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「たった5分で…」「信じられない完成度」放送から13年、今なお “NHKアニメの最高傑作”と語られるクオリティ

  • 2026.1.16

緻密な脚本、美しい作画、そして心に響く音楽などが高い次元で融合した、圧倒的な完成度を誇るアニメ作品。細部までこだわり抜かれたそのクオリティは、単なる娯楽の枠を超えて観る者の心を深く揺さぶり、時代を超えて語り継がれています。今回は、そんな“高い完成度を誇る名作アニメ”5選をセレクトしました。

本記事では第5弾として、2013年放送のアニメ『花は咲く』(NHK総合)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“高い完成度を誇る名作アニメ”『花は咲く』

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※Google Geminiにて作成(イメージ)
  • 作品名(放送局):アニメ『花は咲く』(NHK総合)
  • 放送日:2013年3月

あらすじ

2012年から東日本大震災の復興支援ソングとして親しまれている「花は咲く」。何気ない日常の中に宿る、温かな人とのつながりを丁寧に描き出した作品です―。

アニメ『花は咲く』の見どころ ※ネタバレあり

2013年に放送されたアニメ版『花は咲く』は、東日本大震災の復興支援ソングをモチーフに、被災地の記憶と未来への希望を鮮やかに描き出した短編作品です。震災がもたらした深い悲しみや喪失感に寄り添いつつ、そこから立ち上がろうとする人々の力強さを、叙情的な映像と繊細な演出で見事に表現しています。SNSでは、今なお「NHKアニメの最高傑作」「震災の苦難と復興の光を描いた名作」と評されているように、忘れてはならない歴史の痛みと、再生へと向かう確かな歩みを刻んだ本作は、多くの視聴者の心に深く共鳴する映像美を実現しました。

そんな本作の特筆すべき点は、短い尺という制約を全く感じさせないほどに凝縮された圧倒的な物語性です。セリフを最小限に抑え、移ろう季節のなかに込められたキャラクターたちの感情の機微を丁寧に描いていることで、観る者の想像力を刺激し、深い余韻を残すことに成功しています。約5分という極めて短い放送時間のなかで、震災前後の時間の流れや人々の絆を雄弁に物語る手法は圧巻です。SNSでは「たった5分で…」「信じられない完成度」「たった5分に濃厚なドラマが詰め込まれている」「5分くらいなのに何度観ても感動」といった感動の声が寄せられており、時代を超えて語り継がれるべき濃密なアニメ作品となっています。

奇跡のタッグが贈る復興への祈り…アニメ『花は咲く』に刻まれた魂の系譜

NHKの東日本大震災復興支援ソングとして、今や誰もが知る名曲となった『花は咲く』。そのアニメーション版において、震災後の日常を慈しむような優しい映像を作り上げたのが、漫画家・こうの史代さん(キャラクターデザイン)と片渕須直監督です。さらに、アニメーション制作にはアニメ『呪術廻戦』や『チェンソーマン』などで世界的な評価を受けるアニメーション制作会社・MAPPAが手掛けており、豪華なクリエイター陣が集結していることも話題となりました。

実は、この奇跡的な布陣こそが、後に累計動員150万人、興行収入20億円を突破する歴史的大ヒット映画『この世界の片隅に』を世に送り出す足がかりとなったことは、ファンにとっても驚きの事実となりました。SNSでは「この世界の片隅にの原点とも言える作品」「姉妹作とも言うべき作品」といった声が寄せられるなど、短い放送時間のなかに映画『この世界の片隅に』で観られた制作陣の情熱が凝縮された一作となっています。

アニメ『花は咲く』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“心に温かな灯をともす祈りの物語”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です