1. トップ
  2. 嫌われているロイヤル・メンバー

嫌われているロイヤル・メンバー

  • 2026.2.20
Getty Images

BBCはチャールズ国王とカミラ女王が即位後、好感度がアップしたと伝えている。消費者データの収集・分析に定評のある世界的な企業「YouGov」が行ったアンケートをもとにしたデータによると、データを提供したイギリス国民の58%が王政を支持しているとのこと。その一方で、チャールズ国王が国民に寄り添っているかどうかの調査では、「寄り添っていない」が45%で、「関心もない」と答えた人が19%となった。チャールズ国王&カミラ王妃をはじめ、エピソードを挙げればキリがない“嫌われる”王族たち。今回はここ10年、特にひどい人たちをおさらい。中には“アンチ”側の闇が本当に深い人たちも。 ※2025年11月10日UPDATE

Ian Forsyth / Getty Images

アンドリュー王子(英国)

アンドルー元王子が2026年2月19日、公務上の不正行為の疑いで逮捕されたことが明らかに!

兄・チャールズ国王によって、ヨーク公爵、インヴァネス伯爵、キリレイ男爵の全ての称号、王子の身分、HRH(殿下)の敬称が剥奪されていたアンドルー・マウント=バッテン。国王とウィリアム皇太子の命令により、住まいであったロイヤルロッジからも夜逃げ同然の形で追い出され、滞在先のサンドリンガムにある邸宅のひとつで逮捕されたという。捜査にあたっているテムズバレー警察は、かねてより小児性愛者ジェフリー・エプスタインによる性的人身売買疑惑を捜査していて、今回の逮捕は元王子の身辺調査を始めるための第一歩となる可能性が高そうだ。国王は、警察の調査に協力すると公言している。

公的なロイヤルメンバーではなくなったアンドルー元王子に司法の手が及ぶのは当然のことだが、王政支持者にとってはショッキングなことのはず。

アンドリュー元王子(Andrew Mountbatten-Windsor)

Keystone / Getty Images

若い頃は、フォークランド紛争で活躍した王子として国民人気が高かったアンドリュー王子だが、サラ・ファーガソンとの結婚&離婚あたりから「この王子、大丈夫?」という風向きに。決定打となったのがエプスタインやギレーヌ・マクスウェルとの親密な関係。ギレーヌに仕込まれた元少女バージニア・ジュフリーの「王子と性的関係にあった」という告白に対し、2019年にBBCのインタビューで身の潔白を訴えたが、信憑性がゼロな上に女性蔑視が甚だしいと人気急降下。さらには経済状態も怪しいと疑われ始め……。2021年には訴訟を起こした被害者バージニア・ジュフリーさんに対し、推定1200万ドルの和解金を支払った。

写真:アンドルー王子がまだ人気のあった1981年ごろ。

Max Mumby/Indigo / Getty Images

王子自身はこれで禊は済んだとでも思っていたようで、母親に甘えて契約延長していたロイヤル・ロッジに居座り、中近東の怪しいビジネスマンから謎に包まれた大金を受け取っていることが明らかになっても、中国人スパイと疑われる人物との交友を取りざたされても平気な顔。

さらに例のBBCインタビューで「エプスタインと袂を分かった時期」について大嘘をついていたことがわかるメール、「また一緒に遊ぼう」が再流出。元妻ファーギーことサラ・ファーガソンもエプスタインに大金を借りた感謝メールを送っていたことも発覚(果たしてファーギーがこの借金を返済したのかは謎)。

追い打ちをかけるようにエプスタイン文書が開示され、見るに堪えない写真も次々と出てきている。イギリス国内でアンドルー王子&ファーギーは、もはや嫌われ度MAXな元カップル。

写真:2025年秋、ケント公夫人葬儀に登場したアンドルー王子と元妻セーラ妃。

Max Mumby/Indigo / Getty Images

よくぞここまで次々にスキャンダルが噴出するものと世界中のロイヤル・ウォッチャーが呆れるなか、昨年秋にアンドルー元王子がケント公爵夫人の葬儀に参列した際には、ウィリアム皇太子があからさまに叔父を避ける姿がSNSで拡散された。アンドルー王子の図々しさは特権意識のなせる技に違いない。

王子の称号剥奪、ましてや逮捕となると英国王室史上、前代未聞の出来事になりそうだが、果たして? そしてロイヤルでなくなったら、単にイギリスで“最も嫌われる中年男”に成り果てるだけ?

