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【実話】不妊治療を乗り越え40歳直前で授かった命。「子育ては大変」より「記憶に参加できる喜び」が勝る理由【作者に聞く】

  • 2026.3.12

「人生で一度きりの娘の成長を、何かに残したくて」。そんな切実で温かい親心から生まれたエッセイ漫画『ちゅーぴふるライフ』が、子育て世代の共感を呼んでいる。

原作・大浦力(@chupeful___life)さん、作画・Sachikoさん、そしてSNS運営を担う妻。チーム体制で描かれる本作は、40歳直前で待望の第一子を授かったパパ目線の育児日記だ。スーパーでの爆走や睡眠不足といった「育児の洗礼」を浴びながらも、娘への溢れんばかりの愛をコミカルに描き出す大浦さんに、制作の裏側と独自の育児論を聞いた。

すべては愛娘との「実話」。親以外との触れ合いがもたらす驚きの成長

誕生1-1 画像提供:大浦力さん
誕生1-1 画像提供:大浦力さん
誕生1-2 画像提供:大浦力さん
誕生1-2 画像提供:大浦力さん
○○〇吸い1-1 画像提供:大浦力さん
○○〇吸い1-1 画像提供:大浦力さん

本作に描かれるエピソードは、すべて大浦さんと娘さんの間に起きたリアルな出来事だ。日々の生活の中で、大浦さんは「親以外の存在」が子どもに与える影響の大きさに驚かされているという。

職業柄、娘が僕の仕事関係の人たちに会うことが多いのですが、誰か(親以外)に会った翌日は、教えていない言葉を話し始めることが多々あります。親だけでなく、多くの人々に支えられて子どもは育っていくんだなと日々感じています。

「社会全体で子どもを育てる」という実感を、娘の急成長を通して肌で感じているパパの素直な驚きが、作品の端々から伝わってくる。

「僕は子どものプロですから(笑)」 40年の“子ども経験”を活かした独自のスタンス

「子育ては大変」という世間の声に対し、大浦さんは少し異なる視点を持っている。向こう100年を生きる人間の記憶に参加できる喜びが、大変さを上回るのだという。

僕は子どもが生まれてすぐに親になれるとは思っていません。これから一緒に成長するんだと。何より親になる前、僕の場合は40年も『子ども』をやってきたので、もはや子どものプロだと思ってます(笑)。だから、子どもの気持ちをまず『理解しなきゃなー』と思って接しています。

親としての責任感に押し潰されるのではなく、かつて自分も子どもだった頃の感覚を指針にする。この軽やかで深い愛情こそが、読者を惹きつける魅力の源泉だろう。

取材協力:大浦力(@chupeful___life)

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