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妊活を拒否する夫「お前が妊娠しないから外で作った」孫は義母へのプレゼント?嘘が崩れた日

  • 2026.1.1

結婚して3年。夫婦として次のステップも考えたいと思った私は「そろそろ子どもが欲しい」と思うようになりました。
ところが夫は「まだ早い」「今は自由でいたい」「仕事も大事な時期だろ」と言います。そのたびに私は、自分の気持ちを押し込めました。言い返せば空気が悪くなる。夫に嫌われたくない。そうやって夫の気持ちが変わるのを待っていたのです。
でも、今振り返れば夫は先延ばしではなく拒否していたのだと思います。

夫は毎日帰りも遅く、休日も予定がびっちりでした。友人とのキャンプ、人脈づくりの交流会……。「夫婦で出かけたい」と言っても、「再来週な」と軽く流されるのです。

私は「仕事なら仕方がない」「息抜きも大切だ」と自分を納得させていました。

子作りを拒否

でも子どもの話だけは違います。欲しいと思ったときにすぐできるわけではないし、年齢のリミットもあります。そう伝えると、夫はため息交じりに「じゃあ来年な」と言いました。

先延ばしにする理由を聞くと「俺の気持ちがまだそこまでいかない」「子どもがいない今しかできないことがある」と、曖昧な言葉ばかり。

そんなことが続き、私は堪えきれずに聞きました。「もしかして遠回しに拒否してる? 子ども、欲しくないの?」

すると夫は、「忙しくて疲れてるだけ」「ストレスでそれどころじゃない」と言い訳を重ねたあと、急にキツい言葉を投げてきたのです。

「そういうふうに追い詰められると萎える。ていうか、結婚してからちょっと女捨ててない? 休日も眼鏡でパジャマ姿だし、“女”って感じがしない」

その言葉を聞いたとき、胸の奥に溜まっていた違和感が一気につながりました。避け続けてきた話題、曖昧な返事、そして今の責任転嫁。この人は最初から、私と家庭を築く覚悟がなかったのだ――そう思わずにはいられませんでした。

浮気相手の妊娠

数週間後。夜中の12時を過ぎても帰らない夫からメッセージが来ました。

「もう帰らない」「彼女が妊娠したから別れて」

体の力がスーッと抜けるのがわかります。何も言えずにいる私をよそに、夫は自分を正当化するような言葉を続けます。

「母さんから孫が見たいって言われてたし。そもそもお前が妊娠しないのが悪い! だから外で作ったんだ」私がずっと妊活を望んでいたことを知っているはずなのに、とんでもない主張です。

「ずっと拒否してたのはあなたでしょう」そう返すと、夫は鼻で笑いました。「じゃあ俺に子作りさせたいと思わせなかったお前が悪い」

その瞬間、私の中で何かが切れました。悲しみより先に、冷たい怒りが湧き上がったのを覚えています。

「慰謝料もできるだけ希望に沿うように払うから。離婚してくれ」と夫。義母にはすでに離婚の話をしており、理由は私の不妊だと説明していたようです。義母も、夫の話をそのまま信じていたと言います。

しかし私は「離婚はしない」と即答しました。

妻との妊活を拒否しておきながら浮気相手と子どもを作った挙句、自分の都合で離婚して、新しい家庭へ行く――それを簡単に許すつもりはありませんでした。

夫の嘘を認めない!

私には作戦がありました。まもなく義母の誕生日。夫はこの日だけは必ず義実家を訪れて義母の誕生日を祝います。今年は浮気相手と行くに違いありません。

私のヨミは大正解! 義実家を尋ねると困惑した義母。そして玄関に置かれた見慣れない女性ものの靴、そして夫の履き慣れた靴がありました。

突然訪ねてきた私に、義母は戸惑いながらも「少しだけなら」と家に上げました。私を見た夫は明らかに動揺し、視線を泳がせています。

気まずい沈黙の中「もう離婚が決まってるって聞いてたけど?」と義母が口を開きました。私は、思わず聞き返しました。「離婚の話は一度も合意していませんが?」

今度は、隣に座っていた浮気相手の顔色が変わりました。「え……? もう夫婦関係は終わってるって……奥さんが不妊で、離婚するって聞いていました」

その場にいた全員の話が、少しずつ噛み合わないことがはっきりしました。夫だけがすべてを把握しているのでしょう。気まずそうに目を伏せていたのです。

夫の末路

義実家での出来事をきっかけに、夫の嘘が明らかになりました。結局浮気相手との関係は続かなかったと聞いています。おなかの子については、彼女が自分で向き合っていくと周囲に話していたそうです。

「孫ができる」と信じて浮かれていた義母は、すっかり意気消沈していました。その姿を見て、夫は今度は私に「やり直そう」「妊活しよう」と言ってきました。

けれど、私は受け入れられません。必要なときに向き合わなかった人と、未来の話をする気にはなれなかったからです。

嘘の上に成り立つ関係は、長くは続かない。今はただ、静かにそう思っています。

◇ ◇ ◇

子どもを持つかどうかは、夫婦にとってとても大切なテーマです。だからこそ、「まだ早い」「そのうちに」と曖昧に流すのではなく、お互いの気持ちや考えをきちんと伝え合い、向き合う時間を持ちたいものです。

意見が違っても、遠慮せず話し合える関係であることは、これからの人生を一緒に歩むうえで欠かせません。相手に合わせて我慢するのではなく、対話を重ねていけるかどうか――改めて考えるきっかけになる体験談でした。

【取材時期:2025年11月】
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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