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「開始5分で名作を確信」「レベルが違うわ」開始直後から心を奪う“NHKクオリティ”…ドラマ史に新たに刻まれる『珠玉の一作』

  • 2026.2.13

見始めた瞬間に「これは面白い!」と確信して、一気に物語の中に引き込まれてしまう。そんな、最初から目が離せない魅力を持った作品があります。冒頭から予想もつかない展開が待っていたり、一瞬で心を掴まれるような映像やキャラクターが登場したりするなど、一度見始めると、ついつい時間を忘れて最後まで夢中になってしまいますよね。今回は、そんな“開始早々、視聴者を虜にした作品”5選をセレクトしました。

本記事では第2弾として、2026年放送のドラマ『テミスの不確かな法廷』(NHK総合)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“開始早々、視聴者を虜にした作品”ドラマ『テミスの不確かな法廷』

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映画『タイトル、拒絶』公開記念舞台あいさつ 恒松祐里(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『テミスの不確かな法廷』(NHK総合)
  • 放送期間:2026年1月6日~

あらすじ

直島翔さんの同名小説を原作とした連続テレビドラマ。

任官7年目の裁判官である安堂清春(松山ケンイチ)は、東京から前橋地方裁判所第1支部へと赴任します。一見すると穏やかな裁判官に見える安堂ですが、実は周囲に決して明かせない秘密を抱えていました。彼は幼い頃にASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)の診断を受けており、自らの特性を隠しながら「普通」を装って必死に生きてきたのです。

しかし、新しい職場でのふとした言動は周囲に戸惑いを与え、法廷の内外で混乱を招いてしまいます。そんななか、安堂のもとには市長を襲撃した青年や、親友を意識不明の重体に陥らせた高校生、そして「父は法律に命を奪われた」と訴える娘が関わる難解な事件が舞い込みます。それでも、安堂ならではの強烈なこだわりが、誰もが見落としていた事件の矛盾を鮮やかにあぶり出していきます。果たして安堂は、公正な審判を下し、隠された真実へと辿り着くことができるのでしょうか―。

ドラマ『テミスの不確かな法廷』の見どころ※ネタバレあり

ドラマ『テミスの不確かな法廷』は、発達障害を抱えながら裁判官としての職責に向き合う主人公・安堂清春を中心に、不確かな現実の中で真実を追い求める姿を描いた重厚な法廷ドラマです。「僕は宇宙人、生まれながらにして地球人の普通が分からない」という衝撃的なセリフに象徴されるように、他者とのズレに悩みながらも独自の視点で正義を探る物語は、放送直後から大きな反響を呼んでいます。SNSでは「開始5分で名作を確信」「開始10分でもうおもしろい」といった声が寄せられており、スタートから提示される独特な世界観と、緊迫した法廷での攻防が視聴者を瞬時に惹きつけました。

そんな本作は、直島翔さんの同名小説を原作に、「ギャラクシー賞」2024年12月度月間賞を受賞したドラマ『宙わたる教室』を手掛けた制作チームが再集結して生み出された一作。時に噛み合わない会話がもたらすコミカルさと、法廷で繰り広げられるシリアスな人間模様が絶妙なバランスで共存したストーリーや演出も見どころです。その単なるリーガルドラマの枠に収まらない高い完成度に対し、SNSでは「流石NHKのドラマ」「相変わらずのクオリティの高さ」「レベルが違うわ」「神がかってる」といったNHKドラマならではの作品力に圧倒される声が相次ぎました。

「さすがの演技力」ベテラン勢に負けない存在感と演技力に絶賛の声

2026年、緻密なリーガルサスペンスとして話題を呼んでいるドラマ『テミスの不確かな法廷』。松山ケンイチさんや遠藤憲一さんといった重厚なキャストが火花を散らすなか、物語の鍵を握る判事補・落合知佳を演じる恒松祐里さんの表現力に、熱い視線が注がれています。型破りな先輩たちに翻弄されながらも、次第に内面が揺れ動いていく繊細な感情の機微を丁寧に表現している恒松さん。そんな彼女の緻密な役作りについて、NHKの番組情報などを発信するWebメディア「ステラnet」でのインタビューで、次のようなコメントを残しています。

とにかく笑わない役だったので最初の方は常に堅物でいようと心がけていました出典:『ドラマ10「テミスの不確かな法廷」恒松祐里さんコメント「安堂(松山ケンイチ)や門倉(遠藤憲一)は教科書通りのやり方とは違う角度から仕事に向き合う人たち。そんな彼らと働く中で彼女自身も変化していく」』ステラnet(2026年2月3日配信)

このストイックな演技に対し、SNSでは「無表情の中の表情が素晴らしい」「さすがの演技力」「お堅い役も上手い」といった視聴者からも大きな反響が寄せられています。ベテラン勢のパワーに屈することなく、静かな佇まいで作品のリアリティを支える恒松さんの好演は、本作を単なる法廷劇以上の人間ドラマへと昇華させています。

ドラマ史に新たに刻まれる『テミスの不確かな法廷』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“「普通」の壁を壊し事件の矛盾を暴く異色の法廷劇”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です