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深夜、ミルクを欲して泣く娘のために準備していると「手際が悪いな」夫が放った『無神経な一言』にプツン

  • 2026.3.5

育休中のワンオペ育児で心身ともに追い詰められていた女性。
心の拠りどころでもある夫からの労いの言葉も減り、当たり前のように過ぎる毎日。
そんななか、夫の何気ない一言が胸に突き刺さることに……。
今回は筆者の友人から聞いたエピソードをご紹介します。

画像: ftnews.jp
ftnews.jp

ワンオペ育児

第一子を出産後の育休中、私はほぼ24時間娘と二人きりで過ごしていました。

夫婦どちらの実家からも遠く離れた地に住んでいることもあり、遠方の実家には頼れず、退院後から始まった過酷なワンオペ育児。泣き止まない娘、細切れの睡眠、自分の食事さえままならない日々……。

「お願い、何が嫌なの……?」

娘が寝てもSNSで育児情報を検索し続けるほど、私の心は追い詰められていました。

娘が生後2か月を迎えるころには、心も体も限界に近づいていたのです。

心の支えのはずの夫

そんな生活の中でも、遅くまで働く夫に弱音は吐けませんでした。

産前は大好きで心の拠りどころだった夫。

しかし、いつしか感謝の言葉は消え、「育児は私がやって当たり前」という空気が家庭を支配するようになったのです。

ワンオペ育児がスタートした当初こそ、夫は労いの言葉をたくさんかけてくれていました。

睡眠時間を削って用意した食事さえ無言で食べられる日々。
「私だって精一杯なのに」という思いが溜まっていきました。

限界

そんなある夜、娘がミルクを欲しがって激しく泣き出したことがありました。

寝ぼけまなこのまま慌てて準備していると、別室で寝ていた夫がムスッとした表情でこう言ってきたのです。

「手際が悪いなあ」
「早めに気づいてあげれば泣かせなくて済むのに」

その言葉で、張り詰めていたものが一気に切れた私。

「……何も知らないくせに、そんなこと言わないで!」

怒りと悲しみと悔しさが溢れ、泣きながらこれまでの苦しさをぶつけました。

このときばかりは“離婚”の二文字がよぎったほどです。

その後

「そんなに辛いと思っていなかった」
「本当にごめん」
と初めて私が泣きじゃくる姿を見て、夫もようやく気づいたのか何度も頭を下げてくれました。

分かったのは、察してもらうのを待っていても何も変わらないということ。

限界になる前に言葉にすることが、家庭を壊さないために必要なのだと学びました。

それからは夫も育休を取ってくれ、たくさん感謝の気持ちを伝えてくれるようになり、夫婦関係の危機も乗り越えられています。

【体験者:20代・女性公務員、回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にFTNでヒアリングと執筆を行う。

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