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セレブたちがグラミー賞やその他のアワードで「ICE OUT」「BE GOOD」のピンを身につけている理由

  • 2026.2.3
グラミー賞のレッドカーペットで「ICE OUT」のピンを身につけるヘイリー・ビーバー。
US-ENTERTAINMENT-MUSIC-GRAMMYS-AWARD-ARRIVALSグラミー賞のレッドカーペットで「ICE OUT」のピンを身につけるヘイリー・ビーバー。

先月、ミネアポリスで3児の母であるレネー・グッドが、ICE(米移民・関税執行局)の職員に射殺された。彼女は昨年9月以降、ICE職員による発砲で命を落とした9人目の犠牲者となった。トランプ政権下で強化された当局の摘発が移民コミュニティに恐怖と沈黙を広げるなかで、この出来事はあまりにも悲劇的だった。

グッドの死に抗議するため全米各地の人々が街頭に繰り出し、その声は2026年グラミー賞へと広がった。ビリー・アイリッシュ、ジャスティン&ヘイリー・ビーバー、ボン・イヴェール、ジャック・アントノフ、マーゴ・プライス、サマラ・ジョイ、ケラーニといったセレブリティたちが、「ICE OUT」と書かれたピンを着用。そこには当局の過剰な暴力の犠牲者たち──グッドをはじめ、看護師のアレックス・プレッティや、2人の子どもの父であったキース・ポーターら──への追悼の意味が込められていた。最優秀R&Bパフォーマンス賞を受賞したケラーニはスピーチで、「アーティストのコミュニティとして団結し、今起きていることに声を上げましょう」と観客に呼びかけ、最後に「ICEなんてクソくらえだ」と言い放った。

グラミーの授賞式でスピーチするケラーニ。
68th GRAMMY Awards - Premiere Ceremonyグラミーの授賞式でスピーチするケラーニ。

グラミー賞で示された反ICEのメッセージは、その数週間前に開催された2026年ゴールデン・グローブ賞で広がり始めたものだ。ジーン・スマート、マーク・ラファロワンダ・サイクスらが、レッドカーペットで「ICE OUT」や「BE GOOD」と書かれたピンを身につけている姿が撮影されていた。

ゴールデン・グローブ賞のレッドカーペットで「BE GOOD」のピンを身につけるナターシャ・リオン(左)。
US-ENTERTAINMENT-FILM-TELEVISION-AWARD-GLOBES-ARRIVALSゴールデン・グローブ賞のレッドカーペットで「BE GOOD」のピンを身につけるナターシャ・リオン(左)。

ACLU(アメリカ自由人権協会)、MoveOn(ムーブオン)などが関わったこのピンは、プレスリリースにこのように記されている。「この#BeGoodキャンペーンは、レネー・グッドとキース・ポーターに敬意を表するとともに、こうした恐怖の只中にあっても互いに“善くある”とはどういうことなのかを私たちに思い出させることを目的としています。良き市民として、良き隣人として、良き友として、良き味方として、そして一人の人間として」

さらにこう続く。「毎日、あらゆる場所で、ごく普通の人々が“善く”生きています。子どもたちが安全に登校できるよう見守り、職場から突然連行される父親たちを記録し、私たちの安全を守っている団体を支援するための募金に寄付しています」控えめながらも、そのメッセージは強く響いた。

Text: Emma Specter Adaptation: Kie Uchino

From VOGUE.COM

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レディー・ガガドレス/マティエール フェカレス(MATIÈRES FÉCALES)

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