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派遣の私「確認したいのに」サボって席にいない社員 → スカッとした『席を外せなくなった理由』とは

  • 2026.2.12

「いつも席にいない人」がいるだけで、仕事はこんなにもやりづらくなる。注意も指摘もないまま、周囲だけがフォローに追われる職場で起きた出来事。派手な叱責はなかったけれど、ある出来事が空気を静かに変えました。働く立場が違うからこそ感じた、モヤモヤの行き着いた先です。

席にいないことで有名な正社員

私はパートとして、ある職場で働いていました。同じフロアに、正社員の男性社員が1人いました。その人は、とにかく席にいないことで有名でした。気づくといなくなり、戻ってきてもすぐどこかへ行ってしまう。

トイレ、喫煙、他部署との雑談、私用のような外出など理由はさまざまで、実際に席に座って仕事をしている姿を見る時間のほうが少ない日もありました。

質問したいときに、必ずいない

私は業務上、その正社員に確認しなければならないことがよくありました。判断を仰がないと進められない作業も多かったのです。ところが、質問したいときに限って、いつも席にいない。周囲を見渡しても姿がなく、「またいない……」と何度も思いました。

急ぎの確認事項があっても、その場で判断できず、作業が止まることもありました。結局、他の社員に聞いたり、自分で推測して進めるしかありません。「これで合っているのかな……」そんな不安を抱えたまま仕事をする日が続いていました。

不公平さだけが、静かに積もっていく

忙しい時間帯でも、その社員は姿を見せず、フォローは周囲の社員やパートに回ってきていました。それでも、注意されている様子はなく、特に問題視されていないように見えました。真面目に席を離れられない立場の人ほど、「なんであの人だけ……」という不公平さを感じていたと思います。

そんなある日、その正社員が突然「店内異動」になると発表されました。

配置ひとつで、空気は変わった

異動先は、常に人の目があり、席を離れるとすぐ分かる部署でした。異動後、その社員が頻繁に席を外す姿はほとんど見られなくなりました。以前のように長時間いなくなることは、物理的にできない環境だったのです。

周囲からは、「やっぱりあの部署だと違うね」という声も聞こえてきました。誰かが直接責められたわけではありません。それでも、職場の空気は少しだけ軽くなりました。私自身も、「やっと質問できる相手が増えた」と感じていました。

派手な注意や処分がなくても、配置ひとつで状況は変わる。そう実感した出来事でした。

【体験者:40代・女性派遣社員、回答時期:2025年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:北山 奈緒
企業で経理・総務として勤務。育休をきっかけに、女性のライフステージと社会生活のバランスに興味関心を持ち、ライター活動を開始。スポーツ、育児、ライフスタイルが得意テーマ。

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