写真:2025年秋、ケント公夫人葬儀に登場したアンドルー元王子。

Samir Hussein / Getty Images

チャールズ国王&カミラ夫人(イギリス)

不倫でダイアナ妃を裏切って以来、チャールズ国王とカミラ夫人の人気はエリザベス女王やキャサリン妃の後塵を拝してきた。エリザベス2世の他界後に支持率が多少上昇したとはいえ、イギリス国王として各地を訪れる間にすでに2度も国民から卵を投げつけられている。

エルトン・ジョンやハリー・スタイルズ、アデルやエド・シーランといったイギリスを代表する人気ミュージシャンから戴冠式のパフォーマンスを断られ、チャールズ国王があまり好きではないと噂されるアメリカ人ミュージシャン、ライオネル・リッチーとケイティ・ペリーに頼ることになったのは皮肉な話。

チャールズ国王(Charles III)&カミラ夫人(Camilla)

Chris Jackson / Getty Images

相続税の支払いや公的費用と私的費用の曖昧な境界線、皇太子時代に諸外国から大金を受け取っていた事実を含む王室財政の不透明さなど、叩けばホコリが出る身なのは明らか。そしてカミラ夫人も元夫アンドリュ―・パーカー・ボウルズ氏との間に生まれたトムとローラの子供たち、フレディと双子ガス&ルイを戴冠式における側近に指名。さらにはボウルズ氏も最前列で元妻の輝かしい瞬間を見守るという…これはイギリス国民にどう受け止められるのか?

Max Mumby/Indigo / Getty Images

シルビア王妃(スウェーデン)

この1月からSVT Playで配信されたドキュメンタリー番組「Sveriges sista kungar(スウェーデンの最後の王)」で、カール・グスタフ国王は長子を王位継承者とする憲法改正を行ったことを悔いる発言をし、国民を驚愕させた。つまりヴィクトリア王女ではなく、カール・フィリップ王子推しと告白したようなもので、「性差別的!」「男性優位主義者!」といった非難の声が次々に上がり、国王人気は急落。スウェーデン王室で高い人気を誇るのはヴィクトリア王女なのだから、当然の結果だろう。あまりの反響に恐れをなした王室は、「カール・グスタフ国王は深く傷つき、次期国王であるヴィクトリア王女を強く指示する」という声明を出して、国民をなだめる羽目になったのだ。自らの発言が招いた反発に「深く傷ついた」もないだろうと多くの国民が舌打ちしたはずだ。

シルビア王妃(Drottning Silvia)

Patrick van Katwijk / Getty Images

しかし、そんな国王よりも人気がないのが、妻のシルビア王妃。スウェーデン国内の世論調査を行うオピニオン研究所の調査(「どの王族と一緒にコーヒーを飲みたいですか?」)によると、シルビア王妃と答えた人はわずか4%という残念な結果になっている。この調査では、カール・フィリップ王子の妻ソフィア妃はリスト外となっていて、調査に協力した国民はもしかしたら彼女をロイヤルとみなしていないのかもしれない。

Samir Hussein / Getty Images

ヘンリー王子&メーガン妃(イギリス)

データベース提供会社「YouGov」が行った2023年第一四半期の世論調査によると、このカップルはイギリス国内の人気が低下の一途を辿っている。同社の新しいデータによると、メーガン妃を「好き」な人は調査対象全体の23%で、50%は「嫌い」。トータル好感度はマイナス27。夫のヘンリー王子の「好き」は29%で、「嫌い」は51%。トータル好感度はマイナス22となっている。これはロイヤル最悪の嫌われ者であるアンドリュー王子のトータル好感度であるマイナス60に次ぐ嫌われ度。Netflixのドキュメンタリー「ハリー&メーガン」公開直後だった前回の調査より人気が低下した理由として、ヘンリー王子の回想録『Spare(原題)』出版が影響しているのは明らか。

ヘンリー王子(Prince Henry, Duke of Sussex)&メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)

