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【プロポーズ翌日】プロポーズした側から“交際終了”の申し出が…原因となってしまった『女性の返答』は…?

  • 2026.1.26
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出典:photoAC ※画像はイメージです。

「はい、喜んで」
プロポーズを受けた彼女は、そう答えた。なのに翌日、交際は終了していた。
気持ちがなかったわけではない。たった一言のすれ違いが、すべてを壊した。


結婚相談所で仲人をしているテイカです。
順調に交際が進み、成婚まであと一歩というところまで来たのに、そのプロポーズデートの翌日に破談になってしまったケースがあります。
仲人として、今でも忘れられない出来事です。

 水面下で進めたプロポーズ計画

この交際は、仲人同士の連携も細かく取りながら丁寧に進めていました。
交際のペースは安定していて、会話の温度も良い。

男性側からは「将来のことを具体的に考えている」という意思が伝わっていました。
先方の仲人から「プロポーズ」の打診を受け、私も女性会員と面談で確認しました。

「次のデートでプロポーズの流れになりそうです」と伝えると、彼女の返事は迷いのないものでした。
「是非、お願いします」

ただ、私には少しだけ引っかかりがありました。

彼女はどこか夢見がちで、同時に我の強さも見え隠れしていたからです。そこで念押ししました。

「プロポーズを受けたら、そこから先は現実的に、スピードを持って動き始めます。ちゃんと覚悟はある?」

彼女は笑って「大丈夫です」と答えました。
その返事を受け、先方の仲人にも「本人の意思確認は取れています」と伝え、次のデートでプロポーズの運びとなりました。

翌日、すべてが壊れた

プロポーズデートの翌日。先方の相談所から「交際終了」の連絡が入りました。

慌てて電話をすると、状況をこう聞かされました。プロポーズに対して、彼女はこう返答したというのです。
「このまま1年おつきあいをして、それでもお互い好きだったら結婚しましょう」

男性はその場では大きく揉めなかったそうです。
ただ、一晩明けて急に気持ちが冷めてしまった。

そして交際終了の申し出につながった、と。
先方の仲人も、かなりがっかりしていました。

どんなにお詫びしても、会員の気持ちを説明しても、一度切れてしまった縁をつなぎ直すことはできませんでした。

 たった一言で冷めた理由

女性会員に悪意があったわけではありません。好意もありました。
後から彼女はこう言っていました。
「せっかく、好きになり始めた人だったのに」

では、なぜこの一言で男性の気持ちは冷めてしまったのか。

結婚相談所の交際では、プロポーズは「これから考える」の入り口ではなく、「結婚の約束をする」段階として扱われます。

成婚退会をしても入籍が1年後というカップルは珍しくありませんが、それは「結婚の約束」をしたうえでの準備期間です
約束が先にあり、現実の調整が後に来る。
本人は慎重さのつもりでも、相手にはこう聞こえます。

「あなたとの結婚は、まだ決められない」
「今から1年、私の気持ちが変わらないか見たい」

結婚を決める覚悟を固めてプロポーズした側にとって、この温度差は想像以上に大きい
特に、真面目で誠実な人ほど、「まだ試されている」と感じて気持ちが折れてしまいます。

「思いやり」と「覚悟」のタイミング

彼女と面談したとき、私はこう伝えました。
「あなたが慎重になりたい気持ちはわかる。でも、相手にとって大事なタイミングを軽く扱ってしまった。
結婚相談所は、恋愛の練習をする場所ではなく、結婚という約束に向けて進む場所なんです」

彼女は涙ぐんでいました。
この出会いが壊れた瞬間は、派手な喧嘩ではなく、「相手にとって大事なタイミング」を軽く扱ってしまったときでした。

慎重さと優柔不断は、相手には同じに見えることがあリ、大事なタイミングでの言葉選びが、関係の行方を決める。

覚悟は気持ちの強さだけではなく、タイミングの扱い方に出る。仲人として、そう痛感した出来事でした。


ライター:テイカ
結婚相談所仲人。日々の面談を通して、婚活の現場で起きているリアルな変化を発信している。