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勉強しなくていいの? 学生時代、なぜか父は「たくさん遊ぶんだよ」とばかり。大人になり感謝しているワケ

  • 2026.2.18

今回は、筆者の知人A子さんのエピソードをご紹介します。
A子さんは子どもの頃、お父さんに「たくさん遊ぶんだよ」と言われていました。勉強について何も言われないことを不思議に思っていたA子さんですが、大人になった今、その言葉を振り返り感謝していることがありました──。

画像: 勉強しなくていいの? 学生時代、なぜか父は「たくさん遊ぶんだよ」とばかり。大人になり感謝しているワケ

父の言葉

私が幼少期の頃、父は「たくさん遊ぶんだよ」と事あるごとに私に言っていました。中学生になり父との会話量も減りましたが、それでもふとした時に「遊んでるか?」と聞いてくるような父でした。

中学生は勉強が難しくなってきた時期でしたし、周りの友達に「勉強しなさいと親から言われた」と嘆く子もいたので、「遊んでてもいいの?」と勉強について父から何も言われないことを不思議に思っていました。

好きなことを仕事に

高校在学中に、私はある映画に出会いました。それをきっかけに映画の世界にのめり込み、洋画を字幕無しで見たいと英語の勉強に力を入れ始めました。そして、大学も語学が充実している大学に行こうと試験勉強を頑張りました。すべては好きなことを好きなだけできる環境に行くためで、目的が明確だった私にとって、試験勉強もさほど苦ではありませんでした。

大学に合格し、映画にも語学にもますますのめり込みました。そこからのご縁で、今では自分の好きなことを仕事にしています。仕事なので当然プロとしての厳しさや大変なこともありますが、それでも時間を忘れて没頭できる瞬間は、子どもの頃の遊んでいるような感覚に近いものがあります。

振り返ると

振り返ると、私は好きなことに夢中になって、遊び続けてきたことが今につながっていると思います。「たくさん遊ぶんだよ」という父の言葉は「たくさん遊んで、自分の心が動くものを見つけなさい。そしてそれを好きなだけできる環境を自らの手でつかみ取りなさい」という意味だと感じています。

今でも判断に迷った時は「たくさん遊べそうか」「ワクワクできそうか」と父の言葉を思い出すので、私の大切な軸になっているのだと思います。「学ぶこと」と「遊ぶこと」の境界線をなくしてくれた父に、今ではとても感謝しています。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。

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