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【藤原ヒロシさん】すべてが完璧にして、メロウの極み。ヒロシさんが人生で一番聴き込んだアルバムとは?

  • 2026.3.2

DJ/プロデューサーとして80年代から音楽とストリートカルチャーを牽引してきた藤原ヒロシさん。連載「MUSIC for GLOW PEOPLE」では、毎月おすすめの1枚をお届けしています。今月の1枚は『GETZ/GILBERTO』です!


1964年発表の歴史的名盤。ヒロシさんに特に好きな曲は?と聞くと、悩みながらも「Desafinado」「Corcovado」を挙げてくれた。本アルバムはモノバージョンなどが収録された「Expanded Edition」も出ており、そちらも聴き込みたい。

〈MUSIC for GLOW PEOPLE〉 今月のとっておきの一枚

『GETZ/GILBERTO』Sten Getz/Joao Gilberto

アートワーク=藤原ヒロシ

ブラジルのシンガー、ジョアン・ジルベルトとサックス奏者、スタン・ゲッツの『ゲッツ/ジルベルト』。ボサノヴァの名盤中の名盤ですが、僕にとってもこれまでに聴いた全アルバムの中でトップ5に入るほど大好きな作品です。

‟メロウの極み”の趣を感じる完璧なアルバム

最初に出会ったのは中学生の時。毎日通っていたレコード屋の店長に勧められて視聴したのですが、冒頭の「イパネマの娘」を聴いた瞬間、一気に引き込まれました。ヴォーカル、ギター、サックス、ピアノ……全てが瑞々しくて、美しい。どの楽曲も‟メロウの極み”といった趣で、ここまで完璧なアルバムは他にないと思います。ビートルズなどの一部の作品を除けば、人生で一番聴き込んでいる一枚ですね。

ジョアンが使っていた同じメーカーのギターを愛用

自分のライブでも、このアルバムの曲はいつもカバーしています。また、ジョアンが使っていたディ ジョルジオというメーカーの当時のギターを探し続けていたのですが、6年ほど前にeBayで見つけ入手。今もずっと弾いています。そのギター、ヘッドにロゴが入っていない仕様なんですが、それがまたカッコよくて。マーチンでギターをカスタムオーダーした時も、それを真似てロゴなしにしてもらったほどです。今でもこのアルバムが好きすぎて、あらゆる面で影響を受け続けています。

PROFILE ふじわらひろし
1964年三重県伊勢市生まれ。音楽プロデューサー。fragment design主宰。アルバム『slumbers 2』、GLOWのMUSIC連載をまとめた書籍『MUSIC 100+20』が発売中。

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