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メーガン妃の次なる一手とは? Netflix番組の“季節化”説とブランド戦略の転換点を探る

  • 2026.3.28
jenna peffley

メーガン・マークルとヘンリー王子、そしてNetflixの現在の関係を詳しく報じた『ヴァラエティ』誌の最新報道。コラボレーションの内情や、関係者の証言、これまでの経緯についてなど、興味深い話が並ぶなか、ひと際気になる発言があった。

メディア報道で浮かび上がった新展開

それは、サセックス公爵夫妻の広報担当者が語った「『ウィズ・ラブ、メーガン』は季節ごとのスペシャル番組として継続される」というものだ。昨年、2シーズンとホリデースペシャルが配信されて以降、このライフスタイルシリーズに関する初のニュースであり、第3シーズンの制作がまだ決まっていない今、今後の展開を占うヒントとなりそうだ。

「ウィズ・ラブ、メーガン」は新たな見せ方を模索

「ウィズ・ラブ、メーガン: クリスマス・スペシャル」(2025)。 Aflo

番組の新たな方向性は、メーガン妃自身の発言からも見えてくる。2025年10月、『フォーチュン』誌主催の「最も影響力のある女性2025」に登壇した妃は、ホリデースペシャルについて言及。「今年は学びの多い一年でした。2シーズン各8エピソードというのは大きな挑戦です。『SUITS/スーツ』での経験から制作の大変さは理解していますし、今は視聴者が多様な長さのコンテンツを求めていることも実感しています」と語った。

さらに、「30分の番組も魅力的ですが、2分でレシピを届けるにはどうすればいいのか。それをどこで発信し、ブランド『アズ・エヴァー』としてどう成長させていくかを試しているところです」と明かし、短尺コンテンツへの展開を視野に入れていることを示唆した。

Netflixの提携終了でメーガン妃のブランドは独立フェーズへ

メーガン妃が自身のブランド「アズ・エヴァー(As Ever)」のプロモーション写真に登場。 As Ever

今月初め、Netflixと「アズ・エヴァー」は提携解消を発表した。「アズ・エヴァーは、サービス開始から最初の1年間、Netflixとのパートナーシップに感謝しています。私たちは有意義かつ急速な成長を遂げ、アズ・エヴァーは今、自立する準備が整いました」とブランドの広報担当者は述べた。「これからエキサイティングな1年が待っており、詳細をお伝えするのが待ち遠しく思っています」

Netflixは次のように付け加えている。「メーガンが日常の瞬間を美しくシンプルな方法で高めることに情熱を注いでいることが、『アズ・エヴァー』ブランドの誕生につながりました。私たちはそのビジョンを実現する一助となれたことを嬉しく思います。当初の予定通り、メーガンは今後もブランドを成長させ、独立して次の段階へと進めていくでしょう。世界中の家庭に喜びをもたらし続ける彼女の活躍を、私たちは心待ちにしています」。今回の決別は円満なものだったようだ。

裏でささやかれるNetflixとサセックス公爵夫妻の摩擦

アカデミー賞授賞式に出席するテッド・サランドスと妻のニコール・アヴァント。 Michael Buckner / Getty Images

しかし、『バラエティ』誌の記事の詳細からは、Netflixとサセックス夫妻の関係について、バラ色の見通しではないことが伺える。例えば、同誌は次のように報じている。「関係者3人によると、Netflixのテッド・サランドス最高経営責任者(CEO)は夫妻にうんざりしている。(中略)同様に、最高コンテンツ責任者(CCO)のベラ・バジャリアもサセックス夫妻の仲裁に疲れ果てていると言われている」

同誌はメーガン妃がNetflixとのビデオ会議中に内容に腹を立てて席を立ったことや、ヘンリー王子の発言を遮るような振る舞いなど、具体的なエピソードを交えてNetflixが妃との協働に難しさを覚えていたという関係者の証言を紹介。サセックス夫妻の弁護士マイケル・J・クンプはこれらの証言に対していずれも偏った見方だと批判している。

表立っては関係悪化を否定

Netflix最高コンテンツ責任者(CCO)のベラ・バジャリア。 Arturo Holmes / Getty Images

Netflixの広報担当者は、サランドスとバジャリアが夫妻への信頼を失ったというのは「全くの誤り」だと主張。また、バジャリアは「アーチウェルは思慮深く協力的なパートナーであり、ハリーとメーガンとの仕事は本当に楽しかった。彼らはストーリーテリングのプロセスに深く関わっており、私たちのメンバーが共感する影響力のあるプロジェクトの方向性と一致する、独自のグローバルな視点をもたらしてくれる」と述べた。

サセックス夫妻の弁護士であるマイケル・J・クンプも、『バラエティ』誌宛ての書簡の中で、サランドスが弁護士同席なしにはメーガン妃と話さないという記述について、「これは明らかに虚偽です。実際、メーガンはサランドスと定期的にメールや電話で連絡を取り合っており、弁護士なしで彼の自宅を訪れたこともあります」と述べている。

契約は次のフェーズへ。問われるのは新企画と実行力

Ronald Martinez / Getty Images

内情がどうあれ、彼らの関係性が変化していることは契約形態のシフトからも明らかだ。サセックス公爵夫妻のメディア制作部門のアーチウェルプロダクションとNetflixは1億ドルとも言われた5年間の包括契約を昨年満了し、新たに企画ごとに優先交渉権を与えるファーストルック契約を結んだ。

これまでの代表作は2022年のドキュメンタリー「ハリー&メーガン」や、本記事で主題となっているメーガン妃のおもてなし番組「ウィズ・ラブ、メーガン」のほか「ハート・オブ・インビクタス -負傷戦士と不屈の魂-」、「世界を導くリーダーたち: 信念は社会を変えた!」、「POLO/ポロ」など。王室の舞台裏に踏み込み大きな話題を呼んだ「ハリー&メーガン」は確かな成功を収めた一方で、それ以外のタイトルについては、Netflixが投資に見合う成果を回収できたと評価するには難しい面も指摘されている。

今後はメーガン妃の出演も噂されるポロを題材にしたドラマシリーズのほか、恋愛小説『The Wedding Date』や『Meet Me at the Lake』の映画化がプロジェクトとしてリストアップされているが、後者は制作発表からすでに3年近くが経過しており立ち消えの噂もささやかれている。

視聴者とNetflixの双方を納得させるには、発想をかたちにし、最後までやりきること。いまメーガン妃に求められているのは、その実行力だ。

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