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読めそうで読めない!「欠伸」はなんと読む?→気になる正解は?【漢字クイズ】

  • 2026.4.16

言葉は常に変化しています。私たちが普段使っている言葉も、日本の長い歴史の中で形や読み方を少しずつ変えてきた結果として、今ここにあります。

今回ご紹介する「欠伸」という漢字も、昔の言葉に起源があるとされています。人間のある行為に関する言葉ですが、みなさんは正しく読むことができますか?

問題

「欠伸」はなんと読む?
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古語が由来の「欠伸」

「欠伸」の正しい読み方は「あくび」です。

みなさんご存知の通り、「眠いときや退屈したときなどに、自然に口が大きくあいて起こる呼吸運動」のことを言います。

古語と呼ばれる言葉を使っていた時代、「あくびをする」という意味で「欠ぶ(あくぶ)」という動詞が存在していました。これが時代とともに名詞化し、現在の「あくび」になったとされています。

また、「欠」は「人が口をあけている姿」を描いた象形文字であり、「伸」は「身体を伸ばす」ことを意味する漢字です。この二つが組み合わさった「欠伸」という表記を見ると、「あくび」の動作が実によく表現されていることが分かりますよね。

部首にも使われる「欠」

「歌」や「歓」など、口を開ける動作に由来する「欠」は漢字の部首としても用いられています。「かける」と呼ばれることもあります。

「欠」が使われる漢字には、その成り立ちから「人が口をあけること」に関連するものが多くあります。

人の動きを文字として表現し、それを他の文字にも応用できるなんて、漢字の成り立ちは実に面白いですね。


参考文献:明鏡国語辞典、新漢語林


文(編集):そこさん
元国語科教員。一文字でたくさんの意味を持つ漢字に魅了され、大学では中国文学を専攻し、漢詩について研究。とても身近なのに、意外と深くは知らない漢字。読むだけでちょっと賢くなれる、そんな豆知識をお届けします!