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写真を撮りたいのは本当に妻のため?美人なママ友の前でだけイクメンモードになる夫【えげつない夫】

  • 2025.12.31

休日だというのに、ソファに寝転んでスマホゲームに明け暮れる信也さん。すると妻のサチさんから、息子のコウキくんを公園に連れて行ってほしいと頼まれます。乗り気じゃないのか、はじめは「頭が痛い」と見え透いた嘘をつく信也さんでしたが、サチさんからの圧を感じ、渋々公園へと出かけました。公園に着くと、コウキくんの友達と美人なママさんたちがお出迎え。すると信也さんは急に表情をキリッとさせ、イクメンを演じて子どもたちと遊び始めました。小一時間が経ち、そろそろ帰る時間。しかし子どもたちはまだ遊びたいと駄々をこねます。見かねた信也さんが「来週も公園来るんでよかったら」と声をかけると子どもたちとママ友さんは大喜び。信也さんはまんざらでもなさそうな表情を浮かべながら帰宅し、サチさんに「来週も俺が公園行くから」と宣言したのでした。

下心が見え見え!美人なママ友によく見られたくてイクメン面する夫

ママ広場

美人なママ友たちによく見られたいのか、家でのぐうたらっぷりからは想像もできないほど、イクメンな立ち回りを見せる信也さん。子どもたちの相手を率先して引き受け、ママ友たちへの気配りも怠らない抜け目のなさ。その流れで、ちゃっかり翌週も公園で遊ぶ約束を取り付けます。妻のマチさんは「やっとパパとしての自覚が芽生えてきた」と嬉しそうな表情を浮かべますが、意味ありげにスマホを操作する信也さんに、どうしても怪しさが拭えません。

1週間後。サチさんが公園へ出かける準備をする2人を見守っていると、信也さんが「なんか母ちゃんが来いって言ってるから家寄ってから公園行くわ」と言い出しました。サチさんは特に気に留める様子なく「うん!わかった」と返します。

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仲良く手をつなぐコウキくんと信也さんを「気を付けてね~」と送り出すサチさん。「なんだか信也もパパらしくなってきたかも!」そんな呑気なことを考えながら、溜まっていた家事の片付けに取りかかったのでした。

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ところ変わって義母の家。信也さんとコウキくんが帰ってきたのが嬉しいのか、義母は満面の笑みで「おかえり!」と2人を出迎えます。そして、ふと思い出したように「あっ、頼まれてたやつ机に置いてあるわよ~」と信也さんに声をかけました。

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机の上に置かれたものを見るなり「サンキュー」とすごい勢いでポケットにしまい込む信也さん。さらに「カメラも借りてくわ」と言うと、足早に家を後にして公園に向かいました。公園には、すでにコウキくんの友達とママ友たちの姿がありました。

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公園に着くなり、思いきり走り回って遊びだす子どもたち。かずくんママはその様子を見て「みんな元気いっぱいだね~」と嬉しそうに微笑みます。たっくんママも「本当だね~」と笑顔でうなずき、和やかな空気が広がりました。

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「ですね、子どもは元気が一番ですから」なぜかママ友たちの前でだけイクメンモードになる信也さん。しかし次の瞬間、ふっと表情を曇らせると「そういえばサチが今、家から出るのが辛いみたいで、コウキがみんなと楽しく遊んでる姿を見せてあげたくて・・・」と語り始めました。

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そして首にかけていたカメラを手に取ると、「みんなで写真撮ってもいいですか?」と爽やかな笑顔で問いかけました。義母からカメラを借りたのは、子どもたちの写真を撮るためだったようです。とはいえ、急にサチさんのために写真を撮りたがるなんて、何か心境の変化でもあったのでしょうか。

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信也さんの妻想いな行動に「もちろんです!コウキくんママも喜ぶんじゃないかな」「コウキくんパパやさしい~」と称賛の声を上げるママ友たち。すると信也さんは、「いえいえ、サチに少しでも安心してほしくて」とデレデレした表情で照れくさそうに頭をかきました。

ママ友の前に立つと、途端に表情をキリッと引き締め、イクメンモードに切り替わる信也さん。ちやほやされたい気持ちが透けて見えて、思わず苦笑してしまいます。それだけならまだいいのですが、義母の家で受け取っていた「あるもの」の存在がどうしても気にかかります。あれを使ってよからぬことを企んでいないといいのですが。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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