1. トップ
  2. 「サインしてくれたら今すぐ100万渡すよ」借金まみれのクズ弟に大金を譲渡する婚約者→笑顔で仕掛けた【交換条件】とは

「サインしてくれたら今すぐ100万渡すよ」借金まみれのクズ弟に大金を譲渡する婚約者→笑顔で仕掛けた【交換条件】とは

  • 2026.3.28

主人公の凛は、婚約者・悠馬と同棲中。
結婚を機に海外赴任についていくことになり、かつて諦めた夢へ再び踏み出そうとしていました。

そんな姉に対し、弟・良夫は幼い頃からの劣等感を募らせていました。
「非モテで一生独身だろう」と見下していた姉が、同棲・結婚・海外赴任と順調に進んでいく現実に、やがて強い嫉妬を抱くようになります。

良夫は社長令嬢・彩花と同棲し、関係を進めようとしますが同棲資金を得るために始めたFX投資で大損。母の家から形見の宝石や現金を持ち出すも状況は好転せず、破綻の末、彩花にも別れを告げられてしまいます。

そんな矢先、母親に頼まれた凛が良夫のもとを訪れることに…。

福々ちえさんの『やさしさに焦がれる』をご覧ください。

「父さんと酒でも飲みたい」ズレた価値観に絶句

「たとえ家族でも盗みは犯罪」と突きつける凜に、良夫はため息をつきながら祖母の形見の宝石を投げ渡してきました。さらに、同時に持ち出した母親のお金について尋ねると、良夫は「そんなに俺を追い込んで楽しい?彼女も金も消えてどん底なんだから、これ以上追い込むのはやめてくれよ」となぜか被害者面。

凜が「自業自得」だと告げますが、良夫は「姉さんは安全な場所から正論言ってるだけでいい。男には勝負しなきゃいけない時がある。父さんと酒でも飲みたい気分だ」など、あまりにも的外れな発言。凜が、「お母さんがどんな思いで離婚したか知ってて言ってるの?」と尋ねると、良夫はあっさり「姉さんが父さんが嫌いだったから」と答えました。かつて、母を思って「離婚してほしい」と伝えた凜の言葉は、歪んだ形で受け取られていたのです。

そこに悠馬が加わり、良夫に向かって「君、サイコパス?」と尋ねます。良夫が怒って「バカにしてるのか」と声を荒げると、「うん!バカにしてる!」と笑顔で返し、一枚の用紙を差し出します。

「今後一切凛とお母さんに金銭的な迷惑をかけないと約束して」と告げ、サインしてくれれば今すぐ100万円渡すと約束します。

聞いてないと焦る凜に、悠馬は「お金で凜の安全が帰るなら安いもの」と答えました。

皮肉を込めて「こんな奴が婚約者で大丈夫?」と吐き捨てる良夫に、悠馬は穏やかに微笑みながら「僕に合理的な所があることは否定できない」と肯定。そして、「僕は君と違って自分の得のためだけには動かない。絶対に」とはっきり告げるのでした。

どんなに正論を並べても、責任から逃げ続ける人には届かないことも。良夫のように「自分こそが被害者だ」と思い込むタイプには、情よりも「法と実利」で縛る冷徹な対応が必要なのかもしれませんね。

福々ちえ

 



 

▶ 婚約者の行動に胸を打たれた凛。そして後日ある場所へ…?次の話を読む

「大事な人を守るためなら…」 彼の言葉に揺れる心【やさしさに焦がれる Vol.64】
「大事な人を守るためなら…」 彼の言葉に揺れる心【やさしさに焦がれる Vol.64】

▶【全話無料】1話目から読む

母はきっと興味を示さない――それがたとえ結婚報告だとしても【やさしさに焦がれる Vol.1】
母はきっと興味を示さない――それがたとえ結婚報告だとしても【やさしさに焦がれる Vol.1】

クリエイター情報

ウーマンエキサイト

ウーマンエキサイトは、ママを中心とした女性向けの情報サービスサイト。数年先のことまで考えて、子育て・くらし・レシピ・ハンドメイド・ビューティの情報がセレクトできるように、最新情報やランキング、すぐに役立つサービスをお届けします。

の記事をもっとみる