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フグ講座から熱海の科学実験、那須の米作りまで。子どもの「生きる力」を育む、リゾナーレの「旅育」を紹介

  • 2026.2.21

星野リゾートが展開するリゾートホテルブランド「リゾナーレ」。2025年12月に開業した「リゾナーレ下関」を含め、現在は国内外に8施設を展開している。ブランドコンセプトは「PLAY HARD」。大人も子どもも夢中になってリゾートを楽しみ尽くしてほしい、という思いが込められている。

リゾナーレは、地域の風景を活かした斬新な空間デザインと、知的好奇心をくすぐるアクティビティを備え、四季折々のイベントや食体験などを通じて、想像を超える記憶に残る滞在を届けることを目指している。各施設では、そのきっかけとなる多彩なコンテンツを用意。今回は2026年度に開催予定の取り組みを紹介していく。

牛の個性と習性を学ぶ「モーモー学校」(リゾナーレトマム)
牛の個性と習性を学ぶ「モーモー学校」(リゾナーレトマム)

「旅育」への思い

リゾナーレが大切にしているのは、旅を通じて子どもの感性・知性・社会性を育む「旅育」という考え方。家族旅行での豊かな体験は、好奇心や探求心、豊かな感性といった、子どもの「生きる力」を大きく育んでくれる。単に楽しむだけでなく、旅先で「なぜ?」をともに考えたり、本物に直接触れたりする。そして、日常では味わえない感動的な出来事に、自らの目で見て、手で触れる。旅行は、そうした「直接的な体験」を得るための最良の手段であると星野リゾートは考えている。

「自然・環境」を活かした体験

■【リゾナーレトマム/リゾナーレ八ヶ岳】星野リゾート式スキーレッスン「雪ッズ」

【写真】安心してスキーデビューできる雪ッズ専用エリア(八ヶ岳)
【写真】安心してスキーデビューできる雪ッズ専用エリア(八ヶ岳)
スキー場での実践レッスン(トマム)
スキー場での実践レッスン(トマム)

子どもが雪と触れ合う楽しさを感じながら、着実にスキーが上達する仕組みを取り入れた星野リゾート独自のスキーレッスン「雪ッズ 」(※1)。これまで培ってきた指導ノウハウに加え、日本体育大学の竹腰誠教授と共同で、スポーツ科学に基づいた「新メソッド」を開発。リゾナーレ八ヶ岳とリゾナーレトマムには雪ッズ専用エリアが完備されており、スキーが初めての子どもも、安全かつ気軽にスキーデビューを楽しめる。

※1:ネコマ マウンテンでも「雪ッズ」は展開中

■【リゾナーレ熱海】花火の構造を学ぶ「花火の学校」

炎色反応実験のイメージ
炎色反応実験のイメージ
手持ち花火(イメージ)
手持ち花火(イメージ)

リゾナーレ熱海が位置する静岡県熱海市は、70年以上の歴史を誇り、年間を通して開催される「熱海海上花火大会」が名物。この地域文化を背景に、リゾナーレ熱海では花火の構造を学ぶ「花火の学校」を開催。プログラムでは、手持ち花火の発色原理である「炎色反応」の実験を行い、色の変化を間近で観察。仕組みを理解したうえで花火の輝きを鑑賞することは、子どもたちの新たな発見や自発的な問いを生み出すきっかけとなる。

■【リゾナーレ那須】お米の一生を学ぶ「お米の学校」/農の営みを学ぶ「ファーマーズレッスン」

田植え、除草体験
田植え、除草体験
収穫体験
収穫体験
ファーマーズレッスン(定植イメージ)
ファーマーズレッスン(定植イメージ)

リゾナーレ那須は、「アグリツーリズモリゾート」をコンセプトに、農体験を通して自然を学ぶ機会を提供している。施設内の田んぼでは、種まきから田植え、稲刈り、そして羽釜で炊いて食べるまで、お米の一生を体験する「お米の学校」を年間通じて開催。また、その日の農作業を担う「ファーマーズレッスン」では、野菜やハーブの種まき、耕うん、収穫などを通じて、作物の循環を肌で感じることができる。これらの体験は、作物が育つ過程や食べ物の大切さを深く知る、貴重な「食育」の機会となる。

「生き物と生態系」を学ぶ体験

■【リゾナーレトマム】牛の個性と習性を学ぶ「モーモー学校」

個体別牛乳の飲み比べ
個体別牛乳の飲み比べ
牛追い体験
牛追い体験

約100ヘクタールの広大な「ファームエリア」で、牛の個性や習性に加え、種類による牛乳の味の違いなどを学べるアクティビティ。ここでは、個体ごとに味の特徴が異なる「トマム牛乳」の飲み比べを体験したり、愛情を込めて牛の世話をしているガイドとともに牛追いを行ったりする。広大な自然に囲まれ、朝のさわやかな風を感じながら、牛や牛乳について深く知ることができる体験だ。

