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高橋文哉、東野圭吾との会話の内容を明かす 東野作品が「没入感を生む理由」も分析

  • 2026.1.24
映画『クスノキの番人』で主人公・直井玲斗の声優を務める高橋文哉 (C)東野圭吾/アニメ「クスノキの番人」製作委員会 width=
映画『クスノキの番人』で主人公・直井玲斗の声優を務める高橋文哉 (C)東野圭吾/アニメ「クスノキの番人」製作委員会

数多くの著作が映像化されてきた東野圭吾の作品を初めてアニメーション映画化した『クスノキの番人』が1月30日に公開。本作の主人公・直井玲斗の声優は、俳優の高橋文哉が務めた。そんな髙橋は東野作品の魅力について「読み進めていく感覚がないような小説」とコメント。さらに、東野と交わした会話の内容についても明かした。

【写真】東野圭吾作品を初めてアニメ化した『クスノキの番人』場面写真

本作の原作者・東野は、その名を知らない人はいない日本を代表するミステリー作家。1998年に発表された『秘密』で第29回日本推理作家協会賞を受賞し、一気にその名を知らしめた。SF、恋愛、ヒューマンドラマまで幅広いジャンルを自在に描き分け、そのどれもが心を揺さぶる名作ばかり。原作小説だけでなく、実写映画やドラマ化作品も多く、世代を超えて長年愛され続けている。

代表作は『白夜行』『ガリレオシリーズ』『流星の絆』など。物語の根底にある多くの人が経験し考えるテーマや登場人物の感情や葛藤を通して、誰もが抱える悩みや苦しみ、喜びに共感しやすい要素が散りばめられていることで、観客の心の奥底まで響く“物語への没入感”を生み出すのが東野圭吾作品の大きな魅力だ。

そんな東野原作“初”のアニメーションとして公開される『クスノキの番人』の主人公・直井玲斗の声優を務める高橋もまた、東野作品について「東野先生の小説って、読み進めていく感覚がないような小説だと僕は思っていて。ほんとに自分がページをめくっていくことすら、読み終わった時に忘れてしまうような。物語が流れていくスピードの馴染みやすさがあるんだなと思います」と語る。

アフレコ中には、原作者の東野圭吾と会話をする機会があったといい、「ストーリーというのは、『重力』には逆らえないもの。物が動くときに重力に逆らうには必ず何か理由が必要になる。東野さんは、そういった『見てわかる理由』を積み重ねることを、とても大切にされているとお話ししてくださいました」と会話の内容を明かす。

さらに、「東野さんは、ご自身を作品の中に入れ込んで執筆されているというお話をされていて、それが東野さんの小説がページをめくる自分すら忘れてしまうほどの没入感を持っている理由なのだなと思いました」と自身が感じた東野作品の魅力を語る。

観る者すべてを「物語の重力」で惹(ひ)きつける『クスノキの番人』は、そんな東野作品の真髄を、最高峰の映像美で体感できる珠玉の一作に。

本作は、理不尽な解雇により職を失い、運に身を委ね、将来を思い描くことも、人生の選択を自ら決める意志もなかった青年・直井玲斗が、亡き母の腹違いの姉・柳澤千舟に、月郷神社に佇む<クスノキの番人>になることを命じられることから物語がスタート。

「その木に祈れば、願いが叶う」と言われているクスノキには、クスノキへ定期的に足を運び続ける男・佐治寿明や、その娘で父の行動を不審に思う女子大生・佐治優美、家業の継承に葛藤する青年・大場壮貴まで、様々な想いを持つ人が訪れ、最初は戸惑いながら番人になった玲斗が、色んな想いを抱えてクスノキへ訪れる人々と出会う中で、少しずつ玲斗の人生が彩られていく。

アニメ映画『クスノキの番人』は、1月30日より公開。

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