Icon Sportswire / Getty Images

チャールズ王の戴冠式出席を巡っても夫妻の「返事が遅い」から「メーガン妃の欠席は、国王に対するディスだ」などイギリスのメディアやロイヤル・ウォッチャーらに様々な悪口を書き立てられている。夫妻の人気が低下したそもそもの理由は、公務から退いた後にアメリカに移住した夫妻がオプラ・ウィンフリーのインタビュー番組で王族の無意識の人種差別に言及したこと。当時、チャールズ皇太子とメーガン妃の間で交わされた手紙を最近、『テレグラフ』紙が暴露したが、穏やかで大人なやりとりよりも人々が関心を寄せたのは、リーク元は誰かということ。手紙をやりとりした二人のどちらかは確かだが、イギリスのロイヤル・ウォッチャーはまたもや「メーガンがメディアに流した」と証拠もなく決定づけている。こんなに嫌われるとは、お気の毒。

Mark Cuthbert / Getty Images

エドワード王子(イギリス)

この1月の「MailOnline」の読者投票で兄アンドリュー王子と同じく1%の支持率しか得ることができず、イギリス国民をも驚かせたのがエドワード王子。王族の中ではローキーな存在とはいえ、エドワード王子は働き者だ。2022年にはアン王女(214回)、チャールズ皇太子(181回)に次ぐ、143回の公務を果たしている。故フィリップ殿下のお気に入りの息子で、殿下が他界した際には報道陣への応対を引き受けた最初の王族であるエドワード王子は王族の自覚を持ち、スキャンダルも全くない逸材。それなのにこの不人気ぶりはなぜ? 調査が行われた昨年末は、父親の殿下から受け継ぐエディンバラ侯の称号を巡って兄のチャールズ国王と揉めていたと伝えられていた時期。調査に応じた「MailOnline」読者のなかには、王子が分不相応な称号を欲しがっていると勘違いした人もいそうだ。

エドワード王子(Prince Edward, Duke of Edinburgh)

Patrick van Katwijk / Getty Images

ウィレム・アレクサンダー国王(オランダ)

コロナ禍で国王の誕生日イベントなどが中止された後の夏、マキシマ王妃と共にギリシャ旅行に出かけたことがSNSにアップされた写真で発覚したウィレム・アレクサンダー国王。ソーシャル・ディスタンスを無視してレストランのオーナーと仲良く寄り添う写真には、国内外から批判が集まった。しかもその2ヶ月後、オランダ自体がロックダウンしていたにもかかわらず、ギリシャに再び遊びに出かけた一家。国王と王妃は翌日に帰国したものの、カタリナ・アマリア王女とアレクシア王女が現地に残ったことも明らかになり「国民の信頼を裏切ってしまい、申し訳なかった」と謝罪ビデオで声明を発表する羽目に。

ウィレム・アレクサンダー国王(Willem-Alexander Claus George Ferdinand van Oranje-Nassau)

Andreas Rentz / Getty Images

カタリナ・アマリア王女が18歳の誕生日から受け取っている年間手当も高すぎると国民が不満に感じているとの調査結果もあるという。国民の不満が募り、王室不要論も起こるなか、ウィレム・アレクサンダー国王が200万ユーロ(約2億9574万円)もする高級モーターボートを購入したことも明らかになり、コロナ化で困窮する国民に寄り添わない姿勢を問われることに。王政を排除し共和国制を望む活動家はすぐに行動を起こし、ウィレム・アレクサンダー国王の法制度における役割がヨーロッパの人権条約に反しているとして告訴。わずか数日で手続きのためのクラウドファンディングにて35,000ユーロ(約517万円)を調達していて、これは王室人気の低下の証明でもある。

Patrick van Katwijk / Getty Images

マッタ・ルイーセ王女(ノルウェー)

ノルウェー王室からの公式声明で公務から離脱することが発表されたマッタ・ルイーセ王女。アントニオ・バンデラスやグウィネス・パルトロウらと親しいと言われているアメリカ人の自称“6代目シャーマン・デュレク”ことデュレク・ベレットと6月に婚約し、アメリカ移住も間近と言われていた。マッタ・ルイーセ王女はかねてよりスピリチュアルな言動が多く、「天使と触れ合う」ための学校を立ち上げたり、代替医療を実践したりもしていた。2019年には商業的な利益を得るために王女の肩書きを利用したと批判されている。

