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見落としてない? 災害に備えて備蓄しておきたい生活必需品チェックリスト【防災士に聞く】#知り続ける

  • 2026.3.8
ナプキンあんまりない… (C)アベナオミ/KADOKAWA
ナプキンあんまりない… (C)アベナオミ/KADOKAWA

2011年3月11日に発生した「東日本大震災」からもうすぐ15年。

突然の災害時、食料や水と同じくらい切実な問題になるのが、オムツや生理用品、常備薬などの生活必需品。ないと困るけれど、支援物資には必要なものや使い慣れたものがない…など、避難生活の意外な落とし穴になりがちです。

東日本大震災で被災した経験のある防災士のアベナオミさんに、食料や水のほかにも準備しておいたほうがいい生活用品について教えていただきました。

教えてくれたのは…

防災士のアベナオミさん (C)アベナオミ/KADOKAWA
防災士のアベナオミさん (C)アベナオミ/KADOKAWA

アベナオミさん…宮城県在住のイラストレーター、コミックエッセイを中心に活動中。現在は3児の母。長男が1歳のときに東日本大震災を経験し、防災に関するイラストとコミックがライフワークの一つ。2016年12月には防災士の資格を取得。震災時の自宅避難体験を描いたコミックエッセイ『今日、地震がおきたら』が大きな反響を呼びました。

オムツに生理…大切な生活用品のこと

赤ちゃんのオムツや女性の生理ナプキンといった衛生用品は、支援物資にあってもサイズが合わない&数が足りないことがあります。また、体をサポートする薬やコンタクトレンズなどは数や期限を確認しましょう。目安は、1ストック分を開封したら新品(ストック)を買い足し。使いながら補充し、自宅に約2パックある状態をキープしましょう。

オムツに生理…大切な生活用品のこと (C)アベナオミ/KADOKAWA
オムツに生理…大切な生活用品のこと (C)アベナオミ/KADOKAWA

■男女で知っておきたい生理&体ケアのこと

生理用品は、使い慣れたものを1周期分備蓄。地震がおきた時、家に父娘だけというケースもあるため、保管場所や必要数を家族でシェアすることが大切です。また、生理中問わず、断水時のデリケートゾーンにパンティライナーを活用できます。我が家はドライシャンプーがあり髪をケアできました。

男女で知っておきたい (C)アベナオミ/KADOKAWA
男女で知っておきたい (C)アベナオミ/KADOKAWA

【あって良かった!生活必需品リスト】

□生理ナプキン

□パンティライナー

□トイレットペーパー

□ティッシュベーパー

□ウェットティッシュ

□ドライシャンプー

□シート状のメイク落とし

□汗ふきシート

□ヒゲ剃り(乾電池式)

□爪切り

□綿棒

□マスク (花粉・アレルギー対策にも)

マスクや綿棒 (C)アベナオミ/KADOKAWA
マスクや綿棒 (C)アベナオミ/KADOKAWA

■赤ちゃん・子どもには使い慣れたものを

赤ちゃん・子どもには使い慣れたものを (C)アベナオミ/KADOKAWA
赤ちゃん・子どもには使い慣れたものを (C)アベナオミ/KADOKAWA

大人と違って我慢が難しい子どもの生活用品は、使い慣れたものや好みのものを備蓄しておきましょう。オムツやミルクは避難所にも支給されますが、希望のものやサイズが合うものが手に入るとは限りません。親子ともに不安やストレスを減らすためにも2週間分は備えを。また、オムツ処理に使う消臭袋は、オムツのほか生理用品、ごみ処理にも役立ち必須で揃えたい。

好みのものを備蓄しておきましょう (C)アベナオミ/KADOKAWA
好みのものを備蓄しておきましょう (C)アベナオミ/KADOKAWA

【あって良かった!生活必需品リスト】

□オムツ

□おしりふき

□ミルクセット

□ガーゼ

□オムツ用の消臭袋

希望のものやサイズが合うものが手に入るとは限りません (C)アベナオミ/KADOKAWA
希望のものやサイズが合うものが手に入るとは限りません (C)アベナオミ/KADOKAWA
ごみ処理にも役立ち必須で揃えたい (C)アベナオミ/KADOKAWA
ごみ処理にも役立ち必須で揃えたい (C)アベナオミ/KADOKAWA

■断水中、お尻ふき&ウェットテッシュが大活躍!

赤ちゃんのお尻はもちろんですが、安全で全身に使えるので家族の体ふきなどに断水中にとても重宝しました。ほかにも、おてふき代わりにしたり、布巾・雑巾としても活用できます。ウェットティッシュもいいですが、お尻ふきは大判で肌あたりが優しいのも特徴です。

断水中、お尻ふき&ウェットテッシュが大活躍! (C)アベナオミ/KADOKAWA
断水中、お尻ふき&ウェットテッシュが大活躍! (C)アベナオミ/KADOKAWA
布巾・雑巾としても活用できます (C)アベナオミ/KADOKAWA
布巾・雑巾としても活用できます (C)アベナオミ/KADOKAWA

■体の一部になる&サポートするもの

意外と忘れがちなのは、メガネやコンタクトレンズ、補聴器といった体の一部として普段から使っているものや、常備薬など。メガネは割れる可能性もあるのでサブがあると安心。高齢者と共に暮らしている場合は、入れ歯や杖、介護用品なども定期的に期限が切れていないか、すぐに持ち出せるようになっているかなど確認をしておきましょう。

地震の揺れで転倒 (C)アベナオミ/KADOKAWA
地震の揺れで転倒 (C)アベナオミ/KADOKAWA

【あって良かった!生活必需品リスト】

□薬

□おくすり手帳

□メガネ

□コンタクトレンズ

□補聴器

□入れ歯

□入れ歯洗浄剤シート

□介護用品

□介護食品

□杖

高齢者と共に暮らしている場合の生活必需品 (C)アベナオミ/KADOKAWA
高齢者と共に暮らしている場合の生活必需品 (C)アベナオミ/KADOKAWA

■避難をサポートするものも合わせてチェックを

基本は自宅避難を想定していても、いざという時のために「非常用持ち出し袋」は家族の人数に合わせて準備し、両手が空くリュックなどに入れて取り出しやすいところに置いておきましょう。何でも入れておくと重すぎて持ち出せないため、自分が運べる重さに調整を。

【避難をサポートするもの】

□LEDライト

□軍手

□マスク

□ヘルメット

□飲料水

□非常食

□スリッパ

自分が運べる重さに調整を (C)アベナオミ/KADOKAWA
自分が運べる重さに調整を (C)アベナオミ/KADOKAWA

* * *

赤ちゃんや高齢者がいるご家庭では、使い慣れたものを多めに備えることで、非常時の不安を大きく軽減できます。大切なのは、家族それぞれの「これがないと困る」を把握し、普段から使いながら買い足す「ローリングストック」を習慣化すること。この機会に家族とゆっくり話をして、自分と家族を守るための備えを今一度見直してみませんか?

※本記事はアベナオミ著の書籍『今日、地震がおきたら』から一部抜粋・編集しました。

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