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疲れて帰宅すると「魚を捌いて唐揚げにして」は?仕事が休みのあなたがすれば?突き返したら夫に悲劇が

  • 2026.2.22

仕事で疲れ切って帰宅した、ある日のことです。6歳、4歳、2歳の子どもたちがおなかを空かせる中、その日仕事が休みだった夫が得意げに差し出したのは、下処理されていない魚でした。さらに、義母と私を比較する無神経なひと言まで飛び出し……。

「俺の母はできた」夫の言葉に絶句

私は夫と共働きで、6歳の長男、4歳の長女、2歳の次男を育てています。私はいつも仕事終わりにそのまま保育園へ迎えに行き、帰宅後すぐ夕飯作りを始めます。

仕事が特に忙しかったある日のことです。この日、夫は仕事が休みだったのですが、夫は「疲れているから」のひと言で子どもたちのお迎えを拒否。夕飯の支度も「簡単なのでいいから」と私任せでした。以前から家事や育児の分担について話し合っていましたが、「家事育児は妻がやるものだ」という夫の強い固定概念もあって夫婦の意見はまとまらず、例外なく「お迎えと夕飯は私の役目」となっていたのです。

私も子どもたちも帰宅したときはもうクタクタでしたが、それでも「おなかすいた」を連発する子どもたちのために、すぐ夕飯を用意しなければなりません。

するとスーパーへ買い物へ行っていたらしい夫が、得意げに「今日はいい魚を買ってきてあげたから唐揚げにしてよ」と言ってきました。夫が冷蔵庫から出したのは、下処理のされていない丸ごとの魚が数尾。私は魚の下処理には慣れておらず、内臓を見るのも触るのも苦手です。

そこで「今日は本当に疲れているし、時間もかかるから明日でもいい?」と提案。しかし夫は不機嫌そうに「せっかく買ってきたのに。俺の母さんは仕事のあとでも魚さばいてたけど?」と言い放ったのです。気遣いもないうえに義母と比較され腹が立ちましたが、夫の性格上、言い返せば余計に責めてくるとわかっていたため、私は黙って魚の調理を始めました。

案の定、調理に手間取る私。子どもたちは「まだ?」「おなかすいた!」と騒ぎます。それなのに夫はソファでスマホを見ているだけ。「少しは子どもの相手をしてくれない?」と伝えると、「お前が遅いから悪いんだろ。母さんはちゃちゃっと作ってたのに、お前は文句ばっかだな」と言ってきて……。

普段なら我慢していましたが、その日は疲れていたこともあって限界でした。私は魚の調理をやめ、夫に「おいしい魚が食べたいなら、あとは自分でどうぞ」と伝え、自分と子どもたちにだけレトルトカレーを用意。すると夫は「俺にそんな態度をとるなんて!」と怒りましたが、私は「お義母さんが簡単に作っていたと言うなら、あなたが作ればいいじゃない」と反論。夫は「すぐに作るから見てろ」とキッチンへ向かいました。

おなかがすいていた子どもたちは、カレーをすぐに完食。その後、お風呂に入る時間になっても夫の料理は完成していませんでした。普段料理を完全に私任せにしている夫は、1時間以上悪戦苦闘して魚の唐揚げを仕上げましたが、ウロコは残っており、身も崩れてボロボロ……。夫は魚料理の大変さを隠すように「俺でも作れたぞ」と自慢そうにしていたものの、一口食べてすぐ顔をしかめます。唐揚げは下処理が不十分で臭みが強かったようです。長男にも「変なにおい」と言われ、夫は絶句。結局食べきれず、大量に残していました。シンクに残った生ごみや洗い物を前に、夫は「魚の調理って大変だったんだな」とため息。その言葉には、自分の基準だけで「簡単だ」と決めつけて、私の負担を考えず押し付けていたことへの、彼なりの気づきが滲んでいるように思えました。

それからは、私に魚の調理を押し付けなくなった夫。どうしても食べたいときは先に私に確認し、魚屋で下処理をしてもらってから買ってくるようになりました。

夫は自ら調理し、1時間以上格闘してボロボロの魚を前にしたことで、「家事は義母のように手際よくできて当然」という思い込みが幻想だったと痛感したようです。実際の家事の負担を少しでも理解してもらえた今なら、以前は平行線だった分担の話も、対等に向き合える気がしています。この「魚事件」を機に、本当の意味で助け合えるチームになれるよう、もう一度具体的な役割分担を話し合ってみようと思えた出来事でした。

著者:菅田希美/ライター。発達がのんびりな6歳の長男と大人びた発言をする4歳の長女、マイペースな2歳の次男を育てるママ。仕事と家事育児に追われ発狂しそうになりながらも「まぁいいか」の精神でなんとか毎日を切り抜けている

作画:Pappayappa

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)

ベビーカレンダー編集部

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