マッタ・ルイーセ王女(Märtha Louise)

Momodu Mansaray / Getty Images

今回の離脱に伴って王室は、「王女の肩書きは維持するけれど、ソーシャルメディアやメディア作品、その他の商業目的で王女の称号を使用したり、他の王室メンバーに言及することはない」という声明も発表している。しかし最近の世論調査によると、ノルウェー国民の半数以上が、マッタ・ルイーセ王女が称号を自ら放棄することを望んでいることが明らかになっているという。婚約者ともども代替医療に傾倒している王女をパトロンから外している医療関係団体もあるし、一般的にはおめでたいとされる婚約が国民には全く歓迎されていないのは明らか。

Samir Hussein / Getty Images

アブドゥッラー2世(ヨルダン)

2021年4月にアブドゥッラー2世が異母弟のハムザ王子を自宅軟禁する事態が発生。王子の弁護士がBBCに送ったビデオには、亡き父フセイン王の肖像画の前に座った王子が「家から出るな」と申し渡され、警備を解かれた上で外部との通信手段も奪われたと主張。さらに友人が逮捕されたと訴え、ヨルダン国民の生活環境、政府の汚職や隠匿された犯罪などに対する不満を述べ、国の指導者である兄アブドゥッラー2世に怒りをぶつけたのだ。このビデオが公開された直後、ヨルダンでは国王の側近バセム・アワダラ氏が逮捕されたことも明らかに。アワダラ氏がサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子の顧問も務めていたため、ヨルダン国内ではハムザ王子の国王批判には外国の陰謀が絡んでいるのではという憶測を呼ぶことに!?

アブドゥッラー2世(His Majesty King Abdullah Ⅱ Ibn Al Hussein, King of the Hashemite Kingdom of Jordan)

Salah Malkawi / Getty Images

ハムザ王子とアブドゥッラー2世の確執は、フセイン王が存命だった1990年代後半に遡る。当時の王は、アブドゥッラー2世に王位を譲り、末っ子で寵児でもあったハムザ王子を王太弟とすることを決定。異母兄より若く、カリスマ性がありハンサムなハムザ王子は王太弟としても人気があり、国民にも好かれていた。

しかし、2004年にいきなりアブドゥッラー2世は、王太弟を廃し、2009年に15歳の息子フセイン王子を皇太子に指名した。父王との約束を反故にしてまで我が子に王位を譲りたい気持ちはわからなくもないけれど、ハムザ王子贔屓の国民がアブドゥッラー2世に反感を抱いたのは間違いない。自宅軟禁から数日後にアブドゥッラー2世は忠誠を誓ったハムザ王子と和解し、異母弟が王子の称号を放棄することも公表した。扇動罪で逮捕されていたハムザ王子の友人16人も無罪放免となった。この事件は一見、異母兄に対して積年の恨みを抱えたハムザ王子のクーデターという筋書きにも思えるが、陰謀疑惑の真相は今に至るまで解明されていない。和解したように思えた兄弟だが、昨年5月、ハムザは再び軟禁状態に!? アブドゥッラー2世は、「許容できない言動と野心」のためにハムザを宮殿内に拘束し、通信と行動を制限しているとの声明を発表した。国民のなかには、アブドゥッラー2世が人気が高いハムザ王子を陥れるために仕組んだシナリオと疑う人もいて、国王人気は低迷したまま。

2010年頃のハムザ王子(Prince Hamzah bin Hussein)

Steffi Loos / Getty Images

マルグレーテ女王(デンマーク)

エリザベス女王の崩御に伴い、世界でただひとりの女性君主となったマルグレーテ女王は、在位50年を迎えた昨年、次男ヨアキム王子の子供4人の称号を剥奪。王室のスリム化を目的とした決断だったが、その結果、一時的に支持率が80%から69%にまで落ち込むことになった。メディアは当時、マルグレーテ女王を「氷の女王」「クレイジー・デイジー」などと揶揄。しかしデンマークでは世論調査をするたびに国民の80%が女王を敬愛し、王政の存続を希望しているし、孫4人の称号剥奪についても75%の国民が賛成の意を表している。実際、マルグレーテ女王は称号に敬意を抱いていて、2018年に崩御した夫ヘンリック王配とは王の称号を巡り、数十年間にわたって静かなバトルを繰り広げたのは有名な話(自分は妻とは同等ではないと、マルグレーテ女王の隣に埋葬されることを拒否したとか)。

