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「あれ…開かない」ロックされていた私のスマホ。夫を問い詰め喧嘩になるも、真犯人は別にいた【短編小説】

  • 2026.1.25
「あれ…開かない」ロックされていた私のスマホ。夫を問い詰め喧嘩になるも、真犯人は別にいた【短編小説】

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

ロックされていたスマホ

「あれ……? なんで開かないの?」

朝、いつものようにアラームを止めようとスマホを手に取った私は、画面に表示された冷たい文字を見て凍りつきました。

『ロックされています』

心臓がドクンと跳ねました。

私は寝る直前までスマホを操作していましたし、パスコードを打ち間違えるはずがありません。

これは明らかに、私が寝ている間に「誰か」が無理やりロックを解除しようとした証拠です。

夫への疑念と激しい衝突

真っ先に頭に浮かんだのは、隣でいびきをかいて寝ている夫の顔でした。

最近の私は、友人と出かける機会が増えていました。彼は口には出しませんでしたが、どこか面白くなさそうな様子を見せることがあったのです。

「ねえ、ちょっと起きて! 私のスマホ、勝手にいじったでしょ?」

無理やり叩き起こされた夫は、眠そうに目をこすりながら「は? 何のことだよ」と不機嫌そうに答えました。

そのはぐらかすような態度が、私には確信犯に見えてしまったのです。

「隠しても無駄だよ! ロックがかかってるんだから。私のこと疑ってるの? それとも、何か見られて困るものでもあると思って探ったの?」

私は一気にまくしたてました。

夫もだんだんと声を荒らげ、「俺がそんな卑怯なことするわけないだろ! お前の被害妄想だ!」と言い返し、リビングは朝から最悪な空気になりました。

意外すぎる「真犯人」の告白

夫婦喧嘩がヒートアップし、お互いに一歩も引かない状態だったその時です。足元から小さな、震える声が聞こえてきました。

「ママ、ごめんなさい……」

見ると、まだパジャマ姿の子供が、泣きそうな顔で私の服の裾を握っていました。

理由を聞くと、私がまだ寝ている間にどうしても大好きなアニメの動画が見たくなり、枕元にあった私のスマホをこっそり持ち出したのだそうです。

いつも私がロックを解除する指の動きを見ていたので、自分でもできると思い、何度も適当な数字を打ち込んでしまったとのことでした。

「真犯人」は、浮気を疑った夫ではなく、ただ動画が見たかっただけの我が子でした。

私は自分の早とちりと、何より夫を真っ先に疑ってしまった申し訳なさで、一気に血の気が引く思いでした。

夫は呆れ顔で「……わかればいいよ」と溜め息をつきましたが、朝からぶつけられた怒りの余韻は簡単には消えません。

今回の件で、スマホの管理は親の責任であること、そして「疑う前にまず確認する」という信頼の大切さを痛感しました。あれ以来、スマホは子供の手の届かない高い場所へ置くのが、我が家の鉄則になっています。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

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