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彼女のおはようLINEを無視し続けた俺→届かなくなった3日目に気づいた”当たり前な幸せ”

  • 2026.3.17
ハウコレ

毎朝届いていた彼女からの「おはよう」。返さなくても届くものだと、どこかで思い込んでいました。届かなくなったとき、自分の中であることに気づいたのです。

毎朝光る通知

朝、スマホの画面に「おはよう」の通知が光る。それが俺の毎日でした。目覚ましより先に届いていることもあって、半分寝ぼけた状態で確認して、既読だけつけて布団から出る。それが1年以上続いた朝のルーティンです。

返さなかったのは、悪気があったわけじゃない。朝は頭が回らないし、返す頃には昼になって、そのまま忘れる。「おはよう」に「おはよう」と返すだけのことが、なぜかできませんでした。

正直に言えば、返さなくても届き続けるという安心感に甘えていたのだと思います。

ある夜、彼女が「おはようくらい返してよ」と言ったことがありました。でも俺は画面から目を上げずに「忙しいから」と返しただけ。彼女がそのあと何も言わなくなったことに、そのときは何も感じませんでした。

通知が来ない朝

月曜の朝。起きてスマホを見ると、通知がありませんでした。「まだ寝てるのかな」と思って、そのまま出勤しました。火曜の朝も来ない。さすがに少し気になりました。でも自分からは送れない。昨日まで既読スルーしてた人間が急に「おはよう」と送るのは、何か負けた気がして。

ただ、通知が光らない朝のスマホは、思っていたよりもずっと冷たく見えました。画面が暗いまま置かれたスマホを何度も手に取っては、ロックを解除して、何も届いていないことを確かめる。そんなことを繰り返していました。

自分から送った日

水曜日の朝。起きた瞬間にスマホを確認している自分がいました。通知はない。胸のあたりがざわざわして、仕事中もずっと気になって、昼前にとうとう自分から送りました。「今日もおはようないけど、体調悪い?」。送ってから気づきました。俺、彼女の安否じゃなくて「おはよう」が届かないことが怖かったんだ、と。

送ったLINEに、既読がつきませんでした。1時間経っても、2時間経っても。仕事が手につかなくなりました。これまで彼女が何百回と味わっていた「既読スルー」を、たった一度経験しただけで、こんなに落ち着かなくなる自分がいることを初めて痛感しました。

そして...

彼女にとっての「おはよう」は、ただの挨拶じゃなかったんだと思います。毎朝、一番に俺のことを考えてくれていた証だった。俺はそれを「返さなくても届くもの」として、毎日踏みつけていた。

3日で不安になった俺と、何百回も既読スルーに耐えていた彼女。その差がどれだけ残酷だったか、今ならわかります。翌朝、6時半に目覚ましをかけました。彼女に「おはよう」を送るために。震える指で送信ボタンを押しました。既読がつくまでの数分間が、こんなに長いものだと初めて知りました。返ってきた「おはよう」の4文字が、これまでで一番重く、一番あたたかく感じました。

(20代男性・事務職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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