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毎日シャワーは不要?「風呂キャンセル」界隈のインフルエンサーの投稿が議論の的に。

  • 2026.1.7

クレール・セイエは環境問題について発信しているフランス人インスタグラマーだ。最近、彼女の投稿が注目されたのは、体を清潔に保つのに毎日のシャワー(もしくはお風呂)は必要不可欠かどうかという昔からの論争を蒸し返したからだった。

あなたはどのぐらいの頻度で入浴している? そんなの改めて聞くまでもないでしょ、と思う人もいるかもしれないが、回答は意外にも分散する。大きく分ければ朝晩2回派、朝か晩のどちらか派、毎日は入浴しない派だ。インスタグラムアカウント@c.lairdutempsで投稿しているフランスのコンテンツクリエーター、自称「エコな夢想家」のクレール・セイエは、毎日シャワーしない派だ。10月28日に投稿したリールで、なぜそうなのかの理由を明かしている。それにしても、適切な入浴頻度の問題は昔から繰り返し議論されてきたものの、いまだに結論が出ていない。

シャワーを浴びない理由

リールのキャプションでクレールは寒くなるとシャワーの回数が減りがち、でも体はちゃんと清潔に保っていると書いている。なぜ毎日シャワーを浴びないのかといえば節水のため、そしてお肌のためだ。「洗えば洗うほど肌は乾燥します! 皮膚を洗浄すると(皮脂で構成される)保護膜も同時に取り去ってしまいます。この保護膜こそが水分蒸発を防ぎ、乾燥を防いでくれるのに」

実際、クレアは毎日きちんと顔をクレンジングし、ボディミトンを使って体の要所を丁寧に拭いている。毎日シャンプーしない代わりに髪を日々ブラッシングし、「必要に応じて自分で作ったドライシャンプー剤を使います」と言う。子どもたちにも同じように習慣づけているそうだ。またシャワージェルは使用せず、グリセリンをたっぷり含むコールドプロセス製法のせっけんを使うことにもこだわる。

衛生的な問題は?

投稿リールへのコメントの多くは内容を支持し、環境にも衛生にもいいし、自分も同じ頻度でシャワーを浴びているとしている。「機械的に毎日シャワーを浴びるのではなく、どうすべきかを問い直し、自分なりの基準を持とう」というのがクレアの呼びかけだ。批判的なコメントも若干あり、不衛生だと指摘している。人々の反応は、入浴をどのように認識しているかの差なのだろう。多くの人にとって清潔さは毎日体を洗うことでもたらされる。これに反論することは難しい。

一方で皮膚科医の見解は異なり、体を清潔に保つために毎日のシャワーは必要なく、週に2、3回洗えば衛生状態を保てるそうだ。実際、パリのサン・ルイ病院の皮膚科医、ファビアン・ギバル博士はある記事で、「毎日要所(脇の下や陰部、しわが寄った部分など)を拭いていれば全身を洗うのは2日に1回で十分、毎日シャワーを浴びた時と同じくらい清潔になります」と語っている。

皮膚科医のマリー・エステル・ルーはさらに踏み込んで、シャワーのしすぎは肌に良くないとまで言い切る。「シャワー浴や浴槽浴は皮脂膜をある程度除去してしまいます。皮脂膜は死んだ皮膚細胞、汗、水分、ケラチン、皮脂から構成される薄い保護膜で、皮膚の水分を保ち、細菌や摩擦による外部からの刺激から皮膚を保護する役目を果たしています」

以上を踏まえるとこのシャワー問題はケースバイケースと言うしかない。毎日シャワーを浴びたいのなら、シャワーから出た後に保湿ミルクを塗って肌に油分を補給すればいい。あとはどんな仕事に従事しているのか、働く場所は屋外なのか屋内なのか、汗をかきやすいかどうか、どの季節なのか、等々の要素に左右される。ただし医学的見地から言えることはある。皮膚科医のファビアン・ギバル博士曰く、「肥満の人は、皮膚のひだに汗がたまると二次感染を引き起こす可能性があるため、注意しましょう。超乾燥肌の人は、シャワーの間隔を空けたほうがよいでしょう」

From madameFIGARO.fr

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