に騒然…10代でみせた“生々しい名演”

  • 2026.4.9

作品ごとにまったく異なる表情を見せ、見る人の心を一瞬でつかむスターがいます。今回は「衝撃の"体当たり演技"で魅せた女優Part2」をテーマに5名をセレクトしました。

本記事ではその第2弾として、新垣結衣さんをご紹介します。モデル出身の清純派が、10代にして体当たり演技に挑み、やがて国民的女優へ。コメディからシリアスな人間ドラマまで、作品ごとに異なる顔を見せ続ける新垣さんの女優魂とは――。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

華やかなデビューと「人見知り」の苦悩

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ブルーリボン賞を受賞した新垣結衣(C)SANKEI

新垣結衣さんは、2001年にローティーン向けファッション誌『ニコラ』のオーディションでグランプリに輝き、モデルとして芸能界への第一歩を踏み出しました。お姉さんの勧めで応募したオーディションでしたが、最終審査でプロにメイクを施してもらい、実際の撮影さながらの体験をしたことが良い思い出になったといいます。

その後、2005年放送のテレビドラマ『sh15uya-シブヤフィフティーン-』でヒロイン役に抜擢され、女優デビュー。2007年には映画『恋するマドリ』『ワルボロ』『恋空』に立て続けで出演し、日本アカデミー賞をはじめとする国内主要映画賞で新人賞を受賞しました。

華やかなデビューの裏側には、人見知りな性格ゆえの知られざる苦労もありました。初対面の人と打ち解けることが苦手で、うまく楽しませてあげられているかどうか不安になり、緊張からぎこちなくなってしまうこともあったそうです。それでも周囲に気を遣わせないよう、現場では自ら少しふざけてみせるなど、自分をほぐしながらコミュニケーションの糸口を作る努力を重ねたといいます。

そんな新垣さんは、現在では数々の話題作に出演し、人気女優としての確固たる地位を築いています。

10代の新垣結衣が魅せた“体当たり演技”

新垣さんの“体当たり演技”を語るうえで欠かせないのが、2007年公開の映画『恋空』です。

同級生と運命的な恋に落ちるも、元カノからの嫌がらせや暴行被害、流産など、想像を絶する試練に翻弄されるヒロイン・美嘉を熱演。落とした携帯電話を拾ってくれたことをきっかけに、金髪で不良っぽいヒロ(故・三浦春馬さん)に惹かれていく姿を、当時10代だった新垣さんが瑞々しくも色香がにじむ演技で表現しました。衝撃的な大胆シーンに挑んだ新垣さんにSNSでは「よくぞ引き受けた」「一生忘れない」など、称賛の声が。

命を燃やすような純粋さがスクリーンに焼きつけられ、清純さの奥に潜む複雑な感情までをも繊細に生々しく体現した本作は、新垣さんの演技の幅広さを印象づける一作となりました。

『逃げ恥』からリアル電撃婚へ

そんな新垣さんの代表作として広く知られるのが、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBSテレビ系)と『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(フジテレビ系)の2作品です。 

『逃げ恥』では、職なし・彼氏なしの森山みくりを演じ、星野源さん演じる津崎平匡との「契約結婚」から始まる関係をコミカルに表現。新垣さんが醸し出す絶妙な笑いに、「可愛すぎる」「ガッキ―も逃げ恥も大好き!」「永久保存版」「私の人生の宝物」といった賞賛の声がSNSにあふれました。

また、同作での共演が縁となり、2021年に星野さんと結婚。「ドラマより熱い展開」「本当に結婚して嬉しい!」「日本中が祝福してるはず」「末永くお幸せに」と大きな話題を呼びました。

一方、『コード・ブルー』シリーズでは、真面目で優秀ながらもプレッシャーに弱い優等生・白石恵を好演した新垣さん。シーズンを重ねるごとに失敗や葛藤を乗り越え、チームを引っ張るリーダーへと成長していく姿を体現しました。自己主張の少ない役柄の内面を、その時々の表情や仕草で丁寧に描き出す繊細さと共感力の高さが、この作品でも存分に発揮されています。

『逃げ恥』のようなラブコメディから、シリアスな場面の多い医療ドラマまで、まったく作風の異なる2作品を演じ切っている演技の幅が、新垣さんならではの魅力といえそうです。

難役へも果敢に挑戦――新垣結衣の現在地

近年も、新垣さんの挑戦はとどまるところを知りません。2023年の映画『正欲』では、ある秘密を抱えて世間との断絶を望む販売員・桐生夏月を演じ、これまでのイメージとは対極にある難役に挑みました。

2024年には映画『違国日記』で人見知りな小説家・高代槙生役として主演を飾ったほか、アニメーション映画『きみの色』ではシスター日吉子の声優も務めています。

さらに2026年1月より配信されている映画『教場 Reunion』では、過去映像のほか電話越しの声のみの出演ですが、事件の捜査を動かす重要な情報提供者として登場しました。

10代の『恋空』で命を燃やすような全力の演技を見せ、『逃げ恥』でお茶の間を笑顔にし、『コード・ブルー』で繊細な人間ドラマを体現してきた新垣さん。近年はこれまでのイメージを覆す役柄にも果敢に挑み、その表現の幅はさらに広がり続けています。作品ごとに異なるキャラクターの葛藤や苦悩に全身全霊で向き合い続けるその姿勢こそ、新垣結衣さんが「衝撃の"体当たり演技"で魅せた女優」と呼ばれるゆえんではないでしょうか。


※記事は執筆時点の情報です