マルグレーテ女王(Margrethe II)

Anadolu Agency / Getty Images

しかし、子どもたちの称号剥奪に納得いかなかったヨアキム王子は、「発表の5日前に、母親ではなく、法務関係の高官から決定事項として告げられた」とメディアを通じて激白。年長の孫ふたりの母親であるフレゼリクスボー伯爵と現在の妻であるマリー王女が共に「ショックを受けている」と主張し、称号を剥奪された孫自身が「虐待されていると感じている」と語っている。これを受けたマルグレーテ女王は、「決定が次男や孫に与える影響を過小評価していた」と謝罪表明を出したけれど、母と次男が腹を割って話し合う場は設けられなかった。王室内に対立関係が生まれたのは間違いなく、それに対して国民が残念に思っているようだ。とはいえ、今回の騒動でフレゼリクスボー伯爵は次男フェリックスが18歳になったら公的給与を辞退すると発表。王室の近代化&スリム化を進めることは、国家予算の潤いにつながり、国民にとってプラスになるはず。デイジーという愛称で親しまれ、強い義務感を持った君主として大いに尊敬されている女王の支持率が再び上昇するのは間違いなさそう。

Max Mumby/Indigo / Getty Images

キャサリン妃

大学時代の親友が編集長を務める『Tatler』誌最新号の表紙とカバー記事に登場し、イギリス王室を救う偉大な存在として大々的に賞賛されるはずだったキャサリン妃。王室側とケンブリッジ公爵側がGOサインを出した記事はしかし、大失敗の一言。「キャサリン妃が王室に囚われていると感じている」、「キャサリン妃は大企業のCEOよりも多忙」、「ハリー王子夫妻が公務を辞したせいでキャサリン妃の子供が被害を受けた(=学校の送迎が困難になった)」などなど。キャサリン妃を褒めているはずなのに、内容が滑稽すぎてディスにしか思えない。ゴシップ・コラムニストたちはポッドキャストでキャサリン妃をバカにする始末!? ケンブリッジ公爵は、同誌で記者をしているメーガン妃の親友の義妹が背後にいると疑っているらしいけれど、記事にはキャサリン妃と仲違いしたチャムリー侯爵夫人ローズ・ハンブリーの手垢がペタペタ。

キャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)

Karwai Tang / Getty Images

ホアン・カルロス元スペイン国王

息子で、現スペイン国王フェリペ6世から「王室手当を剥奪し、財産相続を放棄する」と宣言されたホアン・カルロス元スペイン国王。2年前、ドイツ人の愛人コリーナ・ツー・ザインビトゲンシュタンさんが元国王の悪事を語るテープが流出。彼女によると元国王は複数の銀行口座を使い分けてモナコに所有する不動産を隠したり、サウジアラビアから賄賂を受け取ってスペイン国内の鉄道事業を請け負わせたもよう。悪どい! 2014年に息子に王座を譲った際には勇退や英断と賞賛され(実際はその2年前に愛人とのゾウ狩り旅行を非難されて、退位を決意)、尊敬を得ていた国王だけにマネーロンダリング疑惑で人気はガタ落ち。マネーロンダリングや公金横領で有罪となった娘婿と同じ穴のムジナ?

