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林部智史が明かす、南こうせつとの“縁”&音楽への向き合い方【独占】

  • 2026.1.9

2016年にリリースされたデビューシングル『あいたい』がロングセールスを続け、累計15万枚を突破。2026年にデビュー10周年というメモリアルイヤーを迎える林部智史(はやしべ さとし)さんが、annaに初登場です。

2026年3月、大阪で開催されるアニバーサリーコンサートは、10年の歩みを音楽で振り返る特別な一夜に。大阪公演への想いや、関西で歌うことの意味、そして最近ハマっている意外なマイブームまで、たっぷりと語っていただきました。

( Index )

  1. 大阪公演は“一夜完結”。10周年コンサートへの向き合い方
  2. 南こうせつさんとのマル秘エピソード
  3. 制作を通して感じた、先輩アーティストそれぞれの美学
  4. 週2で食べる!? 林部智史さんのマイブーム

大阪公演は“一夜完結”。10周年コンサートへの向き合い方

3月に行われるアニバーサリーコンサートは、どのような位置づけの公演になりそうですか?

ツアーというよりも、1日ずつの特別公演という意識なんです。

その“特別公演”という点で、大阪公演ならではの違いはありますか?

そうですね。オーケストラ公演ということもあって、東京・大阪・山形ではそれぞれ楽団が違うんです。人数も違いますし、同じ曲をやるにしてもアレンジを少し変えないといけない部分も出てきます。

ツアーだと、1回のリハーサルで全体を作っていくことが多いんですが、今回は公演ごとにリハーサルを重ねていく形になる。一回一回が本番、という感覚が強いですね。

大阪公演ならではの構想はありますか?

4周年の記念公演でも関西フィルハーモニー管弦楽団さんとご一緒させていただいていて、そのときに歌った楽曲も、今回また披露する予定です。

今回の「林部智史 10th Anniversary Concert in 大阪 with 関西フィルハーモニー管弦楽団」は、10周年の集大成。あのときから積み重ねてきたものを、2回目だからこそ、より深めた形で大阪ならではの歌として届けられたらと思っています。

南こうせつさんとのマル秘エピソード

大阪公演には、南こうせつさんがゲストとして出演されますが、すでに何か打ち合わせはされていますか?

先日こうせつさんとお会いしたんですが、実はまだ何を歌うかは決まっていなくて(笑)。オーケストラ公演なので本当は早めに決めないといけないんですけど、そのときの気持ちで歌いたい曲が変わることも多いんですよね。

9月に発売されたアルバム『縁』の楽曲も披露されますか?

もちろん披露する予定です。ただ、一人で歌うのか、こうせつさんと一緒に歌うのかは、まだ決まっていなくて。こうせつさんが作ってくださった『追伸(※)』という曲があって、そこからの“縁”で今回ご出演いただけることになりました。なので、その曲はきっと歌わせていただくと思います。

※アルバム『縁』に収録

南こうせつさんとの印象的なエピソードはありますか?

今年のはじめに、こうせつさんの素顔に迫る番組があって、そのナビゲーターとして、こうせつさんのご実家を訪ねさせていただいたんです。
今、住職をされているお兄様と対談したり、かぐや姫時代の『神田川』の歌碑を巡ったり、初めてコンサートをした場所を訪れたり。こうせつさんの足跡をたどる旅をしていました。

その時期と並行して、アルバム『縁』の制作も進めていて。

そこで、曲のオファーを?

実は番組の前から、「曲を書いていただけたら」とお話はしていたんですが、すぐにお返事がなくて……。正直、「だめかもしれないな」と思っていました。

でも番組で直接お会いして、一緒に歌わせていただいた流れの中で、改めてお願いしたんです。そうしたら、今回の『追伸』を書いてくださいました。

制作を通して感じた、先輩アーティストそれぞれの美学

南こうせつさんをはじめ、多くのアーティストの方がアルバム『縁』に楽曲を提供されていますが、制作を通して特に印象に残っていることはありますか?

本当に、人それぞれ作り方が違うんだなと思いました。曲を渡して「全部任せるよ」という方もいれば、「一緒にここから詰めていこう」という方もいて。その違いに、それぞれの美学を感じましたね。

こうせつさんは、熱が冷めないうちに一気に作り上げるタイプ。
『追伸』は、作曲がこうせつさん、作詞を松井五郎さんが担当されているんですが、「ここは当時の女の子をもう少し感じさせたい」と、こうせつさんが直接松井さんにお電話されていて。その姿がとても印象的でした。

週2で食べる!? 林部智史さんのマイブーム

関西の印象を教えてください。

僕にとっての大阪は、コンサートとしての関わりがほとんどなんです。実はあまり街を歩くこともなくて(笑)。

でも、人と人との距離が近いなとは感じますね。コンサートでも反応がすごくわかりやすい。盛り上がるところ、じっくり聴くところのメリハリがあって、音楽的にも伝わりやすい場所だなと思います。

最後に最近「あんなぁ」と感じたエピソードを教えていただけますか?

辛いものが大好きで、2025年の「新語・流行語大賞」の候補にもなった「麻辣湯」にハマっています。昨日も食べましたし、今年僕の麻辣湯を食べている量は異常なんです。週2以上は確実に食べていますね。

昼にテイクアウトした麻辣湯のスープに、夜もう一度春雨を足したり、「自分で作れないかな」と思って作り方を調べたりしていて。麻辣醤や花椒、黒酢、刻みショウガまでそろえて、家にはすっかり“麻辣湯を作るセット”ができています。春雨や乾燥キクラゲも用意して、その日の気分で選んでいます。

最近の麻辣湯ブームからですか。

そうですね。でも僕、ブームって正直ちょっと怖いなって思っていて。タピオカも今でも好きなんですけど、今は持って歩いている人、少ないじゃないですか(笑)。
麻辣湯屋さんも、あと5年くらいしたらお店は減って、「まだ麻辣湯、食べてるの?」って言われそうで……。

たしかに、流行りの移り変わりって早いですよね。

それでいうと自分は、流行りに流されすぎず、自分のペースで歌を続けていきたいなと思います。

10周年のアニバーサリーイヤーに開催される「林部智史 10th Anniversary Concert in 大阪 with 関西フィルハーモニー管弦楽団」。「大阪ならではの歌にしたい」と語ってくれた林部智史さんの言葉どおり、この一夜は、これまで積み重ねてきた10年が音楽として立ち上がる特別な時間になりそうです。

ミュージシャンの先輩たちから寄せられた楽曲が並ぶアルバム『縁』を携え、関西フィルハーモニー管弦楽団、そしてゲストの南こうせつさんとともに届けられるステージ。その瞬間、その場所でしか出会えない歌声を、ぜひ会場で受け取ってください。

\from Writer/
質問一つひとつに丁寧に言葉を選びながら、穏やかにお話ししてくださいました。その姿がとても印象的でした。ちなみに、麻辣湯のアレンジ方法として「辛ラーメンのスープに麻辣醤を入れるとおいしいですよ」と教えてくださったのも、この日の小さな裏話です。

林部智史 10th Anniversary Concert in ⼤阪 with 関⻄フィルハーモニー管弦楽団

特別ゲスト:南こうせつ
公演日:2026年3⽉13⽇(⾦)17:00
会場:フェスティバルホール
問合せ先:キョードーインフォメーション(0570-200-888/12:00~17:00 土日祝休業)

写真/ふかみちえ 文/國友敬

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