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欧州スーパーリーグ構想の終焉か…レアル・マドリーが「欧州クラブサッカーのため」UEFA・EFCとの合意を発表

  • 2026.2.13

欧州スーパーリーグ構想が、事実上の終わりを迎えた。

スペインの名門レアル・マドリーは11日、欧州サッカー連盟(UEFA)および欧州クラブ協会(EFC)と基本合意に達したことを公式に発表した。これにより、2021年4月に始まった「欧州スーパーリーグ構想」を巡る論争が収束に向かう見通しとなった。

これまで、欧州のビッグクラブによる欧州スーパーリーグ構想を巡り、UEFAやEFCとの対立が続いていた。構想はチャンピオンズリーグに代わる閉鎖型リーグを目指したが、ファンや選手、リーグからの猛反対を受け、発足直後に多くの参加クラブが次々に撤退。レアルとバルセロナのみが残っていたが、バルセロナが先週離脱を表明したことで、レアルが唯一の推進派となっていた。

今回の合意は、数カ月にわたる協議の末に成立したものだ。

共同声明では、「欧州クラブサッカーの利益を考慮し、スポーツの実力主義の原則を尊重する。クラブの長期的な持続可能性と、技術を活用したファン体験の向上に重点を置いた基本合意に達した」と強調されている。この原則が最終的に実行されれば、欧州スーパーリーグに関連するすべての法的紛争が解決される見込みだ。

これまでレアル・マドリーは、UEFAによる構想阻止が不当として損害賠償を求め、巨額の訴訟を準備していた。しかし、今回の和解により、そうした対立は過去のものとなる。

欧州サッカー界では、伝統的な実力主義に基づく競技構造が維持される方向に落ち着いた形だ。ファンにとっては、チャンピオンズリーグの価値が揺らぐ心配が解消されたと言えるだろう。

欧州のクラブサッカーは、この合意を機に、より健全で持続可能な未来へと歩みを進めることになる。

筆者:江島耕太郎(編集部)

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