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「触りながら行く!」小1息子が手放せなかったものが原因で、フルタイム勤務なのに母も登校必須に!?

  • 2026.2.15

新1年生の登校は、親にとっても試練の連続でした。わが家の息子は不安が強く、毎朝ある“儀式”をしなければ登校できなかったのです。そんな息子が、ほんの少しだけ成長できたエピソードをお話しします。

なかなか登校できない息子

新1年生の息子は、とても泣き虫で心配性。多動などの発達障害もあり、私の不安が尽きることはありませんでした。そして入学後、最初の壁となったのは登校です。息子の通う小学校は児童数が多く、10人ほどの班で一斉に登校します。

ところが、息子は班に入っても不安で泣いてしまうため、みんなと一緒に歩くことができず、私の付き添いが欠かせませんでした。さらに困ったことに、息子は「ママのおなかを触りながらじゃないと行けない」と言い出したのです。

“おなか”と登校する日々、そして…

私はフルタイム勤務で時間に余裕がない中、下腹のたるみを揉まれながら小学校まで同行するようになりました。校門前で号泣する息子を必死になだめ、出迎えてくださった担任の先生にバトンタッチ。そこから駅まで全力疾走する毎日でした。

やがて、そんな息子も登校班に少しずつ慣れ、私が後ろからついていくだけで登校できるようになっていきました。しかし、夏休みに入るとリセットされてしまい、2学期にはまた振り出しに戻ってしまったのです。

それでも、秋、冬と登校を重ねるうちに、少しずつ学校が“怖くない場所”になっていったのでしょう。クリスマスが近づいてきたある日、玄関で息子は私のおなかをさすりながら、「今日はここでおなかとさよならする」と言ったのです。

名残惜しそうにおなかから手を離し、「行ってきます!」とひとりで出かけていく背中に、私は胸がいっぱいになりました。できなかったことが、ある日ふとできるようになる。それが子どもの成長なのだと、改めて教えられた出来事でした。

そして、冬休みを経てもこの一歩が消えてしまわないよう、初詣でしっかりお願いしようと心に決めたのでした。

著者:木下うめ子/30代女性。2018年生まれの双子ママ。自閉症の双子のサポートに日々奮闘中。管理栄養士の資格を持っており、食べることが大好き。

イラスト:キヨ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年1月)

ベビーカレンダー編集部

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