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【元#2i2奥ゆい・1st写真集発売】お尻トレーニングをして臨んだ、雨の中の艶っぽい水着撮影。デビューから解散、写真集発売までを振り返る【インタビュー】

  • 2026.3.25

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2020年12月の結成から5年、2025年12月で5年間の活動に終止符を打ったアイドルグループ・#2i2。新たな道へと進みはじめた元メンバーの1人、奥ゆいが芸能活動の原点にも繋がる1st写真集『ゆいゆい』(KADOKAWA)を出版する。ベトナムでの撮影では、ウエディングドレス姿でのカットも。新たな一歩を踏む彼女に、#2i2での5年間や駆け抜けたラストイヤーの記憶、そして、写真集の撮影秘話を聞いた。

■特技のドラムとDJはグループでの経験があっての挑戦

――#2i2での5年間は、奥さんにとってどのような意味がありましたか?

奥ゆい(以下、奥):ライブもコロナ禍のスタートだったので、ペンライトの光だけでコールが禁止されていたんですが、最後はファンのみなさんがもみくちゃになって、歓声の上がるフロアも作れて、5年間で成長できたし「いいライブアイドルになれた」と胸を張れるぐらい素敵な時間を過ごさせてもらいました。

――元々、アイドルへの憧れはなかったんですよね。

奥:はい。芸能活動自体、被写体としての活動をきっかけに事務所からスカウトされて「暇だからやってみよう」みたいな感じでした。でも、根っから真面目な部分もあって、演技レッスンなどで「他の人に迷惑をかけないようにちゃんとやろう」としていた姿勢を評価していただき、#2i2に誘われたんです。結成当初は先輩のメンバーばかりだったし「自分はついていけないんじゃないか」と思うこともあったんですけど、尊敬できる素敵なメンバーたちのおかげで成長できて、アイドルを卒業する頃には「何か新しいことをはじめよう」と思って、ドラムやDJにも挑戦できるようになりました。

――特技のドラムやDJはグループがきっかけではじめたんですね。

奥:幼い頃から楽器はやっていて、6歳からエレクトーンを習っていて、小学校の金管バンドでドラムを初めて触ったんです。でも、本格的にはやったことがなくて。ロックバンドが好きなのでSNSでライブへ行った報告をしたり、ドラムを少し叩いてみたと報告したら反応がよくて、アイドルでゴリゴリのドラムを叩けるのは面白そうと思って、習いはじめたんです。DJは、他のメンバーが歌、水着のお仕事…と武器を持っている中、私は「パリピ陽キャ」の枠だったので(笑)、みんなを巻き込んでお酒も飲みながら楽しめたらと思ってやりはじめました。

――結成当初は大学生で、グループは「大学卒業まで」と決めていたとも聞きました。

奥:デビュー1年目は苦しくて、自分も#2i2も伸び悩んでいたし「いつまで続くんだろう」と思っていたんです。2年目の夏頃にグループでライブのスタイルが変わってきて、ファンのみなさんにも「めっちゃいいじゃん!」と言われるようになり、動員数が増えてきて「もっとやってみたい」となりました。何かのきっかけがあったわけではないんですけど、メンバーとの絆も深まり「この環境でやれるだけやってみたい」と気持ちが切り替わったんです。性格としても「迷惑をかけたくない」があったし、辛いことを目の前にしても根性だけはあるタイプでもあるのでしがみついて、辞めるなら「4人がいるうちで」と思っていました。

――そして、メンバーの総意によって解散が決まったんですね。

奥:少しずつ、メンバー間で話が出はじめたのは2024年内だったと思います。メンバーの休養によって4人が揃わない状況でライブを続ける時期もあったし、おたがいの方向性を話し合いながら自然と「区切りを決めて、そこに向かって全力で走り抜けよう」と決まっていったんです。でも、最後の1年は「ラストイヤーとしてツアーをやり、新曲もリリースして、全力で終わろう」とハッキリ決まってから「アイドルは難しい」とも思いました。頑張ってキラキラした姿をファンのみなさんにいつでも見せるのが大事だと思いますけど、そうはいかないときもあるし「このぐらいの期間であれば全力を見せられる」と決めるのも、誠意だったのかなって。ラストライブ「#2i2 LAST TOUR FINAL 『Pages of Us』」(2025年12月)を経て、メンバーだった(天羽)希純が「完成」と言っていたのは合っているなと思いました。

■#2i2では「やりきった」音楽活動への意欲も新たに

――2025年4月の解散発表後は惜しむ声もありましたが、メンバーとしてはどのような気持ちで活動していたのでしょう。

奥:応援してくださるみなさんには申し訳なさもあったんですけど、私は解散といっても「次に進む一歩」として前向きに捉えていたんです。発表からラストライブまではすべて全力でしたし、2025年5月にあった自分の生誕ライブに力をそそいで。初めてのソロ曲『OK, U'll Marry Me!』を歌い、ドラムを叩き、DJもステージで披露して、夢のライブを実現できました。夏の「TOKYO IDOL FESTIVAL 2025」(2025年8月)もですし、参加した当日の夜に立った建物屋上のSKY STAGEでは、最後だと知って泣きながら曲を聴いてくださるファンの方もいらっしゃいましたし、私も涙ぐんでしまい「今までありがとう」の気持ちを込められました。

――解散に向かうラストツアー「#2i2. LAST TOUR 『Pages of You』」(2025年9〜11月)では、小学校時代を過ごした北海道にも凱旋しました。

奥:メンバーの凱旋ライブに憧れていて、生誕ライブ以外で自分が主役になれるステージが叶いました。なじみのある地として、小学校時代に夏祭りで叩いたこともある和太鼓を披露したんです。自分の過ごした時間をファンのみなさんにも一緒に体験してほしくて、盆踊りも披露して、北海道でありながら「熱いライブにしよう」と意気込んで。現地では小学校当時の友だちと会えたし、山形に住む父もわざわざ北海道に足を運んでくれたので、気合が入っていました。

――#2i2としてのラストライブ「#2i2 LAST TOUR FINAL 『Pages of Us』」はいかがでした?

