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ナタリー・ポートマン、アカデミー賞のノミネーションに苦言 女性監督には「あらゆるレベルで壁がある」

  • 2026.1.26
ナタリー・ポートマン(Natalie Portman) Dia Dipasupil / Getty Images

現在開催中のサンダンス映画祭にナタリー・ポートマンが姿を見せた。先週発表されたアカデミー賞のノミネーションを批判した。

ナタリーは「今季見た、最高の映画の多くは女性監督の作品だった。アワードシーズンに評価されなかった女性監督の作品があまりにも多く、あらゆるレベルで壁があるのがわかる」と雑誌『バラエティ』のインタビューで語った。エヴァ・ビクター監督の『ソーリー、ベイビー』、ツォウ・シンチン監督の『左利きの少女』、ニア・ダコスタ監督の『ヘッダ』、モナ・ファストボールド監督の『アン・リー はじまりの物語』などを例に挙げ、「多くの人が楽しみ、作品を愛している。でもそれにふさわしい称賛を受けていない」と話した。

ジェナ・オルテガ(Jenna Ortega)、キャシー・ヤン(Cathey Yan)、ナタリー・ポートマン(Natalie Portman) Variety / Getty Images

今年アカデミー賞の作品賞にノミネートされた女性監督の作品は、クロエ・ジャオの『ハムネット』のみ。監督賞でも候補になった女性はジャオ監督だけだった。国際長編映画賞も1作。カウテール・ベン・ハニア監督のドキュメンタリー映画『ヒンド・ラジャブの声』がエントリーした。

ナタリーは女性監督の行く手を阻む壁が存在するのは、アワードだけではないとも。「資金調達という壁を乗り越えても、映画祭に出品するのはさらに大変。ようやく出品し、素晴らしい作品であっても、結局は注目されない。やるべきことがまだまだたくさんある」と語った。「でも私たちは喜びを持ってお互いに協力しあっている。撮影現場で女性たちとコミュニティを築くのは、とても特別な作業だ」と付け加えた。

ジェナ・オルテガ(Jenna Ortega)、ナタリー・ポートマン(Natalie Portman)、キャシー・ヤン(Cathy Yan)、チャーリー・XCX(Charli XCX) Dia Dipasupil / Getty Images

ちなみにナタリーは新作『The Gallerist(原題)』で女性監督のキャシー・ヤンとタッグを組んだ。今作にはジェナ・オルテガやキャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ、チャーリーXCXらバラエティに富んだ女優陣が多数出演している。男優陣ではスターリング・K・ブラウンやザック・ガリフィアナキスが参加した。ナタリーは作品のプロデュースも務めている。どんな作品になったのか、公開を楽しみに待ちたい。

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