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日中のパジャマ=デイジャマ、レトロパンティなど注目トレンド満載! “下着のパリコレ”をリポ

  • 2026.3.27
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“下着のパリコレ”パリ国際ランジェリー展とは?

Courtesy of WSN

「パリ国際ランジェリー展(SALON INTERNATIONAL DE LA LINGERIE)」は、毎年1月に、フランス・パリのポルト ド ベルサイユ見本市会場で開催される下着、水着、アクティブウェアのトレードショー。2026年も1月17日から19日まで開催された。誰もが知るトップブランドからデビューしたてのニューカマーまで、31カ国から220ブランドが出展し、92カ国からバイヤーやプレス関係者が来場することから“下着のパリコレ”と評されることも。

ランジェリーとファッションの展示会を往来

フランスのランジェリーブランドが最寄り駅をジャック! Hearst Owned

今年の「パリ国際ランジェリー展」が例年と大きく違っていたのが会場の構成。これまでは同展と、下着や水着の素材・資材展「アンテルフィリエール パリ」が同じフロアで開催されてきたが、今年はファッションの展示会「フーズネクスト(WHO’S NEXT)」や「ビジョルカ(BIJORHCA)」、インテリアの展示会「ショッペ オブジェクト パリ(SHOPPE OBJECT PARIS)」も、同じ建物の1〜3階に集結した。

この展示会の構成が示すように、ランジェリーとファッション、部屋着と外出着のボーダーレス化はますます進んでいる。普段のコーディネートに取り入れたくなるランジェリーや、外着として着られるパジャマ=デイジャマ、進化するガードルなど、2026年に注目すべきランジェリートレンドとおすすめブランドを解説!

【トレンド1】ドットプリント

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黒×白のクラシックムードが新鮮!

ランジェリーに用いられる柄と言えばフラワープリントが定番の中、今シーズンはドットプリントが急浮上。カラーリングは黒×白に的を絞って、クラシカルムード。中には、「ノブレスオブリージュ」のように、大小のドット柄を展開して重ね着を提案するブランドも。すっかり定着したシアートップからブラを透けさせる着こなしも、ドット柄のブラで差をつけるのも良さそう。

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ノブレスオブリージュ(Noblesse Oblige)
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ロンドンのトレンドセッター「ノブレスオブリージュ」のインスピレーションは、エイミー・ワインハウス。ランウェイに登場した黒×白のコーデは、ドットプリント=トレンドを強烈に印象づけた。

アンダーステイトメント(UNDERSTATEMENT)
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スウェーデン・ストックホルム発のブランド「アンダーステイトメント」。創業者のマリーとマリアは、女性がありのままの自分でいられる下着を目指し、2017年に創業。モデル起用も多様性を重視し、下着で女性たちをエンパワーする。

デスモンド&デンプシー(Desmond & Dempsey)
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ロンドン・ブリクストンにスタジオを構える「デスモンド&デンプシー」はジョエルとモリーが2014年に設立したパジャマブランド。スタンダードなシャツパジャマに独創的なプリントをのせ、休息の時間をセレブレイトするアイテムとして提案する。

【トレンド2】ダスティ&ペールピンク

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ニュアンスのある大人のトレンドカラー

ディープカラーが多い秋冬シーズンにおいて、鮮度を放っていた色がピンク。ちょっと落ち着いたトーンのピンクは甘さも抑えめで肌なじみも良く、大人の女性にぴったり。写真はショップに見立てたトレンドフォーラムの一角。そこでもトレンドカラーとしてピンクのバリエーションがフィーチャーされていた。

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カリダ(CALIDA)
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スイス発ブランド「カリダ」は、“Quality in every moment”をコンセプトに、肌触りの良さと機能性を兼ね備えたインナーを展開する。多くの人に愛されるベーシックスタイルにダスティピンクを取り入れて、コレクションをアップデート。

シャンテル(CHANTELLE)
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今年150周年を迎えるフランスブランド「シャンテル」。定番ラインの“シャンゼリゼ”に新色として加わったのがピンククラウド。フェミニンなこのスリップは、サステナブル素材である、木材パルプを原料とする再生繊維リヨセルを100%使用している。

リズ シャルメル(LISE CHARMEL)
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フランス・リヨンを拠点とする「リズ シャルメル」は、揺るぎない正統派エレガンスを示す存在。写真はブースで披露したショーのひとコマ。選び抜かれたぜいたくな素材だからこそ表現できるピンクは、肌と溶け合うことで気品ある美しさがより際立つ。

【トレンド3】ボディスーツ

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トップスとしての役割を果たすウェアに進化

パリジェンヌのワードローブに定着しているボディスーツ。これまでの「見せてもOK」のランジェリーから、「見せることが前提」のトップスとしての役割を担うウェアに進化し、カジュアルなデザインもぐんと増えた。2024年にデビューしたボディスーツ専門ブランド「ノー コメント」はその流れを象徴するような存在だ。

