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「送らなければよかった!」出産祝いのA5和牛を堪能した私たち。数日後、感謝を伝えたはずの私に義母が激怒したワケとは

  • 2026.2.1

待望の第一子が誕生し、幸せを噛みしめていたときのことです。 義両親から出産祝いとして、目を見張るような「A5ランクの極厚ステーキ肉」が届きました。
ふだんは手が届かない贅沢な贈り物。夫と二人で「いつ焼こうか」とワクワクしていたのですが、調理を前にして義母から一本の電話が入りました。

「レアこそが正解」という義母のこだわり

「絶対にレアで焼いて食べてね。火を通しすぎたら台無しよ」

しかし、私はもともとお肉の生っぽい食感が少し苦手。ステーキは「ウェルダン(よく焼き)」で、中まできちんと火を通したいタイプでした。

当時は産後で心身ともにデリケートな時期。せっかくの高級肉なら、自分が一番落ち着く食べ方で味わいたいというのが本音でした。ですが、お祝いをいただいた手前、その場で好みまでは言い出せず、否定しないまま電話を切ってしまいました。

夕食の席、夫は義母の指示通りに見事なレアで。私は自分の好みを優先して、中までじっくり火を通しました。 お肉はとても柔らかく、おいしくいただきました。

数日後、義母から「お肉はどうだった? ちゃんとレアで食べた?」と聞かれた際、私は感謝を込めて正直に答えました。「しっかり焼いていただきましたが、とってもおいしかったですよ!」

ところが、この一言が義母の逆鱗に触れてしまったのです。「そんな焼き方をするなら送らなければよかった」「高級和牛の価値を分かっていない」 スマホ越しに激しく責められ、楽しかったはずの食卓の思い出が、一気に悲しいものへと変わってしまいました。

見かねた夫が間に入ると

ショックを受ける私を見かねて、夫が義母に冷静に話をしてくれました。「人それぞれ食べ方の好みがあり、本人が一番おいしいと思う方法で食べることが、贈り主への一番の感謝になるはずだ」と、粘り強く伝えてくれたのです。時間はかかりましたが、最終的には義母も「こちらの好みを押し付けすぎた」と納得してくれました。

今思えば、あの日のお肉がおいしかったかどうかよりも、「どう食べたか」をめぐる気持ちの行き違いのほうが、ずっと心に残っています。それ以来、感謝を伝えることと同じくらい、自分がどう感じているかも、大切にしていいのだと思うようになりました。

「ありがとう」の気持ちはしっかり伝えつつ、自分の体や好みも同じくらい大切にする。そう決めてからは、義実家との付き合いも少しだけ気がラクになりました。これからも、家族みんなが「おいしいね」と安心して笑い合える時間を、何より大切にしていきたいです。

著者:山田彩/30代女性/1児の母。平日は事務パート勤務。休日、家族で外食を楽しむのが私の息抜き

イラスト:はたこ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)

ベビーカレンダー編集部

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