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「人生1番の傑作」「間違いなくドラマ史に残る」16年前、話題騒然となった“NHKの本気”…今なお語られる『歴史的名作』

  • 2026.1.21

徹底した時代考証や妥協のない映像美、そして重厚な脚本によって紡がれるNHKドラマ。密度の濃い演出や、実力派俳優たちの競演は、これまでも多くの視聴者を魅了し、深い感動を届けてきました。今回は、そんな“高い完成度を誇るNHKドラマ”5選をセレクトしました。

本記事では第3弾として、2010年放送の大河ドラマ『龍馬伝』(NHK総合)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“高い完成度を誇るNHKドラマ”『龍馬伝』

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ディオール ホリデーポップアップイベント 土屋太鳳(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):大河ドラマ『龍馬伝』(NHK総合)
  • 放送期間:2010年1月3日~11月28日

あらすじ

幕末という激動の時代に彗星のごとく現れ、後に「幕末史の奇跡」と称えられることになった風雲児がいました。土佐の地で名もなき存在として生まれた坂本龍馬(福山雅治)は、敵対していた薩摩藩と長州藩を仲介する薩長同盟の締結に尽力し、明治維新を成し遂げるための巨大な原動力となりました。

そんな坂本の波乱に満ちた33年の生涯を、後に三菱財閥の礎を築き上げ、日本屈指の経済人となった岩崎弥太郎(香川照之)の視点から紐解いていきます。岩崎が見つめた坂本の姿は、自由な夢を抱いて時代を真っ向から駆け抜け、新しい日本の形を追い求めた情熱に溢れていました―。

ドラマ『龍馬伝』の見どころ ※ネタバレあり

NHK大河ドラマ『龍馬伝』は、幕末という激動の時代を駆け抜けた坂本龍馬の生涯を、岩崎弥太郎の視点から斬新に描き出した歴史大作です。これまでの時代劇の常識を覆すような、土埃や汗の匂いまで伝わってくるリアリズム溢れる映像美や、臨場感に満ちたカメラワークは、NHKならではの完成度と言えます。SNSでは「人生1番の傑作」「間違いなくドラマ史に残る」「NHKの本気を感じた」といった惜しみない賛辞が送られており、その圧倒的なクオリティゆえに、なかには「5回以上見ている」「何回観ても飽きない」と熱狂的に支持するリピーターが後を絶たない、時代を超えた名作となっています。

また、本作は史実に基づきながらも、観る者の魂を揺さぶる登場人物たちの濃密な人間ドラマも見どころ。龍馬の純粋な理想と、彼を取り巻く人々の切ない運命が交錯する物語は、最終回に向かって高まる熱量とともに、視聴者の感情を激しく揺さぶり続けました。SNSでは「泣きすぎる」「自分史上一番号泣」といった感想が数多く寄せられているように、懸命に生きる人々の姿が深い共感を呼び、感動の超大作として高く評価されています。

「出てたんだ!」朝ドラヒロインの子役出演に視聴者ビックリ

福山雅治さんが激動の幕末を駆け抜けた坂本龍馬を熱演し、社会現象を巻き起こした2010年のNHK大河ドラマ『龍馬伝』。そんな本作にて、SNS上で「乙女姉さんの子役だったん!?」「出てたんだ!」といった驚きの声が上がった俳優がいました。龍馬の最愛の姉・坂本乙女の少女期を演じた、当時まだ中学生だった土屋太鳳さんです。土屋さんにとって、本作は記念すべきテレビドラマデビュー作。今や国民的俳優となった土屋さんですが、当時は決して順風満帆なスタートではありませんでした。土屋さんは、出版社「双葉社」が運営するインタビューサイト「双葉社 THE CHANGE」にて、当時の想いを次のように振り返っています。

当時はオーディションを受けても、なかなか役をいただけなくて。“1年に一回、受かる”を目標にオーディションに行っていたので、決まった時はプレッシャーというより喜びのほうが強かったです出典:『土屋太鳳、ドラマデビューはNHK大河『龍馬伝』、朝ドラ『まれ』は“心の故郷”でも「振り返ると反省のほうが多い」と語る理由「もっと自分に力があれば、と」』双葉社 THE CHANGE(2025年11月14日配信)

「1年に一回」という高い壁に挑み続け、ようやく掴み取ったドラマ『龍馬伝』という大舞台。土屋さんは成長後の乙女を演じる寺島しのぶさんの演技や表情を熱心に観察し、少しでも同じ雰囲気を出せるように役作りに励んでいたそうです。その結果、決して長いとは言えない出演時間ではあるものの、力強い存在感のある演技は作品にリアリティをもたらしました。そんな土屋さんの初々しさのある演技にも要注目です。

ドラマ『龍馬伝』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“激動の幕末を駆け抜けた坂本龍馬の熱き生涯”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です