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「あなたが料理下手だからでしょ」自閉症息子の偏食を笑うママ友。豪華料理を作ってくれるも、『皮肉な結果』に

  • 2026.2.24

これは筆者のママ友から聞いた話です。息子さんの偏食に悩んでいた友人が、あるママ友からの提案を受け入れ、思い切って試してみることにしました。最初は不安な気持ちもありましたが、その後の展開には予想もしないことが起こりました。その経験を通して、友人がどんな気づきを得たのかご紹介します。

画像: 「あなたが料理下手だからでしょ」自閉症息子の偏食を笑うママ友。豪華料理を作ってくれるも、『皮肉な結果』に

偏食の悩み、、、

私の息子は自閉症を抱えており、偏食がひどく、ピザや具なしのラーメン、お菓子しか食べられません。最初はフルーツも食べていたのに、今ではそれも食べられなくなってしまいました。

親として何とか食べてもらおうと、形を変えたり盛り付けを工夫したりと試行錯誤の毎日。しかし、無理に食べさせると、逆に今まで食べていたものまで食べなくなり、お菓子しか食べない時期もありました。

そんな時、ママ友から「それは料理の仕方が問題なんじゃない?」と言われたのです。私は、少し突き放されているように感じて、心が折れそうになりました。

わずかな期待とプレッシャー

そのママ友は悪気がない様子で、「もっと工夫すれば絶対食べるよ」と言い、「努力が足りない、甘やかしすぎだよ」とまで言ってきました。

私は自分なりに必死に頑張ってきた日々を否定されたようで、言いようのない悲しみが込み上げました。でも、「もし彼女の言う通り、私の努力不足で息子が苦労しているのなら……」という不安もあり、彼女の「うちでご飯を食べてみて」という提案を受け入れることにしたのです。

正直、乗り気ではなかったものの、息子のためにと思い、ママ友の家に行くことにしました。

豪華な料理を前にして息子は、、、

ママ友は、豪華な料理を振る舞ってくれました。私は息子に食べさせようとしましたが、息子は皿を見た瞬間、固まってしまいました。一口も食べず、指一本触れることもできません。

ママ友は驚きながら、「こんなに美味しそうだよ?」と言っていましたが、息子は全く食べようとしませんでした。その姿を見たママ友は、「ごめんね、本当に工夫すれば食べると思っていたけど、私の考えが甘かった。あなたの努力の問題じゃなかったんだね」と謝ってきました。

その瞬間、私は心の中で「誰が作っても、どんなに豪華でも、今のこの子には受け入れられないものがあるんだ」と感じました。自分の努力不足ではないことを、皮肉にも彼女の失敗が証明してくれたのです。

息子のペースで

その後、ママ友とはお互いの理解を深めることができました。彼女も「知らないことで傷つけてしまった」と反省してくれ、今では良き理解者です。

偏食についても、無理強いするのではなく、息子のペースに合わせることが大事だと改めて感じました。これからも、焦らず、息子が自分のペースで成長していけるようにサポートしていきたいと思っています。

【体験者:40代・女性パート従業員、回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:北田怜子
経理事務・営業事務・百貨店販売などを経て、現在はWEBライターとして活動中。出産をきっかけに「家事や育児と両立しながら、自宅でできる仕事を」と考え、ライターの道へ。自身の経験を活かしながら幅広く情報収集を行い、リアルで共感を呼ぶ記事執筆を心がけている。子育て・恋愛・美容を中心に、女性の毎日に寄り添う記事を多数執筆。複数のメディアや自身のSNSでも積極的に情報を発信している。

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