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平野美宇、中国メディアが25歳の「爆発的な活躍」を絶賛 “最高峰”の超級リーグ制覇に貢献で「真の主役として機能」

  • 2025.12.28
平野美宇(C)WTT
SPREAD : 平野美宇(C)WTT

卓球の中国超級リーグは28日、女子決勝が行われ、平野美宇(木下グループ)が所属する深圳大学が山東魯能と対戦。マッチカウント3-1で勝利し、優勝を果たした。
平野は第1マッチのダブルスで蒯曼とペアを組んで勝利し、優勝に貢献。25歳の日本選手の活躍には、中国メディアも賛辞を送っている。

■新たな環境で得た経験と刺激

平野は6月から行われた第1~3ステージに出場し、チームの最終ラウンド進出に貢献。さらに、26日の準決勝・上海龍騰戦では、故障で孫穎莎を欠く中、主力として奮起。蒯曼とのダブルスで第1マッチを制し、さらにマッチカウント2-2で迎えた第5マッチでは劉煒珊にストレート勝ちを収め、決勝進出を決めた。
迎えた山東魯能との決勝では、第1マッチで陳幸同/銭天一組と対戦。蒯曼とのペアで11-6、11-7、11-6のストレート勝ちを収め、試合の流れを引き寄せた。第3マッチのシングルスでは世界4位の陳幸同に敗れたものの、覃予萱が第4マッチで銭天一にストレート勝ちし、マッチカウント3-1で優勝を決めた。
平野は、5月の世界卓球でシングルス2回戦敗退後、WTTシリーズへの出場を制限しつつ中国超級リーグに参戦。女王・孫穎莎や世界3位・蒯曼といった世界トップ選手と共に戦う環境の中で、新たな刺激と経験を得てきた。
中国メディア『捜狐』は28日、深圳大学の優勝を報じる中で平野の活躍にも注目。「ヒラノの活躍は目覚ましかった」と評価し、準決勝で孫穎莎不在のなか2点を取ったパフォーマンスに「爆発的な活躍」と賛辞を送った。
さらに、決勝での蒯曼とのペアリングについても「最も目の肥えた中国のファンでさえ、ヒラノがクアイ・マンを支え、真の主役として機能していたことを認めざるを得なかった」と高く評価。優勝に大きく貢献したその姿勢と実力を称えている。
パリ五輪を経て迎えた2025年は、苦しい時期も経験しながら中国超級リーグに挑み、最後は最高峰の舞台で優勝をつかんだ。平野が中国の地で確かな輝きを放った。

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