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健康のため「おかずは3品以上」「酢の物を必ず」わがまま夫に、息子が「平気だよ! だってお父さん」

  • 2026.1.13

育児も家事も当たり前のように人に任せているのに、「口出しだけは一人前」という人はいるもの。それがもし自分の夫だったら……。これは、そんな夫にちょっと疲れていた私の友人、さとみちゃん(仮名)が、思いがけず救われたある日の夕食の話です。

ワンオペ育児の中で増えていく、夫の注文

私は、2人の子どもを育てながら保育士として働いています。仕事と育児の両立は大変で、家ではほぼワンオペ状態。

そんな中、夫は育児にはほとんど関わらないのに、口だけはよく出すタイプでした。服装や勉強、生活習慣まで、やらないくせに指摘ばかり。さらに食事についても、「おかずは3品以上」「健康のために酢の物は毎日」など、細かい注文がありました。

たった1日の「酢の物なし」が引き金に

ある日の夕食、酢の物に使うもずくを買い忘れてしまいました。時間は夕方18時。子ども2人を連れてもずくだけ買いに行く余裕はなく、「1日くらい大丈夫だろう」と、その日は夕食に出さないことにしました。

すると案の定、仕事から帰宅した夫は食卓を見て「酢の物は?」の一言。理由を説明すると、「こういうの困るんだけど。健康のために毎日続けてたのに、もしかして『1日くらい』だなんて思ってない?」と、ネチネチした口調で責め始めました。

私は正直、「買い忘れたのは私が悪かったけど、1日くらいで……」と思いながらも、静かに話を聞いていました。

息子の一言が、場の空気を一変させた

家の中の雰囲気が悪くなっていたそのとき、年長の長男がにこにこしながら、「お父さん、1日くらいもずく食べなくても平気だよ!」と、元気よく口を開きました。さらに、「だってお父さん、毎日おかしも食べるし、カップラーメンも食べるのに元気じゃん!」と、まさかの一言。

続けて、「幼稚園でおかしばっかりだと病気になるって先生に言われたけど、おかしをいっぱい食べるお父さんが健康なのは、お母さんが毎日ごはん作ってくれてるからだね!」と、屈託のない笑顔で言ったのです。その瞬間、私は思わず吹き出してしまいました。

とどめの一言と、救われた気持ち

夫はバツが悪そうに黙り込み、場の空気は一変。すると長男はさらに、「そうだ! 今度お父さん、自分でお買い物してみたら? お買い物したことないでしょ? 僕が一緒についていってあげるよ!」と、悪気ゼロでとどめの一言。

私はまた吹き出してしまいましたが、笑うと夫が不機嫌になるといけないので気を取り直し「さ〜、ごはんにしよ〜」と何事もなく食事を再開。

完璧じゃなくても、全部一人で抱えなくてもいい。そう思わせてくれたのは、息子のまっすぐで純粋な言葉でした。あの日の夕食は、私にとって忘れられない「痛快な救いの時間」になりました。

【体験者:30代・女性保育士、回答時期:2019年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:Mio.T
ファッション専攻の後、アパレル接客の道へ。接客指導やメンターも行っていたアパレル時代の経験を、今度は同じように悩む誰かに届けたいとライターに転身。現在は育児と仕事を両立しながら、長年ファッション業界にいた自身のストーリーや、同年代の同業者、仕事と家庭の両立に頑張るママにインタビューしたエピソードを執筆する。

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