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非売品だった【60年前の初代スーパーカブ】を譲り受けた男性。きっかけとなった“店主とのやりとり”に心が温まる…

  • 2026.2.27

街角や新聞配達の風景の中で、誰もが一度は見かけたことがあるHONDAのバイク「スーパーカブ」。

HGS model(@ModelHgs)さんが、「60年前の『初代スーパーカブ』を手に入れた」というポストをX(旧Twitter)に投稿し、注目を集めています。

いったい、どのようなバイクだったのでしょうか?

話題の投稿が、こちら!

投稿者さんが手にしたのは、1966年式の初代スーパーカブC100。丸いヘッドライト、白いレッグシールド(足元のカバー)、赤いシートという、レトロな雰囲気が漂う1台です。

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出典:HGS model(@ModelHgs)さん

特徴的なのは、三角形の「おむすび型」テールランプ。これはC100の最終モデルに採用された貴重なデザインで、スーパーカブの歴史を語る上で欠かせない存在なのだそうです。

亡き店主さんから託された、後世へ繋ぐバトン

投稿者さんに詳しくお話を伺いました。

---こちらのバイクを購入しようとした経緯をお聞かせください。

友人の実家であるホンダ系バイク屋さんの店内に、非売品として長年飾られていたのが、この初代スーパーカブでした。以前から私が初代に憧れていることを伝えていたところ、店主さんが「あなたになら譲るよ」と快諾してくださったんです。

その後、数年して店主さんは亡くなられ、お店も閉鎖されてしまいました。店主さんが大切に守ってきた貴重なバイクですので、私も後世へ大事に保存していきたいと思っています。

---店主さんとの深い信頼関係が伝わってきます。バイクの乗り心地はいかがですか?

乗り心地は現代のカブと比べても遜色なく、普段使いでも使えるほどだと思います。電装は6V(ボルト)仕様なので、球切れした時は部品が手軽に手に入らなくなってきていますが、当時仕様のままで大事にしていきたいと思います。

---特に気に入っているポイントを教えてください。

メッキのスポークホイールやメッキのマフラー、樹脂のレッグシールドなど、今なお受け継がれるスーパーカブのスタイルが完成された“HONDAの最高傑作”ではないでしょうか。

譲ってもらった時に「20数年振りにエンジンを始動する」と言っていましたが、5、6回クランキングしただけでエンジンが作動したことに感動しました。

※クランキング:エンジンをかけるために、セルモーターでエンジンをグルグル回している状態のこと。

---それは感動的な瞬間でしたね!一番「このバイクを手に入れてよかった」と思うのはどんな時ですか?

普段は倉庫にしまっているため乗っていないのですが、時々外に出して手入れしたり試運転したりしています。

誰もいない山道や田んぼ道を走ったりするだけでも楽しく、大事に保管してくださっていた店主を思い出しながらのんびり運転しています。60年経っても全く色褪せないスーパーカブの凄さを実感しています。

---素敵なエピソードありがとうございました!

店主さんから受け継いだ、時代を超える名車

店主さんから受け継いだ初代スーパーカブ。20数年の眠りから目覚め、わずか数回のクランキングでエンジンが始動した奇跡。

誰もいない山道や田んぼ道を走りながら、投稿者さんは大切に保管してくれていた店主さんを思い出すといいます。

60年経っても全く色褪せない。時代を超えて受け継がれる、HONDAの傑作です。

取材協力:HGS model(@ModelHgs)さん

※本記事は投稿者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています


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