【ファミマ】ふんわり食感とバターの香り「ホットケーキまん」今年も発売中！「ファミチキ」を挟んだ、甘じょっぱアレンジに挑戦

ホットケーキまんとは？ ファミチキでさらにおいしくなる！？

コンビニの中華まん売り場には、毎年のように少し変わった商品が登場します。肉まんやあんまんといった定番が並ぶ中で、「これは本当に中華まんなの？」と二度見してしまうような商品に出会うこともあります。その代表がファミリーマートで販売されている「森永製菓監修 バター香るホットケーキまん」185円（税込み）です。ホットケーキという洋風スイーツと中華まんという組み合わせは意外ですよね。しかし実際に食べてみると、単なる話題作りでは終わらない完成度に驚くはず。この記事では、ホットケーキまんの実食レビュー、さらにアレンジ方法も含めて、その魅力を紹介します。

ホットケーキまんは、ファミリーマートが販売しているスイーツ系中華まんです。あの森永製菓が監修しており、森永ホットケーキの味を中華まんで楽しめます。2021年からコラボがスタートし、今回で4度目。生地には卵や牛乳が使われており、蒸すことでふんわりとしたホットケーキらしい食感と甘い香りが特徴です。中にはバター風味のフィリングソースとケーキシロップを使用した甘いフィリングが入っており、ホットケーキにバターとシロップをかけたような味わいを再現しています。

見た目はほんのり黄色みのある丸いフォルムで、どこか懐かしさを感じさせます。このビジュアルを見て、かつて販売されていた「プリンまん」を思い出す人もいるかもしれません。デザート系中華まんという立ち位置も含め、懐かしい存在です。

まずは何も手を加えず、そのまま食べてみました。手に取った瞬間から、一般的な中華まんとは違う、ほんのり甘い香りが漂ってきます。ひと口かじると、生地は想像以上にふわふわで、蒸しパンというよりもしっかり「ホットケーキ」を思わせる食感です。中のフィリングはとろっとしていますが、甘さは控えめで、バターの風味も主張しすぎません。「甘い中華まんはくどそう」という先入観がありましたが、実際には軽く、後味もすっきりしています。デザートとしてガッツリ食べるというよりは、間食やコーヒーのお供にちょうどいい印象です。温かいうちに食べることで、香りと食感がより引き立つと感じました。

続いて試したのが、話題になっているファミチキを挟むアレンジです。正直なところ、最初は「さすがに合わないのでは」と半信半疑でした。しかし、半分に割ったホットケーキまんにファミチキを挟んで食べてみると、その印象は一変します。甘い生地に、衣のザクッとした食感とジューシーなチキンの塩気が加わり、一気に食事寄りの味わいになります。甘さと塩気のバランスがよく、思った以上に完成度が高い組み合わせです。ボリューム感も増すため、小腹満たしどころか、軽めのランチ代わりにもなりそうだと感じました。

朝マックの「マックグリドル」が好きな人であれば、まず間違いなく刺さる味です。ホットケーキまんは、そのままでも楽しめますが、ファミチキを挟むことで別の商品のような満足感を得られる点が、この商品の面白さだと感じました。

【まとめ】ホットケーキまんは、見た目や名前からネタ商品に思われがちですが、実際には味や食感がしっかりと作り込まれたスイーツ系中華まんです。甘い中華まんに抵抗がある方も、一度試してみると印象が変わるかもしれません。冬の中華まん売り場で、少し変わった一品を探している人におすすめです。

（natsu）