このタイプのシミ、水でぬらしたら一発でアウト！油性汚れがついた服にまずやること

衣類にシミがついてしまったら、まずすべきは汚れの種類を見極めること！今回は化粧品や油性ペンなど「油性汚れ」の落とし方を紹介します。

化粧品や油性インクなど油分の多い汚れは、一度でも水にぬらすと汚れが落ちなくなってしまいます。まっ先にするの
は、油分を溶かすことです。

化粧を落とすとき、洗顔料の前にクレンジングするのと同じ原理です。先に油分を乳化しておき、そのあとに石けんで洗います。

クレンジング剤はオイルフリーのものを使います。油性のものだと、生地に新たなシミをつけてしまう可能性があるか
らです。

油性汚れは温度が高いほどよく落ちるので、熱に強い繊維なら高めの温度のお湯で洗いましょう。

生地を水にぬらさず、乾いた状態でクレンジング剤をしみこませる。

クレンジング剤と生地を指でやさしくなじませる。こすらないこと。

熱に強い繊維であれば、40°C以上のお湯ですすぐと汚れが落ちやすい。

固形石けんを使ってやさしくもみ洗いしてからすすぎ、ネットに入れる。その後、いつも通りの洗濯を。

・油性ペン、クレヨン・食用油・ファンデーション・自転車のオイルなど

教えてくれたのは／ナチュラルクリーニング講師本橋ひろえさん