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元キャバ嬢だからと「金遣いが荒い」とレッテルを貼られてしまった妻。自分自身の正しい価値を見失った時にしてほしいこと【離婚カウンセラーインタビュー】

  • 2026.3.21

【漫画】本編を読む

夫の策略に嵌められ、借金を背負わされた妻の復讐を描く『夫がゴミだと気づいたので捨てさせていただきます』(ゴルゴンゾーラ:原作、とあじゃぱ:漫画/KADOKAWA)。はたして妻に逆転できる未来はあるのか。

元No.1キャバ嬢の菜々は、「会社のお金を使い込んだ」という夫・圭介のために、借金をしながらお金の工面をする。しかしそれは夫の仕掛けた罠だった。卑劣な印象操作で、逆転不可能な状況に追いやられた菜々…彼女はどう窮地を脱する? 本作の夫婦を例に、離婚カウンセラーでもある「家族のためのADRセンター」代表・小泉道子さんに、夫婦の在り方やお金についての話を伺った。

――本作の妻は、キャバクラに勤めていた過去から派手な人・金遣いが荒い人などとレッテルを貼られ、「自分自身」を見てもらえず委縮してしまっている女性です。自分自身の正しい価値を見失っている人が見舞われてしまうトラブルについて教えてください。

小泉道子さん(以下、小泉):女性であれば、家庭に入るのだからと築き上げたキャリアを捨てさせられたり、夫からモラハラやDVを受けてしまう方が多いように思います。このような男性につかまりやすい女性の特徴としては、そもそも自己肯定感が低い、という点があげられます。

その背景のひとつと考えられるのが、幼少期からの家庭環境の複雑さなどです。本作の主人公も、幼少期に父親がよその女性との生活を優先し家を出ていったりなど、そのような境遇に近いと思います。

――このような心理状態に陥っている人が気をつけるべきことはなんでしょうか?

小泉:自分を傷つけた相手へ復讐をするのもいいと思いますが、「自分を大切にできているか」という点に気をつけてほしいと思います。例えば、不貞したパートナーへ対抗するために不貞をやり返したとしても、結果的に傷つくのは自分です。

相手を傷つけるためなら自分の心の傷は気にしないという人がいますが、いい結果は生まないと思います。

――本作の妻のように、変えられない過去によって苦しめられている方は多そうです。

小泉:過去は、これからをどう生きるかによって大きく変わっていきます。「あれも必要な出来事だった」「あの経験があるから今がある」と思えるよう、未来をより良く生きる、自分らしく生きる。そう心にとめてほしいと思います。

取材・文=あまみん

小泉道子(こいずみ みちこ)

「家族のためのADRセンター」代表。家庭裁判所調査官として、夫婦の離婚調停の仕事に15年間従事。その後、民間調停機関「家族のためのADRセンター」を立ち上げる。離婚カウンセラーとして、親の離婚に直面する子どもたちのケアにも力を入れている。

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