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主将・平野美宇が引き寄せたクラブ初の連覇「木下アビエル神奈川で勝てたことがうれしい」 “盟友”早田ひなを撃破でつかんだ涙の1勝【Tリーグ】

  • 2026.3.29
Tリーグ連覇を果たした木下アビエル神奈川 撮影:SPREAD編集部
SPREAD : Tリーグ連覇を果たした木下アビエル神奈川 撮影:SPREAD編集部

卓球のTリーグは28日、東京都の国立代々木競技場第二体育館にて「ノジマTリーグ2025-2026シーズン プレーオフ女子ファイナル ノジマday」が行われ、木下アビエル神奈川は日本生命レッドエルフと対戦。マッチカウント3-2で勝利し、2年連続3度目の優勝を成し遂げた。

■指揮官は「ラストは平野選手」

レギュラーシーズンを2位で通過したKA神奈川は、21日のセミファイナルで日本ペイントマレッツに3-0で勝利。チーム初の連覇をかけて、過去5度の優勝を誇る日本生命に臨んだ。
そんな大一番でチームに勝利を引き込んだのが主将の平野美宇。今季はレギュラーシーズンで張本美和、長﨑美柚といった選手が国際大会出場で不在の試合が続いた中、チームの屋台骨として奮起。第5マッチのビクトリーマッチを5試合戦い4勝1敗でベストオーダー賞を受賞するなど、1ゲームマッチの戦いで研鑽を積んできた。
そんな中、この日は第4マッチで世界卓球日本代表にも名を連ねている面手凛に序盤、安定したレシーブが光り、2-0とリードしたものの3ゲームを奪われて逆転負け。エース格の張本美を第1マッチのダブルス、第2マッチのシングルスで2点起用していた中、王子嘉樹監督は「張本選手を2点で出した時点で“ラストは平野選手”と僕の中で決まった」とコメント。シーズン中から信頼を寄せてきた主将に苦しい状況の中でのビクトリーマッチ出場を託した。

■2000年生まれの盟友・早田と大一番

対するは日本生命の絶対的エースで今季から主将も担う早田ひな。2000年生まれの黄金世代で、五輪でも共闘してきた盟友と優勝をかけた戦いが実現した。
試合は先に平野が4連続ポイントで流れを握るも、百戦錬磨の早田が中盤に一気に追い上げ7-7とし、さらに9-8と勝ち越されて再び苦しい立場に追い込まれた。
それでも「最後の2本の中で特に9-9からの1本、長いサーブが来た時にフォアに打ち抜いたプレーが会場の雰囲気を巻き込んで自分のペースにできたと思います」と振り返ったように、終盤に再び集中力を発揮し、最後は11-9で勝利。試合後にはプレッシャーから解放され涙も見せた平野だが、シーズン通してKA神奈川を支えてきた25歳が最後の1点を掴み、クラブに初の連覇をもたらした。
平野は勝利のポイントとして“対早田への慣れ”と“ビクトリーマッチでの経験値”の2点を挙げながら、「頑張ってよかった」と安堵の声。平野に対してはプレーオフMVPに輝いた張本美も「4番で負けてしまっても、5番で切り替えて9-9から勝利して(MVPに)ふさわしいと思った」と賛辞を贈られた。
「監督やコーチもいろいろ言ってくださって、張本選手や長﨑選手も4番の後などに声をかけてくれた。それがすごく力になって、木下アビエル神奈川で一緒に練習しているチームで勝てたことがすごくうれしい」
日本生命や日本ペイントマレッツなどと最後まで首位争いを演じた今季のKA神奈川。最終盤のプレーオフで最後に白星を掴んだのは、苦しい時期も経験しながらチームを支え続けた25歳の主将・平野美宇だった。

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