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ノーコメント(NO COMMENT)
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「ノーコメント」デザイナーのクリステルは元ドキュメンタリー映画の監督という異色の経歴の持ち主。8歳のときからボディスーツが好きで、満を持して自分が一番快適と思えるスタイルのボディスーツを完成させ、ブランドをスタート。ランジェリー業界に新風を吹き込む。

オーバドゥ(Aubade)
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“誘惑”をコンセプトとするフランスを代表するブランド「オーバドゥ」も、近年ボディスーツに力を入れている。新作は繊細なフローラルレース使いで、タックを寄せたウエストデザインがポイント。サイズはSからXLまで展開あり。

アトリエアムール(ATELIER AMOUR)
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官能的なデザインを優雅なムードで魅せるフランスブランド「アトリエアムール」。ボタンで留めるフロントと裾のフリルがセクシーな中にかわいさをプラスし、特別な存在感のボディスーツに仕上がっている。インするブラジャーとのコーデで、さらにオリジナリティを発揮して。

【トレンド4】レトロパンティ

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心和ませる素朴なほっこりシルエット

厳しい現実に疲れ、古き良き時代に思いを寄せる世相を反映してか、レトロムードのデザインが多く見受けられた今シーズン。ブルマータイプの懐かしいシルエットや、ビンテージ風レース使いのショーツに注目が集まった。LA発のショーツブランド「ル ブドワール ロサンゼルス」のギャザーソングはその代表格。

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ル ブドワール ロサンゼルス(Le Boudoir Los Angels)
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ロサンゼルスでランジェリーショップを運営するクレメンスがローンチしたブランド「ル ブドワール ロサンゼルス」。生地はデッドストックで、スタイルはソングのみ。1950年代のピンナップスタイルを今によみがえらせる。

スカーレット アトリエ(Scarlette Ateliers)
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インドのプリント素材や刺しゅうなどの手仕事を大切にするフランスブランド「スカーレット アトリエ」。小さなハートの刺しゅうはこのブランドならでは。洗いざらしのようなコットンの肌触りが心地いい。

ランジェリーク(ĽANGÉLIQUE)
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日本ブランド「ランジェリーク」も出展。同ブランドならではの上質な素材とかれんな刺しゅうは、大切に手作りされたアンティークのようなたたずまい。かわいさの中に上品さが宿る大人の白ランジェリー。

【トレンド5】ブラワンピース

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造形美が光るフォルムでドレスアップにもOK!

スリップを取り入れたランジェリールックから一歩踏み込んで、「オーバドゥ」をはじめとする老舗下着ブランドは、技術力を生かしたブラワンピースを続々とリリース。ブラジャーとスリップを合体させ、そのままワンピースとして着られるデザインで、下着ブランドならではの造形美と職人技によるレースが華を添える。

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シャンテル エックス(CHANTELLE X)
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フランスの下着メーカー シャンテルグループの中でも、最もファッション性の高いプレステージブランドが「シャンテル エックス」。裾にあしらわれたリバーレースから透ける光が肌に陰影を生み、センシュアルなムードを盛り上げる。

リズ シャルメル(LISE CHARMEL)
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「リズ シャルメル」のブラワンピースも“レースの女王”と呼ばれるリバーレースを使用。控えめな輝きを放つシルクサテンとのコンビネーションに、老舗ブランドの風格が漂う。マニッシュなジャケットとのコーディネートもおすすめ。

【トレンド6】ハイウエストガードル

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スタイルアップを叶えるワードローブの必需品

ボディラインを整えるシェイプウェアは、軽くて薄い機能素材を使っておしゃれにアップデート中。服を着たときの凸凹をなくすソリューションウェアとして浸透している。今シーズンはハイウエストガードルが充実で、中には腰部分がVカットになって大胆な背中見せに対応したものも。もはや、ガードルはワードローブの必需品と言えそう。

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シモーヌペレール(SIMONE PÉRÈLE)
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フランスの老舗ブランド「シモーヌペレール」が2025年にローンチしたシェイプウェアライン“ボディース”。このジャカード柄は1970年代のアーカイブからインスパイアされたもの。ミニマルなデザインの中にもセクシーさを感じるカッティングを大切にしている。

ワコール ヨーロッパ(Wacoal Europe)
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ヨーロッパで「ワコール」のシェイプウェアはテクノロジーに裏付けられた優れた下着として、不動の人気を誇る。今シーズンは3種類のガードルが発売され、そのうち2種類がハイウエスト。裾に縫い目がなく、フラットなシルエットを追求。

ディム(DIM)
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フランスのアンダーウェア&レッグウェアブランド「ディム」は、ボンディング(接着)技術によるフラットシルエットのシェイプウェアが充実。価格も手頃でスーパーでも買えるブランドだから、デイリー使いとして活躍しそう。