ホアン・カルロス元スペイン国王(former King Juan Carlos)

Krafft Angerer / Getty Images

エルンスト・アウグスト5世

ドイツ最後の皇帝のひ孫であるプリンスはモナコのカロリーヌ王女との再婚でメディア露出が増えるとともに、凶暴な側面が知られることとなったプリンス。再婚した1999年に自宅前にいたパパラッチを傘で殴りつけ、罰金刑に処せられたのは単なるプレリュード。2004年にはケニアのクラブ・オーナーをメリケンサックのようなもので殴打し、有罪判決を受けている。さらには立ちション癖があるようで、ハノーヴァー万国博覧会中にトルコ館脇で用をたす姿をパパラッチされドイツとトルコに国際問題に発展したことも!? 行儀が悪い上に浮気症で、結婚10年目にカロリーヌ王女とは別居。さらに前妻との間に生まれた長男の結婚に大反対し、譲った家督を巡って大騒動を起こしたのが3年前のこと。プリンスとは思えぬ下品な振る舞いに世界中が眉をひそめている。

エルンスト・アウグスト5世(Ernst August, Prince of Hanover)

Max Mumby/Indigo / Getty Images

ロラン王子(ベルギー)

スポーツカーの運転と高価で贅沢なものには非常に関心があるけれど、公務には熱心ではない王族とベルギー国内のメディアに呆れられることが多いベルギー国王の弟ロラン王子。ラグジュアリーなライフスタイルを維持する資産はどこから?と謎に思う国民も多かったとはいえ、ベルギー海軍の軍用費をめぐる汚職スキャンダルで王子の名前が挙がった際は国中が大ショック! しかも息子の無実を信じる国王がロラン王子が法廷で身の潔白を証明できるようにと法律を変えたために、裁判で証言をしたけれど……。別荘のリフォームに海軍の軍用費を使ったことは承知していたし、それが当然と思っていたと証言したのには国民も父親である王も仰天。違法行為と指摘され、リフォーム費用全額を返済すると約束する羽目に!?

ロラン王子(Prince Laurent of Belgium)

Pascal Le Segretain / Getty Images

カール16世(スウェーデン)

2010年に出版された『The Reluctant Monarch』で即位して以来の贅沢癖や風俗店やストリップクラブ通い、若い女性たちとの浮気を暴露されたスウェーデン国王カール16世。当時、国王はTVのインタビューで本に書かれていた風俗店には「行ったことがない」と内容をやんわり否定し、「家族と話して、前に進むことにした」と事態を収拾。ところが翌年、王が通っていた風俗店の経営者で有名なギャングが「証拠があるし、王室が高額で買い取ろうとした」とメディアに暴露。ギャングは国王が「いい就職先を世話する」などの甘言でパーティーに参加した純朴な若い女性を弄んだとも証言したため、国王の支持率が一気に低下。反省した国王はその後は生活態度を改めて、イメージ回復に努めている。父親を反面教師として公務に励む子供3人の国民人気は高い!

カール16世(Carl XVI Gustaf of Sweden)

Mark Cuthbert / Getty Images

ベアトリス王女(英国)

妹のユージェニー王女とともに「全く国民の役に立っていないロイヤル」という立ち位置で、過去に行われたイギリスのネット投票では父親とカミラに次いで人気のない王族の第3位となったこともあるのが、結婚を控えているベアトリス王女! 実は彼女、父親であるアンドリュー王子に、疑惑を晴らすためにもBBCインタビューを受けるべきだと言い張ったと言われていて、イギリス王室が直面しているアンチの原因を作った張本人。アンドリュー王子とエプスタインの関係が公になった当初は、孫のベアトリス王女たちを「彼女たちは悪いことはしていない」とかばっていたエリザベス女王だけど、母親サラ・ファーガソンと組んでBBCとの交渉を行っていたのがベアトリス王女だと発覚した今、孫愛も薄れる可能性大!

ベアトリス王女(Princess Beatrice)

Tim Graham / Getty Images

母・サラ、妹・ユージニー王女と(2000年)。

Stephane Cardinale - Corbis / Getty Images

ムハンマド・ビン・サルマーン皇太子(サウジアラビア)

父親が国王になった2015年から国防大臣や国王特別顧問といった様々な要職を兼任し、将来の国王というイメージを固めたサルマーン皇太子。前王の側近や後継者を巧みに排除した政治力は国内外で強い印象を残したが、政敵にとってはかなり煙たい存在なのは明らか。2015年秋には健康不安を抱える王を差し置いて自由自在に国政を操っていると批判する怪文書まで流れたほどだ。核所有を辞さないとの発言もしていて、国際的にはかなり危険な人物と思われていたけれど、世界的に皇太子を非難する声が上がったのは2018年に起きたサウジアラビア人ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏失踪事件が理由。トルコ政府はイスタンブールにあるサウジアラビア大使館内で殺害されたと断言し、アメリカのCIAは殺害を指示したのがサルマーン皇太子と結論づけている。実際、皇太子本人も関与を認めていて、殺人許可証を自分に発行したロイヤルって感じ。怖すぎる。