奥:振り返ると、デビューライブ(2020年12月)の当時は「今の自分を見て!」の一心で、まったく緊張していなかったんです。でも、ラストライブでは背負っている重さが変わったし、5年間の集大成だと思うと責任感も強いので、前半はずっと緊張していました。でも、10曲目に十味がソロ曲『ぽみっとSONG』を披露しているときに少し休憩できて、次に自分のソロ曲『OK, U'll Marry Me!』を披露してホッとしたのか、緊張もやわらぎました。グループのラストライブであっても、ソロ曲の時間だけは私だけのパフォーマンスになるし、メンバーカラーの黄色い光に染まったフロアで「ゆいちゃん!」と曲に合わせて名前を精一杯に叫んでほしいと思ったので、ステージからレスもいっぱい送りました。

――グループで経験した音楽活動を、今後も続けていく意思はありますか?

奥:はい。実は、ラストライブの翌々日ぐらいに体調を崩してしまったんです。ライブを休むことがなかったし、緊張の糸がほぐれたのか、それほどまで「#2i2にすべてを費やしていたんだ」と思います。グループとしてはやりきったという達成感も味わったけど、これからも音楽にはたずさわっていきたいです。昨年、DJとして参加した野外フェス「肉フェス 2025」で踊りながら曲を流すのが楽しかったので、アイドルの要素も組み込んでお客さんも巻き込むようなイベントに出演してみたくて。ドラムも続けていきたいし、バンドもやってみたいと思っています。

■黒髪バージョンのウエディングドレス姿に大満足な1st写真集

――3月25日には1st写真集を出版しますが、グループ解散後の新たな一歩となりそうですね。

奥:自分が出版できるとは思っていなかったので、うれしかったです。最初、軽めにお話を聞いたんです。たしか、同じく3月に1st写真集『あんちゅ』(KADOKAWA)を出版した森嶋(あんり)と出版のタイミングが近いと聞いて。でも、ライブの本番直前にサラッと言われたものだから「お、おお…」となりました(笑)。

――(笑)。被写体としての活動は、芸能界入りのきっかけとも繋がっています。

奥:大学時代に友だちのすすめでやりはじめて、その1年後くらいに事務所にスカウトされたんです。プライベートでも友だちと写真を撮り合うのが好きですし、インスタグラムでオシャレな写真を見るのも好きで。自分なりに「どの角度で撮るのがいいかな」「このポージングが好き」と、研究してきたので自信もあるんです。だから、色んな自分を表現できた1st写真集の撮影は、幸せな時間でした。

――こだわりあるお仕事に向けては、ボディメイクなどの準備も入念にして臨んだのでしょうか?

奥:#2i2のライブと並行する忙しい時期でしたけど、2月に2nd写真集『ぽみ』(集英社)を発売した十味、森嶋と同時期の撮影だったので、3人で「お尻トレーニングをしよう」と話したんです。グループの仕事の合間には揃ってヒップアップトレーニングをやっていました(笑)。元々、痩せやすい体質なので、痩せすぎないようにしっかり食べて、適度な筋トレも欠かさなかったです。

――それなら、ロケ地のベトナムには準備万端で渡ったんですね。

奥:ほぼほぼ、です。渡航前に体調を崩してしまったので不安もあったんですけど、撮影初日には元気になりました。でも、現地の天気が全日ほぼどしゃ降りだったんです。自分では晴れ女と思っていますし、水着の撮影で雨が降ったのは初めての経験でとまどいました。でも「雨の艶っぽさもいいんじゃない?」と切り替えて、採用されたカットやオフショットを見たらかわいく写っていたし、アリだなって思いました(笑)。

――(笑)。1st写真集のテーマ「運命の人を探す旅」にちなむ、ウエディングドレス姿でのカットも作品を象徴しています。

奥:うれしかったです。ファンのみなさんからも「ウエディングドレスでの作品が見たい」という声があったので。過去のフォトブック『僕だけの奥さん』で着た金髪バージョンのウエディングドレス姿に続いて、今作では黒髪バージョンを残せたので、大満足です。

――ちなみに、現実的な結婚願望はいかがでしょう?

奥:ドキドキの質問(笑)。もちろんあります。でも、グループが解散したばかりの今は一人での芸能活動がほぼ初めてなので、しばらくはお仕事に集中したいです。結婚は、ゆくゆくはという気持ち。娘のために頑張ってくれるお父さんのような人が理想で、お姫様扱いとはいかないまでも、優しくしてくれる人に憧れます。将来の結婚相手には、めいっぱい甘やかしてほしいです(笑)。

取材・文=カネコシュウヘイ、撮影=後藤利江

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