【トレンド7】ガーリーシルク

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上質素材をキュートなデザインでアピール

シルクと言えば、高級素材の代表。ベーシックなデザインやエレガントなアイテムに使われることが多かったけれど、今展ではガーリーなデザインで展開するブランドが登場。初出展となった「グワグワレディ」は、シルク素材のみを使う中国ブランドで、デザインもバラエティ豊か。シルクを身近な素材として提案する。

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メゾン マネア(Maison Manea)
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2024年6月にデビューしたニューカマー「メゾン マネア」。イタリアのシルクを使って、パリで縫製。表も裏もシルクを使い、リバーシブルで着用できるのが特徴。寝るときも外出するときも24時間着ていたいと思わせるウェアを目指している。

ジ・インテリオール(THE INTERIOR)
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ヨーロッパナイズされたデザインと、自社アトリエの技術力の高さが評価されている中国ブランド「ジ・インテリオール」。バンドゥタイプのブラは、カップが内蔵されているから便利。上下のフリルがアクセントになっている。

【トレンド8】デイジャマ

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お出かけにもパジャマの新常識

ルームウェアと外出着はどんどんボーダーレスとなり、ハイブランドがパジャマを普段着として着用する“デイジャマ”を提案したこともあってか、今展ではパジャマブランドが充実。写真の「ナニーブラウス」のように、ビンテージムードのスタイルが今っぽさを感じさせる。「お出掛けにもパジャマ」は新常識となるかも!?

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ナニーブラウス(NanyBlouses)
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メイド・イン・フランスのパジャマブランド「ナニーブラウス」のスタイルアイコンは、1960年代のブリジット・バルドー。昼夜兼用の服として、上下を好きに組み合わせるミックス&マッチを提案。文字を刺しゅうするサービスも提供している。

ラリーダ ア パリ(𝐋𝐚𝐥𝐢𝐝𝐞 𝐚̀ 𝐏𝐚𝐫𝐢𝐬)
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18世紀のマリーアントワネットスタイルをコンセプトとする「ラリーダ ア パリ」。長年、テキスタイルデザイナーとして活躍したデザイナー、アデレードのスキルを存分に生かした柄とフレンチスピリットあふれるデザインが、その世界観を完成させる。

スカーレット アトリエ(Scarlette Ateliers)
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ベッドリネンからスタートした「スカーレット アトリエ」。パリでデザインし、南インドで生地が織られ、プリント、刺しゅうが施される。ネックラインのスモッキング刺しゅうはこのブランドのシグネチャー的ディティール。

【トレンド9】ハイブリッドウェア

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ランジェリー発想の次世代型クロージング

ランジェリーに使われてきた素材やディティールを用いながらも、水着ともパーティーウェアともとれるアイテムが続々と登場。「レオニー モーシャン」のような、これまでのカテゴリーでは分類できないアイテムが目立った。「こうあるべき」といった既成概念はどんどん破られ、着こなし方も着るシーンも自分次第。自由な発想で楽しみたい。

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レオニー モーシャン(Léonie mauchant)
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フランスブランド「レオニー モーシャン」のファーストコレクションは、タイツとスカートが合体した、その名も“スカートタイツ”。スカートはミニスカートにしても、伸ばしてベアトップにしてもOK。自分だけの着方を見つけて。

ヌーべ ライトウェア(NUBE Lightwear)
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シアー素材にリボンをあしらった、コスチュームのようなアイテムを展開する「ヌーべ ライトウェア」。それもそのはず、デザイナーは元ダンサー。ランジェリーの枠を超え、パーティーウェアやバーレスクの衣装などに使われることも多いそう。オーダーメイドにも対応している。

モーレア スイム(MOOREA SWIM)
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「モーレア スイム」のコンセプトは、“ビーチからパーティーまで”。水着でありながら、フェミニンなボトムを合わせれば、完璧なドレスアップスタイルが完成。お手入れも楽だから、汗が気になる夏のパーティシーンに大活躍しそう。

【トレンド10】シャイニーエレメント

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デイリーに楽しむキラキラアイテム

グリッター的プリントにスパンコール、金糸銀糸使いのエンブロイダリーレースまで、キラキラアイテムが増加中。ランジェリーだけでなく「アクアディココ」のような水着ブランドも同様。光る素材使い=ゴージャススタイルから、カジュアルな表現になっているのがこれまでとの違い。よりデイリーにキラキラを楽しもう。

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ネッテローズ(Nette Rose)
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南アフリカ発「ネッテローズ」は、本来シーズントレンドを取り入れたマルチカラーのエンブロイダリーレース使いが得意なブランド。そのブランドが今シーズンはスパンコールのキラキラボディスーツをラインアップ。デニムとのコーデも似合いそう。

ジ・インテリオール(THE INTERIOR)
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洗練されたデザインがランジェリーのプロからも一目置かれる中国ブランド「ジ・インテリオール」が選んだのは、ミステリアスにきらめくバラの刺しゅう。グリーンとブルーが複雑にミックスされた刺しゅうは、まるで素肌を飾るジュエリーのよう。

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