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私が考えた企画を自分の手柄にする先輩「この企画いいね」→自分の名前で企画を出したら、先輩の嘘が明るみに出た

  • 2026.2.19
ハウコレ

信頼していた人に裏切られる瞬間は、突然やってきます。しかもそれは派手な出来事ではなく、ふとした会話の中で発覚するものです。これは、ずっと慕っていた先輩の「本当の顔」を知ってしまった、私のお話です。

頼れる先輩

5つ上の先輩は社内で誰からも慕われている人でした。企画書の書き方、プレゼンの構成、クライアントへのメールの言い回し。何を聞いても丁寧に教えてくれて、「あなたはセンスあるよ」「この企画、いいね」と褒めてくれました。

先輩に認められることが嬉しくて、新しい企画を思いつくたびに真っ先に相談していたのです。「これいいね、私から部長に出しておくよ」。そう言われるたびに、「先輩が推してくれるなら通りやすいだろう」と感謝していました。

別部署の同期からの一言

ある日のランチで、別部署の同期がこう言いました。「この前の新商品キャンペーンの企画、先輩さんの発案なんだって? 部長がすごく褒めてたよ」。

あの企画は私が3週間かけて作ったものです。市場調査も、ターゲット分析も、キャッチコピーも全部自分で考えました。同期が見せてくれた会議資料には、企画者の欄に先輩の名前だけが記載されていました。私の名前はどこにもありません。

「ちゃんと伝えてるよ」

その日の午後、先輩に聞きました。できるだけ穏やかに、「あの企画、私の名前が入ってなかったみたいなんですけど」と。先輩は少しも動じませんでした。

「あー、あれね。フォーマットの都合で名前の欄が一つしかなくて。でもちゃんと部長にはあなたの企画だって伝えてるよ」。笑顔でそう言いました。信じたいと思いました。でもそのあと、過去の企画を調べてみたのです。先輩に「出しておくよ」と言われたもの、3件。すべて先輩の名前で提出されていました。部長に確認する勇気はまだありませんでした。

そして…

翌月の企画会議に、私は初めて先輩を通さずに直接企画書を提出しました。部長は資料を見て「これ、すごくいいね。誰が作ったの?」と聞きました。「私です」と答えると、部長は少し不思議そうな顔をしました。「君、こういうの作れたんだ。なんか彼女(先輩)が以前に出してくれた企画と考え方が少し似てるね」。

会議室の空気が変わりました。隣に座っていた先輩の顔は見ませんでした。見る必要がなかったからです。自分の名前で出した企画書は、その場で通りました。会議室を出るとき、先輩が後ろから「ちょっと話せる?」と声をかけてきましたが振り向かずに「今日は忙しいので」と答えました。あの言葉を先輩に言えたのは、入社して初めてのことでした。

(20代女性・企画職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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