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フリーレン役・種崎敦美がコミカルなシーンを“あえて”全力でやる理由とは?TVアニメ『葬送のフリーレン』メインキャスト3名が語る演技の方向性

  • 2026.3.15
【写真・画像】フリーレン役・種崎敦美がコミカルなシーンを“あえて”全力でやる理由とは?TVアニメ『葬送のフリーレン』メインキャスト3名が語る演技の方向性 1枚目
ABEMA TIMES

現在放送中のTVアニメ『葬送のフリーレン』第2期では、【一級魔法使い試験編】を経て、魔法都市オイサーストを出発したフリーレン一行の旅路が再開。北側諸国を巡る中、さまざまな人々と出逢いつつ、城塞都市ハイスではフェルンとシュタルクのデートも描かれた。

【映像】アニメで大増量の“ギャン泣きフリーレン”(16分5秒ごろ〜)

そのことについてシュタルクがフリーレンに相談を持ちかけるなど、3人の関係性にスポットが当たりつつ、ユーモラスなシーンも楽しめる。本記事では、フリーレン役の種崎敦美、フェルン役の市ノ瀬加那、シュタルク役の小林千晃に行ったインタビューより、SNSでも話題になった三日三晩泣き喚くシーンのアフレコ秘話と、それぞれのキャラクターを演じる上で大切にしている根本について伺った内容をお届けする。

——第31話「好きな場所」でシュタルクがフリーレンに相談しているシーンで、三日三晩泣き喚いてヒンメルを恐れおののかせたとフリーレンが回想するシーンがありますよね。そこの泣き喚くお芝居が非常に印象的だったのですが、原作では1コマで描かれていたシーンがアニメではたっぷりと描かれていて。

種崎:あの1コマの「うおーん」が膨らんでいるなぁって思いました(笑)。

一同:(笑)

——そのシーンの前後ではシュタルクにお姉さんぶって得意げに話しているのも、泣き喚くシーンにギャップが出ていてよかったです。

種崎:ヒンメルが恐れおののくくらいだから、これくらいやらなきゃなと思ったのですが、部屋中のいろいろな場所でいろいろな泣き方をしているじゃないですか。その1箇所ずつ泣き方を収録していくのかなと思いきや、流れで一気に収録することになりまして(笑)。

小林:情緒が(笑)。

市ノ瀬:忙しい(笑)。

種崎:「なんでもできると思うなよぉー!」って最初は思ったんですけれど、やればできるものだなと(笑)。

——三日三晩泣き喚くフリーレンのシーンのように『葬送のフリーレン』という作品では、キャラクターのコミカルな仕草やお芝居も印象的です。やはりそういった描写があることで、お芝居でもよりそのキャラクターらしさを出していけるのでしょうか?

小林:そうですね。幅が広がると言いますか。

——たとえばコミカルなシーンとシリアスなシーンがあって、その状況に応じてお芝居をされていると思うのですが、演じる上での根本がどこにあるのか気になっているんです。

小林:人によるかもしれないですね。僕の場合は、特にこの作品は作りすぎないほうが会話劇でもギャグでも面白いなと思っているので、その流れに乗ること。こうやろうとかこのくらいの間を取ろうとか、あんまり狙わずにやりたいという感じですね。

——ギャグアニメではないところもポイントですよね。

小林:そうですね。もちろん結果的に、視聴者の方々にクスッと笑っていただければ嬉しいのですが、笑わせてやるぞという気持ちよりは、キャラクターの新しい人間らしい表情を見られたという感覚のほうが合っているのかなと思っています。

市ノ瀬:フェルンは(コミカルな場面では)おもに怒っているシーンが多いかなと思うのですが、最初の頃は「どこまで言っていいのかな、キツくなりすぎないかな」っていう心配はあったんです。でも、「1人で考えすぎていてもしょうがないな」と思うようになってからは、現場でお2人のお芝居の空気を感じながら出たものを大事にしています。

——フリーレンは特にコミカルな仕草や表情も多いのですが、種崎さんはいかがでしょうか?

種崎:今の千晃さんのお話を聞いて、たしかになと。掛け合いの流れに乗るというのは同じくなのですが、たしかにシュタルクは、みんなを笑わせようとしているわけではなく素直に反応した結果がギャグになっているよなと。

でも私は、あえてやっていて。きっとフリーレンもあえてやっているんだろうと思っているので。なぜなら、そのほうが楽しいから。茶番のようなやりとりも、思い切りやったほうが旅は楽しいはず。ヒンメルたちと過ごした 10 年の旅路の中でヒンメルたちもそうだったんじゃないかなとも思って。第2期のあるタイミングでそれに気づいて。

——第1期と第2期でやっていることは変わらないけれど、理由づけがはっきりしたのでしょうか?

種崎:はい。そういうことになるのかなと。最初からずっとギャグのときは振り切ってやろうとは思っていて、なぜそうするのかまでは第1期の時は自分の中でちゃんと言語化したことはなかったのですが——そうしたほうが楽しいから——ああ、これが理由なんだなぁと第2期の時ふと思ったんです。そうしたほうが、思い返したときにふと笑えることが増えるからそうしているんだなって思いました。

【写真・画像】フリーレン役・種崎敦美がコミカルなシーンを“あえて”全力でやる理由とは?TVアニメ『葬送のフリーレン』メインキャスト3名が語る演技の方向性 2枚目
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ユーモラスなシーンの裏にある、役者それぞれの想いが垣間見えたのではないだろうか。第2期の後半では、新章【神技のレヴォルテ編】が描かれているので、お見逃しなく。

【公式HP】https://frieren-anime.jp/
【公式X(旧Twitter)】https://x.com/Anime_Frieren

※種崎敦美の「崎」は、正式にはたつさきの字
取材・撮影・テキスト/kato
(C) 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

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