ムハンマド・ビン・サルマーン王太子(Mohammad bin Salman Al Saud)

Pool / Getty Images

2018年のG20サミットでは来日も。

Alain BENAINOUS / Getty Images

ハナサル・ボルキア王(ブルネイ)

王位継承順第6位のマティーン王子のイケメンぶりが日本では人気だけれど、父であるブルネイ王ハサナル・ボルキアの世界的人気は下落気味。スルターン在位期間は52年と、エリザベス女王に継ぐ長さなので権力基盤は盤石。さらに総資産ではタイに続く多さで、王国だけでは世界第2位の富豪だけど、LGBTQに対する無理解が甚だしいという欠点が!? 「LGBTQの人々は石打ち刑に処す」と堂々と宣言し、ジョージ・クルーニーやオプラといったセレブがブルネイ王室の所有する高級ホテルへの宿泊&利用ボイコットを呼びかける結果になっている!? この一件の後、派手な金遣いに関しても国際的な批判が高まっていて、メディアが次々と浪費ぶりを書き立てているけれど、ハサナル・ボルキア王にとっては痛くもかゆくもないようだ。

ハサナル・ボルキア王(Haji Hassanal Bolkiah Mu'izzaddin Waddaulah)

この投稿をInstagramで見る

It’s been a blast, thank you Philippines!

Mateen(@tmski)がシェアした投稿 - 2019年12月月10日午後9時10分PST

息子のマティーン王子。

Salah Malkawi / Getty Images

ディーン・シャイク・ファイサル・アブドゥッラー・ジャッバール・サバーフ王子(クウェート)

クウェート首長を輩出するサバーフ家のディーン・シャイク・ファイサル・アブドゥッラー・ジャッバール・サバーフ王子は、2017年に絞首刑になったロイヤル・メンバー。軍の諜報機関に所属していたファイサル王子は王宮での会議に出席していた甥のシャイク・バゼル・サレム・サバーフ・アル・サレム・アル・サバーフ王子に近づき、「ふたりだけで話したい」と別室に誘導。しばらくして銃声が気こえたために警備員が駆けつけると、すでにバゼル王子が血まみれの状態で倒れていて、その姿を見下ろすようにファイサル王子が立っていた。その場で逮捕されたファイサル王子は軍事法廷にかけられ、殺人罪で有罪となり、翌年に死刑判決を受けていた。殺害理由については報道されておらず、何らかの確執があったと推測するのみ。バゼル王子はイラクのクウェート侵攻時に軍人として戦ったとして国内人気が高く、人気のないファイサル王子が嫉妬したのかも。

ディーン・シャイク・ファイサル・アブドゥッラー・ジャッバール・サバーフ王子( Hamzah Bin al-Hussein await Emir of Kuwait Sheikh Sabah Al-Ahmad Al-Jaber Al-Sabah)

Alyssa Banta / Getty Images

ギャネンドラ元王(ネパール)

王政が廃止されたネパールの最後の王がギャネンドラ王で、2001年にカトマンズの王宮で起きたネパール王族殺害事件の裏で糸を引いていたと長年、疑われ続けている人物だ。父王ビレンドラは利権君主制を推し進めた名君として国民人気も高く、後継者となる兄王子ディエンドラもまた民主化政策を提唱し、国民から非常に親しまれていた一方、権力欲の強いギャネンドラ王子は人気も信望も低迷。結婚を反対されたディエンドラ王子が泥酔した挙句、父親のビレンドラ王と妃をはじめとする家族を射殺し、自殺したとされる事件も全貌が解明されないまま。兄の死後、王位についたギャネンドラ王には事件発生時から「実は弟王子の政治的クーデターでは?」という疑念がつきまとい、ネパール国民が国王にそっぽを向いた為、2006 年に廃位された。

ギャネンドラ元王(Gyanendra Bir Bikram Shah Dev)

元記事で読む
の記事をもっとみる