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「死んだザリガニを友だちと食べたい」9歳少女の願いに隠された“命の授業”…究極の食育に大人たちも感銘

  • 2026.3.26
探偵!ナイトスクープ
ABEMA TIMES

『探偵!ナイトスクープ』(テレビ朝日系)が3月20日に放送され、死んでしまったザリガニを食べて自分の中で生かそうとする9歳の女の子の様子が描かれた。

【映像】ザリガニを食べる様子(実際の映像)

視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する同番組。今回の「天国に行ったザリちゃんを食べたい」は、大阪府の小学3年生の女の子(9)から寄せられた次のような依頼だ。

『私は小学校3年生です。去年の6月に友だちとバーベキューに行きました。その時、みんなでザリガニや小魚を釣りました。帰る時にみんながザリガニや小魚を全部私にくれました。お家で1つの水槽に入れていたら、次の日びっくりしました。1匹のハサミが1つだけの大きいザリガニが、小魚も小さいザリガニも全部食べてしまっていました。私が自分で取ったザリガニも食べられていたので、正直、最初はちょっとムカつきました。でも、もう小魚もザリガニも返ってきません。だから、このハサミが1つのザリガニの中に、小魚もザリガニも生きていると思うことにして、この子を長生きさせてあげようと思いました。ザリガニは半年間元気に育っていましたが、2回目の脱皮の後、死んでしまいました。友だちに死んじゃったって言わないといけないなと思っています。それから、もう1つ考えました。このハサミが1つのザリガニを私が友だちと一緒に食べたら、私と友だちの中に、このザリガニや食べられた小魚やザリガニも生きることになるのかなと思いました。お母さんには汚いと言われましたが、ザリガニを冷凍庫に入れました。探偵さん、そのザリガニをみんなで美味しく食べるお手伝いをしてください』

この依頼を受け、永見大吾探偵が調査を開始した。普段から母親に「命を大切にしなさい」と教えられていた依頼者は、ただ捨てるのではなく「食べたら自分の中でザリガニや小魚たちが生きてくれる」という純粋な思いから、この決断に至ったという。

しかし、死んでから冷凍するまで時間が経っていたため、衛生面の不安があった。そこで専門家に確認したところ、解凍してアンモニアや納豆のような腐敗臭がしなければ食べられると判明。恐る恐る解凍して匂いを嗅いでみると、川やエビの匂いのみで腐っていないことが確認できた。

安全が確認できたところで、ザリガニを調理してくれるお店へ持ち込み、一度揚げてからニンニク風味の煮込み料理にしてもらうことになった。その後、一緒にバーベキューに行った友だちを呼び出し、「ザリガニを食べたらみんなの中でザリガニが生きてくれる」との思いを説明すると、友だちは賛同してくれた。

完成した7等分の「ザリちゃんの特製ニンニク煮込み」をみんなで実食。「ちょっと辛い」と言いながらも、命の重みを感じて無事に完食を果たした。子どもたちが自ら導き出した「命をいただく」という究極の食育の形に、大人たちも感銘を受ける結末となった。

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