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松島輝空、全日本連覇の18歳が示した“継続的な安定感” 男子卓球界に明るい兆し、張本智和とのダブルエース形成が「対世界」の鍵に

  • 2026.1.30
松島輝空(C)WTT
SPREAD : 松島輝空(C)WTT

卓球の日本一を決める「天皇杯・皇后杯 2026年全日本卓球選手権大会」のシングルスが20日から25日にかけて東京体育館で開催され、男子では松島輝空(木下グループ)が優勝を果たした。
昨年の初優勝に続く連覇を達成し、その実力を改めて証明した松島。18歳の台頭は、日本男子卓球の未来にとっても大きな収穫となっている。

■張本智&篠塚を2年連続で撃破

日本の男子卓球界では、張本智和(トヨタ自動車)が長らくエースとして君臨してきた。パリ五輪や世界卓球などの国際舞台では、世界ランキング最上位の張本智に依存する構図が続いており、その重責を一手に担っていた。
そんな中で頭角を現したのが松島。2025年の全日本選手権で17歳にして初優勝を飾ると、10月のアジア選手権(団体戦)準決勝では世界ランキング1位の王楚欽(中国)から金星を挙げた。さらに、11月の「WTTチャンピオンズ・フランクフルト」では初優勝を果たし、世界ランキングは自己最高の8位にまで上昇した。
そして迎えた2026年の全日本選手権シングルスで、松島は継続的な強さを発揮。準決勝では張本智、決勝では篠塚大登(愛工大)と、2年連続でパリ五輪代表の実力者と対峙。張本智戦では厳しい展開の中でも粘り強さを見せ、4-3で勝利。全日本では3年連続の対戦となった篠塚との決勝では、隙のないプレーで4-0の完勝を収めた。1年前に一気に頂点へと駆け上がったその実力に、確かな安定性も加わった。
今後、松島に求められるのは、張本智に続く“ダブルエース”としての存在感。世界ランキングでトップ10を維持しながら、国際大会では中国をはじめとする強豪相手に互角の勝負を展開できるかが、日本男子全体の底上げにもつながってくる。
2026年は世界卓球(団体戦)がロンドンで開催され、WTTシリーズも継続的に行われる予定。“張本智和&松島輝空”という右左のエースが軸となり、戸上隼輔(井村屋グループ)や篠塚らパリ五輪組が支える構造が成熟すれば、2028年ロサンゼルス五輪に向けても明るい兆しが見えてくる。
全日本シングルスで連覇を果たし、確かな成長を示した松島。18歳の台頭が、男子卓球界にどのような変化をもたらすのか。今後の活躍から目が離せない。

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