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乾燥に負けない保湿メソッドを「数字」でチェック!

  • 2026.2.19

気温も湿度も低下する冬は、肌の乾燥がいつも以上に気になります。
そこで、肌、ボディ、髪の保湿のキーポイントを数字でひもときました。

お話を伺ったのは・・・
資生堂
トップビューティスペシャリスト
角谷智恵さん
スキンケア、メイクについてトップレベルの技術と知識をもち、多角的な美容提案を得意とする。YouTube「Kakutani Channel」ではメイクテクニックを披露。

すねに粉が吹いた経験、ありませんか?
あれは、乾燥によって肌の角層がめくれたもの。そうならないうちにボディケアを。
お風呂上がりは、化粧品の成分が行き渡りやすい絶好のタイミング!

洗う順番・ケアの順番にもポイントが!

入浴中・入浴後のケアの順番を工夫することで、効率的に乾燥を防ぐことができます。
汚れや洗浄料は、洗い流したときに上から下へつきやすいので、最初に洗うのは髪。洗顔後のぬれた肌はどんどん乾燥するため、洗顔は一番最後がおすすめです。
一方、入浴後のケアは、最も乾燥しやすい顔から!

湯船の適温は38~39℃、10~15分が美容には◎。

入浴で温まることで血液循環がよくなって新陳代謝が促され、入浴後に使う化粧品の肌なじみが高まります。
「ただ、長く浸かればいいわけではありません。10~15分で顔が汗ばんでくるので、それが十分に温まったサイン。それ以上は、体に負担をかけることもあります。汗ばんだタイミングで体や髪を洗う、お風呂場から出るなどしてクールダウンしましょう」。
入浴前に、白湯など温かい飲み物を飲むと脱水状態も防げ、体温も上がりやすくなります。

入浴後の保湿リミットは、10分!

「入浴後10分までは、皮膚の水分量が入浴前より多いものの、10分を過ぎるとどんどん減っていきます。お風呂場の蒸気で柔らかくなった肌は、とても乾燥しやすい状態に。可能ならば、お風呂上がりすぐに保湿ケアをするようにしましょう」。
また、「衣類から出ていることが多い手、腕、脚はエアコンなどの影響によってうるおいが失われ、特に乾燥しがちなパーツです」。
顔のスキンケアはもちろんですが、ボディミルクやクリームなどでボディのケアも併せて行うことが大切です。

パサつき知らずに! 髪 の保湿

パーマやカラーリングを繰り返した髪は、どうしても乾燥しがち。
パサパサした髪は、清潔感を妨げてしまいます。でも、洗うときや乾かすときにちょっと気をつけるだけで、髪のうるおいは保てます。

髪を乾かす際、ドライヤーは髪から10㎝以上離して当てる。

シャンプー後の水分を含んだ髪は、髪表面にあるキューティクルが傷つきやすい状態。すなわち、ダメージを受けるとすぐに水分は抜けていきます。
まずタオルで水気を取り、ドライヤーの時間をできるだけ短縮。
「ドライヤーは髪から10㎝以上離して、まんべんなく風を当てるようにしましょう。最初に乾かすのは、乾きの遅い根元部分。内側まで指を通して、温風が行き渡るように乾かします。髪が長い場合は、頭を下向きにすると内側や根元が乾かしやすくなります。半乾きになったら、毛先を乾かします」

髪の傷みが気になるときは トリートメントを塗ってから3~5分程度放置。

髪の内部にまでケア成分を浸透させ、傷んだ部分を修復するのがトリートメントの働き。
シャンプー後、髪の水気を拭い、手のひらに適量を取って両手に広げ、傷みやすい毛先を中心に、手ぐしを入れるようにして塗布します。
猫っ毛やボリュームが出にくい髪は、根元につけすぎると髪がペタンと寝てしまうこともあるので、注意しましょう。
「特に傷みが気になる場合は、その上から蒸しタオルやヘアキャップをかぶり、3~5分ほど置きます」。髪への浸透が高まって、髪内部のうるおいもキープできます。

8~9割まで温風で乾かす。

濡れた髪はキューティクルが開いているため摩擦に弱く、内部からは水分が抜けやすい状態。髪が傷みやすいそんな時間を少しでも短くするため、ドライヤーで早めに乾かしましょう。

「ただ乾いた後もドライヤーの温風を当て続けてしまうと、乾燥しすぎてパサつく原因になります。8~9割くらい乾いたところで温風をオフ。仕上げは冷風に切り替えて風を当てると、開いていたキューティクルがキュッと閉じ、髪に水分が保持されやすくなります」。

髪にツヤが出て、まとまりやすくなる嬉しい効果もあり!

illustration: Yumiko Noguchi text: Chieko Takahashi
※資料提供:資生堂

大人のおしゃれ手帖2026年2月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

この記事を書いた人

大人のおしゃれ手帖編集部

大人のおしゃれ手帖編集部

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