1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「私の愛情は案外根性ナシだ」バセドウ病を発症した夫。一生つきあっていく病気だと知り…【著者インタビュー】

「私の愛情は案外根性ナシだ」バセドウ病を発症した夫。一生つきあっていく病気だと知り…【著者インタビュー】

  • 2026.2.24

【漫画】本編を読む

甲状腺疾患のひとつ、バセドウ病。甲状腺疾患の患者数は17人〜19人に1人、と言われているものの、その詳細について知らない人は意外と多いだろう。漫画『夫がバセドウ病にかかったら』(桜木きぬ:著、伊藤病院 内科部長 渡邊奈津子:監修)には、38歳でバセドウ病と診断された夫を7年間支えた妻の記録が綴られている。

夫婦と8歳の息子で3人暮らしの桜木家。ある日を境に、夫のアキラさんは体調不良を訴えるようになる。長引く不調に不安を感じ受診すると、バセドウ病と診断され…。突如として始まった闘病生活にへこたれながらも、明るく寄り添おうとする家族。その姿はリアルそのものだ。そんな漫画の著者・桜木きぬさんが、バセドウ病との向き合い方について教えてくれた。

※『夫がバセドウ病にかかったら』のエピソードをもとにインタビューを行っています。病気の進行や症状は個人差がありますので、詳細は医療機関などにご確認ください。

――夫のアキラさんがバセドウ病を発症。バセドウ病は一生つきあっていく病気だと知り、「ちゃんと支えられるかなぁ」と不安になったことを正直に描かれていましたね。夫に対する自分の愛情のもろさに衝撃を受けた、とのことですが、夫婦のこれからについてどのようにお考えですか?

桜木きぬさん(以下、桜木):これから歳を重ねて亡くなるまでに、命にかかわる重病にかかることもあると思います。先の事をあまり心配するのもよくないとは思いつつ、今回のバセドウ病のことで「私の愛情は案外根性ナシだ」という知見を得られたため、今回の学びをベースに色々と準備していきたいと思っています。

――桜木さんは心配性とのことでしたが、バセドウ病を患うご家族と一緒に暮らす上で、もっとも心配していることはどのようなことでしょうか。

桜木:薬が足りなくなるのが一番心配です。災害時に備えて、多めに手元に置いておくようにしてもらっています。

――「(看病が)無理だと思ったら山に捨てておくれ」と仰っていたアキラさん。アキラさんご自身はご家族に対してどのようなお気持ちだったと思われますか。

桜木:彼はあまり気に病む性格ではないので、なるようになると考えていそうです。私は夫のそんな大らかさにいつも救われています。妻の負担を気にして、もしもの時は山に捨てられて死んでもいいと思ってくれているのは(そんなことはしませんが)愛だなぁと感じます。

取材・文=吉田あき

元記事で読む
の記事をもっとみる