1. トップ
  2. 多方面で活躍するカン・ハンナさんに学ぶ、ポジティブに生きるためのメソッド

多方面で活躍するカン・ハンナさんに学ぶ、ポジティブに生きるためのメソッド

  • 2026.1.1
CEDRIC DIRADOURIAN

チャレンジ精神に満ちあふれ、新しい道を切り開いて躍進するハン・カンナさんにお話を聞きました。ライフスタイルやマインドセットから、幸せをつかむためのヒントを見つけて!

歌人、学者、美容人としてこれからも全力で向き合っていきたい

人気キャスターとして多忙のなか40カ国を旅して見えてきたこと

韓国の大学在学中にその才能を見いだされ、キャスターやタレントとして7本のレギュラー番組をもっていたというカン・ハンナさん。与えられた仕事には全力で取り組み、やりがいも感じていましたが、自分の進むべき方向はこれでいいのか不安に感じることがあったそう。

「頑張りながらも、自分の中に空洞のようなものがある気がして。外の世界を見たら何かわかるかもしれないと思い、世界40カ国を旅して回ったんです。そして、この世には自分にはまだ知らないことやものがあり、国を超えて活動できたら、成熟した自分や空洞の正体を発見できるのではないかと思うようになりました」

40カ国のなかでも日本は特別な場所だったのだそう。

「人々の生き方や距離感、感性などにリスペクトすべきものがあり、外国で過ごすというのはもちろん孤独ではあるのですが、日本はなぜか居心地がよかった。ここでなら、自分を見つめ直せるかも、と直感で決めました」

日本でも全力疾走の日々。そこで見つけた大きなメッセージ

思い立ったらすぐに行動、2011年に来日を果たしました。しかし言葉もわからない状態での来日。大変なことが多かったと思いますが、持ち前の全力で取り組む姿勢で乗り越えたそう。

「最初の2年ほどは無我夢中でしたが、言葉もわかるようになり、番組出演を通して短歌と出合い、数年して現代短歌新人賞をいただいたり、社会学者としては博士号も取得でき、とても充実した生活になっていたと思います。でも、そこでまた立ち止まって考えました。いろいろな面をもつ自分を、ひとつに結びつけるものは何かと」

化粧品ブランドを立ち上げた、その思いとは

自分が求めているものは内面や生き方も含め“美しくあること”なのではないかと感じるようになったハンナさんは、ヴィーガン&オーガニックコスメのブランド「mirari(ミラリ)」をスタート。

「肌にいいというのはもちろんですが、動物実験をしない、動物由来の原料を使用しないもの、環境に配慮したものを選ぶことで、それがその人にとって美しい選択だと思ってもらえたら嬉しいなと。ブランド名は“mirror”、鏡の語源。美しい選択をすることで、毎日のスキンケアで鏡に向かう自分を好きになってもらえたら」と話します。

2026年は海外進出も予定しており、ハンナさんの全力疾走はまだまだ続きそうです。

Keywords of Power Action

CEDRIC DIRADOURIAN

2020年にスタートした「mirari」は100%ヴィーガンコスメブランド。“日常に少しだけヴィーガンを”をテーマに、エコフレンドリーなアクションにつながればという願いが込められています。

CEDRIC DIRADOURIAN

ブランドの第1弾アイテムが右のフェイスマスク。シートの素材にもこだわり、現在も人気ナンバーワンの商品です。スキンケアラインは陰陽五行説に基づいており、こちらは陽のラインナップ。

CEDRIC DIRADOURIAN

肌や心の免疫が落ちる陰の状態で使ってほしいという、世界初の韓方オーガニックスキンケアライン。肌をゆらぎやトラブルから守ります。オーガニックの韓方素材は希少で、開発にも苦労したそう。

Hearst Owned

国際社会文化学者として、大学で教壇に立っているハンナさん。専攻である社会学グローバルコンテンツの研究はもちろん、後進を育てるということにもやりがいを感じているのだそう。

カン・ハンナさん
ROFILE 韓国出身。大学在学中にテレビ番組に出演し、以後キャスターとして活躍。2011年に来日しタレント活動のかたわら短歌に出合い、’20年現代短歌新人賞受賞。また国際社会文化学者として教壇に立ちつつ、コスメブランドを展開するBeauty Thinker CEOとしても活動。多方面で活躍するスーパーウーマン。
Instagram:@kang_hanna_jp


Photos:CEDRIC DIRADOURIAN
Interview&Text:NONOKO HATA
25ans(ヴァンサンカン)1月号掲載(2025年11月28日発売)

元記事で読む
の記事をもっとみる