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「もう手紙書くな」え!?字が読めない息子宛てに、大人の字で暴言の手紙…差出人に直接会った結果

  • 2026.3.4

4歳の息子が通う幼稚園では、園児同士の手紙交換がはやっていました。ところがある日、息子がうれしそうに持ち帰ってきた手紙を見ると、「もう手紙書かないで」の文字が。驚きと不安な気持ちを抱え、その真相を確かめるため園に相談すると、まさかの返答が……。

字が読めない息子へ暴言の手紙!?

4歳の息子の通う幼稚園では手紙交換が流行中。手紙をもらうのも渡すのもうれしいようで、毎日のようにお友だちから手紙を受け取り、お返事を書いていました。まだひらがなの読み書きが十分にできない息子に代わり、私が代わりに読んであげたり、代筆したりしていました。

複数人と1カ月ほど手紙交換が続いたある日、いつものように「今日も手紙もらったよ!」と息子が喜んで報告してきます。今日はどんなお手紙もらったのかな、と開いた手紙の文面を見て仰天。そこには「しつこい! もう手紙書かないで」と大人の字で大きくひと言だけ書いてあったのです。

息子は「なんて書いてあるの?」とワクワクしながら聞いてきます。一瞬困った私は「いつも遊んでくれてありがとうって書いてあるよ」と濁すことしかできませんでした。この手紙は一体誰が書いたのか? と不安になると同時に、この手紙に対してお返事を書きたいという息子の気持ちをどう収めたらいいのか迷い、幼稚園に相談することに。

相談した数日後に、担任の先生から「園で聞き取りを行ったところ、あのお手紙はAちゃんのお母様が書かれたものだとわかりました」と事実を告げられました。Aちゃんは息子がとても仲良くしている同じクラスの女の子。先生の説明によると、Aちゃんの母親は毎日の代筆作業を負担に感じており、思わず子どもの手紙を利用してしまったそうなのです。園側も、「子どもの交流を利用して、暴言に近い言葉を投げかける行為は教育上問題がある」と受け止め、Aちゃんの母親に対して厳重注意を行ってくれたのでした。私は、一旦この話は水に流すことに。息子には「Aちゃんは今、違う遊びにはまっているみたいだよ。違うお友だちに手紙を書こうよ」と伝え、何とか納得させたのです。

しかし驚くべきはその数日後。たまたまお迎え時間がAちゃんママと被ったので、私は「お手紙がご負担になってたみたいで、配慮が足らずすみません……」と話しかけてみたのです。するとAちゃんママは「ほんとやめてくださいね?」と睨みながら返してきました。暴言を書いてきたことに何の謝罪もなく、少しモヤモヤしていると、Aちゃんママはさらに「Aは小学校のお受験をさせるの。お宅の子みたいなボヤッとした子と仲良くされたら困るの」と言ってきたのです。

園の先生には「お返事を書くのが負担」と言いながらも、実際の本音は、息子とAちゃんの仲を離したいというなんともひどい理由だったのです。私はあきれて言葉が出ず、「そうですか」としか言い返せませんでしたが、息子への許しがたい発言や子どもたちの仲を親の都合で断とうとしていることに、はらわたが煮えくり返る思いでした。

その後、Aちゃんママは徹底して私たちを避けるようになり、Aちゃん自身も親から制限されたのか、息子と遊ぶことはなくなりました。仲のよかった二人が大人の都合で引き離される様子を見るのは非常に残念でしたが、幸いにも息子はすぐにほかの友だちを見つけ、今ではその子たちと楽しそうに手紙を交換しています。Aちゃんも別の子と仲良くしているようで、一安心。

親の価値観で子どもの友だちを選別し、その交流を一方的に壊す行為は、あってはならないことだと私は思います。今後も、子どもたちの世界を尊重しつつ、わが子の心を守れるように、親として適切な距離感で見守っていこうと思った出来事でした。

著者:木村凛/30代・ライター。4歳と1歳の兄妹を育てる転勤族ママ。繊細な長男と怖いもの知らずな娘の対応に追われる毎日。早く子どもを寝かせて自分磨きの時間も大事にしている。

作画:yoichigo

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)

ベビーカレンダー編集部

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