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「開けたら閉めなさい!」 息子を叱り続けてきた母 → 開けっぱなしのドアを見て「えらいね」と褒めた理由

  • 2026.2.15

学校からプリントもらってない? 明日までの提出物はない? はたして親の言葉は子どもに届いているのでしょうか? 日々同じことをくり返し言っているような気がします。
今回は筆者の友人B子の話をお届けします。

画像: 「開けたら閉めなさい!」 息子を叱り続けてきた母 → 開けっぱなしのドアを見て「えらいね」と褒めた理由

日々息子に振り回される母

B子には小学生の息子U介くんがいます。B子は息子が小さい時から、
「ドアは開けたら閉める! ゴミはゴミ箱に捨てる!」
とその都度言い続けていましたが、そんなことはおかまいなしのU介くん。
ついつい開けっぱなし、出しっぱなし、置きっぱなしの毎日です。
B子は内心、
「何百回言っても変わらない。私の言葉は、右から左へ通り抜けているだけなんじゃ……」
と不安になることも。
そんなある日、U介くんの診察のために2人で耳鼻科を訪れました。
診察が終わり、会計を済ませ外に出ようとした時のことです。

またしてもドアを

出入り口のドアを開けて、まずB子が外に出ました。
続いてU介くんが出てきますが、ドアを閉めず大きく開いたままその場で立っています。
「こら! 早く閉めなさい!」
B子はすかさず声をかけましたが、その時。
院内から車椅子の男性とそれを押す女性が出てきました。
U介くんはドアが閉まらないように、自らの体で押さえていたのです。
あっ!
B子は思わず口元を押さえました。
車椅子の方々が出たのを見届けてから、U介くんはゆっくりドアを閉めました。

息子の成長を嬉しく思う

「U介ごめんね、えらかったね」
「別に。これくらい」
褒められてちょっと得意そうな顔のU介くん。
息子は人の言うことは聞かない、周りも見えていないと思っていたB子でしたが、この出来事を見て彼の確かな成長を感じ嬉しく思ったのでした。

【体験者:40代・女性パート、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:田辺詩織
元医療事務、コールセンター勤務の経験を持つ在宅ワーカー。文学部出身で、文章の力で人々を励ましたいという思いからライターの道へ。自身の出産を機に、育児ブログを立ち上げ、その経験を生かして執筆活動を開始。義実家や夫、ママ友との関係、乳幼児期から中学受験まで多岐にわたる子育ての悩みに寄り添い、読者が前向きになれるような記事を届けている。

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