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高学歴は“推し活”しない?年収「103万以下」が最多?推し活する人の職業“分布図”

  • 2026.3.17
高学歴は“推し活”しないの?
高学歴は“推し活”しないの?

SNSで“高学歴は推し活をしない”という意見が投稿され、賛否両論が巻き起こり、話題となりました。“高学歴の人は自分に投資する”とされ、その一方では“推し活は情報収集力や継続性が求められ、試験勉強のプロセスに似ている”との声もありました。そこで、実際に推し活をしている筆者が、高学歴層の推し活の実情について見つめてみました。

年収は「103万以下」が最多

筆者自身、大学院修了者ですが、物心ついた頃から大好きな“推し”がいます。大学院在学中は、講義や研究の合間に“推し”に会いに行ったり、A4硬質カードケースに“推し”の写真を入れて下敷きとして使ったりしていました。大学の先生や院生からは、からかわれることもありました……。

推し活メディア「MyFaveDays!」編集部が行った調査「オタク女子300人のリアルなお財布事情!年収・貯金額・職業から見えた『愛と現実』のバランスとは?」によると、推し活体験者の職業の中で最も多かったのは「学生」(20.3%)でした。次いで、 「医療・福祉・介護職」(16.5%)、「会社員(事務系)」(15.7%)」、「パート・アルバイト」(10.6%)、「会社員(技術・エンジニアなど)」「販売・サービス・接客」(ともに9.7%)、「公務員・教職員」(6.4%)で、「その他」は11.0%という結果でした。

ちなみに、筆者の推しのファンの中にも、医療・福祉・介護職に従事する人が多いと感じています。これらの職業はシフト制の職場も多く、推し活と相性が意外にもよいようです。推しの予定に合わせて休み希望を出し、その分、多くの人が休みたい年末年始などに積極的にシフトに入って、周囲とうまく調整しているファンもいます。

加えて、総務省統計局による調査「令和6年版働く女性の実情」では、女性における産業ごとの就業者の割合において「医療・福祉」が 23.9%と最多となっています。これらの職業に従事している女性の多さも調査結果に反映されていると思います。

また、MyFaveDays!の前述の調査では、推し活をしている人の年収についても明らかにされています。同調査の回答者は学生が多いということもあり、「103万円以下」(18.2%)が最多で、「300万円~400万円未満」(17.4%)、「200万円~300万円未満」(16.9%)と続いています。

筆者自身、推し活をしていると、「みんな、なんでそんなにお金があるの?推しにたくさん会って、かわいい洋服を着ているな」と思うことがあります。しかし、筆者自身についても、“推し”に会うために節約をしていますし、“推し”に会うタイミングで美容室へ行き、当日はお気に入りの洋服を着ています。筆者は個人的に「多くのファンは推し活のために節約し、“推し”に会う日にお金をまとめて使う人も多いのだろう」と最近は思っています。

“推し活”という言葉が誕生する前から“ファン文化”はあった

“推し活”という言葉が生まれ、推し文化が興盛したのは比較的最近ですが、秋葉原を中心とした“オタク”文化にもいえるように、推し活をしている人は昔からいました。このことは、ビデオリサーチ(ひと研究所 推し活調査2024年2月)の「【推し活とは?】中高年も4人に1人は『推し』がいる時代!『推し活』の実態を調査データから紐(ひも)解く」における「現在最も推している「推し」に対して推し活をしている期間」にもうかがえます。X世代(43~58歳)の38.4%、59~69歳の43.5%が、現在の推しを10年以上にわたって応援していると回答しています。

現代では推し活向けのヘアセットプランや洋服がたくさんありますが、「推し活」という言葉が生まれる前から、推しに会うときはおしゃれをする人がたくさんいました。むしろ、平成後期は、ファッションのジャンルもさまざまで、ギャル文化やロリータ文化も盛んであったため、今以上におしゃれに気遣っていた人は多いようにも思います。

また、活動期間が長い芸能人の中には、ファンとの間に深い信頼関係を築いている方も少なくありません。例えば、小泉今日子さんのライブでは、“みんながんばってきたよね” “私たち年を重ねたね”と青春を懐かしみつつも、お互いを労い合う雰囲気があります。

推し活に学歴は関係ないが、賢い人は有利?

“高学歴は推し活をしないのか?”という問いへの答えは、「人による」が最適解だと思います。

ただし、社会において高学歴の人は少数派です。推し活をしている人の中でも、高学歴の割合は自然と低くなります。

筆者はファンの学歴について考えたことはありませんが、推しの情報を詳細に記憶しているファンに対しては“記憶力がいい人だな”と思いますし、遠征費をうまく抑え、慣れないエリアでもスムーズに移動しているファンには“仕事でも役立ちそうなスキルだな”と思うことがあります。

SNSでは賛否両論ありましたが、学歴問わず、思うがままに“推し活”ができる世界だと、うれしい限りです。

オトナンサー編集部

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