■【リゾナーレ八ヶ岳】馬の生態や特性を学ぶ「馬の学校」

馬についての事前学習
馬についての事前学習
乗馬体験
乗馬体験

八ヶ岳エリアは、多くの乗馬クラブが集まる「馬のまち」として知られている。その環境を活かした「馬の学校」は、馬の特性や道具の知識を予習してから実際のふれあいに進む、学びを深めるプログラムだ。馬場では、学んだ知識を活かして餌やりやブラッシングを行い、最後は乗馬にも挑戦。事前学習があるからこそ、馬とのふれあいが単なる体験で終わらず、命への理解や思いやりの心を育む貴重な一歩となる。

■【リゾナーレ下関】フグの特性を学ぶ「海響館講座」

海響館講座(イメージ)
海響館講座(イメージ)
フグ(画像提供:下関市立しものせき水族館「海響館」)
フグ(画像提供:下関市立しものせき水族館「海響館」)

下関は、古くからフグの集積地として知られる「フグの聖地」。この地にちなみ、フグの展示種類数世界一の水族館「海響館」が監修した、「海響館講座」を毎日開催している。フグが膨らむ仕組みや、毒を持つ部位など、その生態の秘密をクイズ形式で楽しく学べる。不思議に満ちた海の命を深く知ることができる講座だ。

■【リゾナーレ小浜島】海中の生態系を学ぶ「海の学校」

海について学ぶワークシート
海について学ぶワークシート
ビーチでの体験(イメージ)
ビーチでの体験(イメージ)

国内最大の珊瑚礁が広がる海を舞台に、海中の生態系や生き物の生活サイクルを学ぶことで、美しい海を守るために何ができるかを自発的に考えるプログラム。海に関する知識を深めたあと、実際に珊瑚や貝殻に触れ、色鮮やかな珊瑚礁に生息する生き物たちを観察。自分たちの目で見て、その価値を実感したうえで環境を守る方法について深く考える体験は、子どもたちの知的好奇心と環境を慈しむ心を育む。

「文化と表現」に触れる体験

■【リゾナーレ下関】はじめての関門海峡

海峡にまつわる知識を得られる「はじめての関門海峡」
海峡にまつわる知識を得られる「はじめての関門海峡」
関門海峡を通る船舶
関門海峡を通る船舶

日本三大急潮流のひとつである「関門海峡」を目の前に望むリゾナーレ下関では、「海峡」をテーマにしたアクティビティを用意。関門海峡は、海の幅が狭く流れが速いことから、1日に大小約500隻もの船が行き交う航路の難所として有名。本プログラムでは、実際に船に乗って海峡を移動しながら、潮流の速さや船の交通ルールを学べる。景色を楽しみながら、狭い航路を多くの船が安全に進む仕組みを知ることができる体験だ。

■【リゾナーレグアム】グアムの文化を体験する「グプット・カントン・タシ」

ゲーム(イメージ)
ゲーム(イメージ)
ココナッツ削り
ココナッツ削り

リゾナーレグアムでは、グアム独自の文化やチャモロ料理を楽しめる「海辺のパーティー」を開催している。伝統的な料理のテイスティングや、地元のスタッフと一緒に楽しむダンス、ゲーム、クラフト体験などを通じ、チャモロの文化やおもてなしの心、英語に親しむことができる。異なる言語や文化に触れ、現地の人と直接交流する経験は、子どもにとって広い世界を知る貴重な機会となる。

■【リゾナーレ大阪】創造力を刺激する日本最大級のアトリエ

日本最大級(約470平方メートル)のアトリエ
日本最大級(約470平方メートル)のアトリエ
アトリエリスタと子どもだけで取り組む「プロジェクト」活動
アトリエリスタと子どもだけで取り組む「プロジェクト」活動

リゾナーレ大阪のアトリエでは、イタリア発の教育アプローチ「レッジョ・エミリア・アプローチ」を取り入れている。探究のパートナーである「アトリエリスタ」とともに、好奇心のままに夢中になれる環境を用意。大阪湾を一望できるホテルの最上階にあるアトリエには、おもちゃではなく、本物の素材にこだわった「マテリアル」をそろえている。決まった遊び方はなく、自ら見て、触れて、考えて、全身で体感することで、自分の「好き」を見つけ、自分ならではの表現を深めていくことができる。

「リゾナーレ」とは

星野リゾートが国内外に展開するリゾートホテルブランド。コンセプトは、夢中になって楽しみ尽くす「PLAY HARD」。土地の特性を活かした空間デザインや多彩なアクティビティ、地域・季節ならではの体験を通して、訪れる人々に想像を超える滞在と心に残る旅を提供する。現在は、2025年12月開業の「リゾナーレ下関」を含め、国内外で8施設を展開中。さらに2027年には、「リゾナーレ福井」の開業を予定。

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