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「なんで金ないの?」年上彼氏との恋にモヤモヤ…“ヒロインにはなれない”こじらせ25歳の恋愛群像劇【作者に聞く】

  • 2026.2.23
家に入り浸る彼氏に光熱費の負担をお願いしたら、返事はまさかの「がめつくない?」。これって私が悪いの?
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X(旧Twitter)で“万バズ”漫画を次々と生み出している港区カンナ(@mina_kan_chan)さん。ウォーカープラスで連載中の「東京モブストーリー〜ヒロインになれない私たち〜」は、少女漫画の主人公のようには生きられない女性たちの恋愛模様を描いた群像ドラマだ。今回スポットが当たるのは、実家暮らしの年上彼氏に振り回されながらも別れきれない女性・みなみ。どこか報われないのに、なぜか手放せない恋――そんなリアルな感情が読者の心を揺らしている。

アラサー女性の“恋愛モヤモヤ”リアルに読者の共感続々

「東京モブストーリー〜ヒロインになれない私たち〜」第2話 1/4
「東京モブストーリー〜ヒロインになれない私たち〜」第2話 1/4
「東京モブストーリー〜ヒロインになれない私たち〜」第2話 2/4
「東京モブストーリー〜ヒロインになれない私たち〜」第2話 2/4
「東京モブストーリー〜ヒロインになれない私たち〜」第2話 3/4
「東京モブストーリー〜ヒロインになれない私たち〜」第2話 3/4

港区カンナさんは2023年3月から漫画投稿を開始し、わずか半年で7万人以上のフォロワーを獲得した。「恋愛」「婚活」「闇深」といったテーマを軸に、男女のすれ違いや女性が抱えがちなコンプレックスを描き続けている。

作品は共感を呼ぶ一方で、引用ポストやリプライ欄では議論が起こることも多い。まるでドラマのような展開なのに、どこか現実にいそうな人物像――それが彼女の作品が支持される理由の一つだろう。

“ヒロインになれない”4人の25歳が抱える葛藤

「東京モブストーリー 〜ヒロインになれない私たち〜」は、タイプの異なる“こじらせ”を抱えた25歳女性4人の恋愛群像劇である。本当は少女漫画の主人公みたいな恋をしたいのに、現実では脇役のような日常を送ってしまう。そんな微妙な距離感が、多くの読者の共感を誘う。

今回のエピソードでは、クズ男とわかっていながら関係を断ち切れないみなみの姿が描かれる。一人暮らしの大変さも知らずに彼が放った「なんで金ないの?」という一言が、二人の恋愛の温度差を浮き彫りにした。

“モブキャラ”に光を当てたタイトルの意味

タイトルについて港区カンナさんは、「モブキャラと言われている人に焦点を当てたいと考えていて思いつきました」と語る。物語の中心は、決して完璧ではない女性たちだ。登場人物を全員25歳に設定した理由については、「大人にも子供にもなりきれない、この年齢の葛藤みたいなものを描きたいと思いました」と説明する。恋愛も仕事も将来も、すべてが中途半端に感じられる年齢だからこそ生まれる迷いが、作品の核心となっている。

“クズ男”と別れられない理由に託したリアルとは

みなみというキャラクターについては、「この年代の女性のありがちな悩みを深めていきたいと思って、みなみちゃんに託すことにしました」と港区カンナさん。恋愛ドラマの王道とは少し違う、どこか報われない関係性が胸に刺さる。それでも完全に悲劇では終わらず、時にクスッと笑えるセリフや空気感が混ざるのが本作の魅力だ。ヒロインになれない彼女たちの物語は、読者自身の恋愛記憶をそっと刺激するのかもしれない。

取材協力:港区カンナ(@mina_kan_chan)

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